見出し画像

震災を忘れない・福島スタディツアー③相馬の海の日の出、相馬市伝承鎮魂祈念館、防潮林、お土産

震災を忘れない福島スタディツアー、宿泊は、相馬市の「なぎさの奏 夕鶴」さん。

海の幸たっぷりで、とってもおいしかった夕食。スタディツアーなので、お食事をひとしきりいただいたあとは、一人ずつ順に一日目の感想を話しました。

到着時はもう真っ暗だったので、立地やまわりの景色がわからなかったのですが、お風呂や屋上からの海の眺めが素晴らしく、日の出が見れるということなので、それを楽しみにお風呂のあとはすぐに寝て、早起きしました。

宿に着く前に道の駅で買ったコーヒー牛乳。

私と息子も暗いうちに起きて、屋上でわくわく。


上手な写真が撮れませんでしたが、朝日ってこんなに赤いのか!と感動。階下のお風呂からは、大歓声が上がっていました(笑)


穏やかな海の景色を堪能したあと、おいしく朝食をいただき、出発までの時間に、ロビーで、震災当時の記録映像を見せていただきました。

こちらのお宿は、少し高台に建っていたため津波の被害には逢われませんでしたが、まさに朝に屋上で肉眼で見たところが津波にさらわれていく様子を録画映像で見て、より現実味を感じることができました。


宿をあとにし、すぐそばの松川浦大橋のたもとに。Vのようになっている上の線のあたりまで水が来たとのことで、ものすごい水量だったのがわかりました。

相馬市伝承鎮魂祈念館へと向かいます。この付近で亡くなられた方々の追悼碑。

祈念館が開くまでの少しのあいだ、海岸までおりてみました。


祈念館が開館したので、入館しました。

映像を見て、模型を見ながら、地元の方のお話を聞きました。

いまだ持ち主がわからない写真が並べられていました。そうした写真があるという報道は目にしていましたが、まだ持ち主が現れないのですね…

予想よりも、誰のどのような場面での写真なのかがわかるものが多いのです。それなのに、引き取られていないということに胸が痛くなりました。



バスで海岸線を移動します。

防潮林にするため、松が育てられていました。ものすごい本数でした。

バスで西へ走り、あづま果樹園へ。園の方に震災当時のお話を伺いました。
除染によって果樹が傷んでしまうというお話がありました。そうしたことには思いが至っていませんでした。生きているものを世話するお仕事の大変さや尊さにあらためて頭が下がる思いでした。

ひとり2個収穫し、さらにお店でお買い得セットを買って帰りました。後日、家族でいただきました。とってもおいしかったです!!

そのあとは、ひたすらバスで移動しながら、道の駅や物産館での買い物という日程でした。( ´∀` )

福島の産品を買って応援するという目的もあるツアーなので、これでもかというくらい買いました。

銘菓「ままどおる」は、翌日の同志社の少人数クラスに持っていって、みんなに食べてもらいました

なかには、福島産ではないものも買っていましたが(笑)大事に家族でちょっとずつ食べていきました。

いずれもおいしくて、本当に食の宝庫だなあと思いました。行く先々でいただくお食事もたいへんおいしかったです。

これほどの海の物、山の物に恵まれた土地を汚すような事故は起こってはいけなかったとあらためて思いました。

食べるもの以外では、相馬の名物のクリアファイルや、ガチャガチャで買ったソフビの赤べこ、福島の名産の桃を抱えたご当地ハムスター(福島桃太郎と命名しました)、赤べこの絵はがきなど。

見学先で買った本や缶バッジ類は①②に写真アップしてあります。

行かなくてはと思いながら、なかなか行けなかった東日本大震災の被災地に、ごくごく一部ではありますが、ようやく行くことができました。

ご縁のない、報道でしか知らない地域でしたが、ふくしま生協の皆様にご案内いただいたことで、単独で行くよりもずっと理解が深まり、親しみがわきました。

やはり現地に行ってこそ感じ取れることや、感覚の変化というものがあると思います。

被災地に関心を持つたくさんの同行者の方々と一緒に回ったことも刺激的でした。

今回のルートは、専用バスツアーでなければ回れなかったと思います。緻密に準備していただき、まったく無駄なくロスなく、効率的にたくさんの見学をさせていただきました。


今後、また別の被災地にも足を運べればと思います。

いいなと思ったら応援しよう!