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2割のアリだって必死に生きている

アリには2種類いるらしい。このうち働かないと言われている2割のアリは、わたしのようだなと思った。

果たして働いてないのだろうか。全体を見渡して自分の役目を果たそうとしているようにわたしは思う。群がっているところに行きたがらないのは、今群がるのは効率がわるく、別の仕事をしようと判断しているように思える。たとえば、足元を固めたり。まだ手付かずの仕事に取り掛かっていたり。一見、なんにもやっていないようにみえたとしても、8割のアリが休んでいる時に働けるように体力を蓄えたり、脳を休めたりしているのだろう。

しかし2割のアリの仕事は8割のアリからはみえにくい。休んでいるように映るからだ。そして8割のアリはこういうだろう。もっと頑張って働けと。

多分、目の前の仕事に集中して楽しんでいるアリは言わない。嫌だなと思いながらも我慢して働いているアリがじぶんよりも働いてないようにみえるアリを羨ましがっているのだろう。

8割のアリのなかには全体像が見えていて2割のアリがいないとこの組織は成り立たないことがわかっているアリもいる。そんな存在が2割のアリの心の支えである。

2割のアリが働いてないとみられる理由のひとつに休んでいる時間が長いことがあげられるだろう。それは労力がかかっているからではないのか。10の仕事を8匹でするより2匹でしたほうが疲れる。

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すこし違うかもしれないがひととくらべてなぜだか疲れやすく、疑問に思ってたことがある。回復するのに時間がかかるのであれば、休みを減らして疲労を無視して働くのではなく、受け入れて短時間でばっと集中してゴールに近づけたほうがダラダラなににもならないことを神経を減らしてやっているよりわたしにあっている。
そのとき、一部のアリからの圧力に屈してはいけない。じぶんの役割を信じて立ち位置を見極めて淡々とかつ熱中してやるのみ。ときには周りをみて。
最大限頑張っていると感じているときの誰かのもっと頑張れの圧に、じぶんを信じられなくて頑張り過ぎてしまうと、いつもの休憩では回復しなくなってくる。じぶんの感覚より誰かのおおきい声に惑わされるのはもう卒業したい。

みてくれているアリがいると心強い。
揚げ足をひっぱるアリはかまってほしいだけ。表面上のたった一部を捉えているだけ。恐れなくていい。声や感情を受けとらなくていい。受け止めなくていい。

どうせみるなら楽しんでいるアリをみよう。ほんとうにみてくれているアリをたいせつにしよう。

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花開く前の蕾をじっくり育てて。タイミングはそれぞれ違うのだから、じぶんのペースで。おおきな声にまどわされず、まだ聞こえてない声に耳を澄ませて。