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彼氏は3人つくりましょう ‐前編‐

掲題は、僕自身が女性から婚活相談とか受けるときに、
必ず言うことだ。
で、大抵これを言うと、
『はぁ?』ってリアクションされたり、
あり得ない、面倒くさい、って言われるものである。

とは言え、掲題の意味をそれなり説明すると皆それなりに納得してくれる。
実践に活かしてくれるわけでは無いが、
結婚後2~3年の女性から、『言うこと聞いておけばよかった。』
なんて言われる。
毎回飲み屋でするのもなんだから、
今後はこのNoteのurlを教える方が楽で良いのかもしれないと思い、
夏休み明けで中々仕事モードにならないから、書いてみようかと。

まぁ、暇な人は読んでほしい。
そして感想を聞かせてもらえると嬉しかったりする。

実は自分のことが一番わからない

例えば彼氏のいない女性と会話している際に、
『付き合う男の条件は?』
と聞くと、それなりに回答が返ってくるものだ。
『私はイケメンであればすべて許せる』
『私のことを一番に考えてくれる人』
『気遣いが出来る人』
『優しくて、会話が面白い人』
『金払い良ければAll OK』
『やっぱ相性だよねー』

まぁ、こんなもんだろうか。

これが次の質問と組みわせると非常に面白い。
『過去の恋愛で自分の好みの人付き合ってきたの?』
と聞くと、体感8割、
『いやー、付き合う人は理想とは程遠く、、、』
『結局なんか居心地よくて』

つまり、事前に想定した条件をクリアしていない男性と付き合うことが多いわけだ。
これが悪いと言っているわけではない。
寧ろ正常な気がする。
世の中大体そんなもんだろう。

上記には三つの可能性があって、
①理想を求めているけど、結果妥協して付き合っている。
②自分の好みを棚卸出来ていない。
③意外に何でも良かったりする。
と僕は考えている。
そして、②、③の可能性が高いんじゃないかな、とも。
そう、確固たる意志を持っているつもりでも、
人は自分のことをよくわかっていない。

『好きな色は?』、『好きな映画ジャンルは?』『好きな音楽は?』
僕は音楽が好きなので、音楽はそれなりに答えられる。
でも色は、
『革ものは明るい茶色や青を選ぶ傾向にあるし、でも緑も好きだし。。
あ、ピンクも好きだな。』
みたいな感じになる。
要は拘りもって接してきたジャンルには明確に回答出来ても、
そこまで気にしていなかったものには言われて気づく、考えて初めて気づくことってあるだろう。

好きな異性のタイプとはまさにこれなのではないか。

分析とは

僕自身マーケティング会社で長いこと従事して、
色々な研修、勉強してきた中で腹落ちしたものの一つが下記である。

分析とは比較である。

絶対評価とかじゃない、主観じゃない、
つまりは比較しないと、分析出来ないものなのだ、ということ。

彼氏が一人しかいないと、当然比較は難しいわけです。
こういうことを言うと浮気すれば良いじゃないか!と不埒なことを言う人がいますが、
浮気相手と彼氏は違いますよね??
つまり正しい比較は出来ません。
Apple to Appleじゃありません。

付き合う前の男は優しくありませんか??
あなたに好き好き言ってませんか??
電車のドアが閉まって走り出すまで手を振ってくれていませんか??
前戯が不必要なまでに長くありませんか??

そうなのです。
浮気相手と彼氏を比較して、
あー、浮気相手の方が良いかも、と思っても意味ありません。
だって付き合う前だから。
比較しているように見えて、
豚肉と秋刀魚どっちが美味しい?って議論しているのと一緒です。

なので、自分の異性の好みをしっかり自己分析しようと思うと、
同時期に彼氏が複数人いることが必要なのです。

こういうこと言うと過去の彼氏と比べればよかろうと、
皆言ってくるのですが、これもダメです。
思い出は補正が入ります。
夏のみかんと冬のみかんを比べるようなものです。
何度も書いて恐縮ですが、
Apple to Appleじゃないとダメなのです。

去年の彼氏は良かった。
⇒じゃあなんで別れたの??
その前の彼氏は金払いが良かった。
⇒学生の時にサラリーマンと付き合えばすべてそう見えるだろう。
3か月前の彼氏は夜の相性が良かった。
⇒自分が健康的で良く睡眠取れてたからでは??

ダメなんですよ。
正しい比較をする為には同時進行じゃないとダメなのです。
人は自分自身の環境によって好きな人が変わります。
ステータスが変われば、好みが変わるのです。
学生の時に好きだったものが、社会人になり好みが変わることも
多々あります。
これは相手のステータスの変化も同様です。
相手に彼女がいるときは魅力的に見え、いなくなるとそうでもなかったり。
相手の格好が歌舞伎町のスカウトみたいなときは興味がなかったのに、
全身ユニクロで普遍的になった瞬間悪くないなと思ったり。
なので、時間軸を合わせるということは非常に重要なことなのです。

自己分析の為だけではない

自己分析の為に、複数人と付き合い、彼氏を傷つけるなんて出来ない。
こんなことをのたまう女性もいましたね。
よく言うよ。
勢いで浮気して、そんなつもりじゃなかったって傷つけるのも一緒ですからね。

少し長くなりましたので、
次回中編に続きたいと思います。
何故3人つくったほうが良いのかをメインでお話しします。



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