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父が打ちひしがれる日

昨日の夕方、長女と次男を学童にお迎えに行き、
そのまま買い物に行った。
昨日はナポリタンを作ってほしいとリクエストが長女からあったので、
ピーマン、マッシュルーム、ケチャップが無かったので、買い物に。

買物へ行く最中、
美少女でムチムチな娘と替え歌歌っていたのだが、
お父さんのオリジナルソング『長女は美少女』を歌っていたら、
長女が
『私が可愛い女の子なんて、そんな当たり前のこといってどうするの?』
というもんだから、
『わからないじゃん、もしかしたら男の子かもしれないじゃん!!
ちょっとちんちんついているか確認してよ!!』

『ちんちん付いてないし!』
まぁ、ここまでは普通の親子の会話だったのだが、
その後の長女の一言に父は動揺を隠せなかった。

『それにおっぱいも膨らんでるし!』

ん??
えっ??
どういうこと??
確かにムチムチしているけど???

お父さんの動揺を無視するように、
次男がナイスフォローを入れてくれた。
『お姉ちゃん、おっぱいに風船あるんじゃない?』
『風船は無いけど、もっと大きくなると思うよ!
夏は膨らんでるのバレたらまずいから、二枚シャツ着るんだけど、暑くてね。。』

この後の会話は記憶が曖昧だ。


小学3年生になる娘が多少成長をするのは当然のことなのだが、
来る日が来てしまったことに落ち込んでいる。

僕と娘はまぁ、仲が良く、それこそ妻がヤキモチやくレベルで、イチャイチャベタベタしている。
普段はお父さん、と呼ぶくせに、甘えたいときだけ、
『パッパーン、一緒に寝ようよー。』
と言う。峰不二子に呼ばれるルパンの気持ちが良くわかる。
この小悪魔美少女ムチムチ長女には僕も甘くなってしまうのだ。

これは自覚もある。
甘やかしすぎだと。
昨日もミスタードーナツとプリンを買ってしまった。

プリン売場から離れられない娘

だってしょうがないじゃないか!!
美少女な娘がプリン食べたい!って言ってるんだから。
娘は、一番大きなプリンが良いな、と浅ましいことを言い、
最初3個入りを買おうとしていた。
ホント可愛い。
お兄ちゃんの分は、焼きプリン。
弟の分は、プッチンプリン。
自分は巨大な生クリーム入りのプリンを選んでいた。
またムチムチするじゃないか。。。

話を戻すと、
僕と彼女のベタベタは、彼女が少女だからギリギリ成立しているものだと思っている。

少女から女性になるということは、大人である僕が少しずつ距離を置くことをしなくてはならない。
一緒にお風呂を入る、抱っこをする、くすぐりあって遊ぶ、、、、
こういうことが出来なくなるのだ。
そう!少女ではなく、娘は女性だから。

可愛がり方、を変える時が来てしまったのだ。
そう思うと何を楽しみに生きていけば良いのかわからなくなるのだ。
子供たちとお尻ぺんぺんごっこももう出来ない。
もう次男しか相手してくれなくなるのだ。
お風呂入ろう!とか頭洗って!と言われても、もうさり気無く断らないといけないのだ。。
こんな辛いこと人生で初めてだ。

つらい、とにかくつらい。
娘が大人になってしまう。。
美少女が美人になろうとしているのだ。

昨晩は辛すぎて、長男の塾からお迎えがあるにも関わらず、
思わず家でビールを飲んでしまった。
長男すまん、バスで帰ってきてくれ。。。

なんでだろう、涙が止まらない。。
娘の成長はめでたい事なのだが、娘との今の関係性を卒業することが辛い。

辛くてたまらない。
考えると涙が出てくる。
だから考えないために、今晩も麻雀したいと思う。。


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