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YMSビザ取得までのあれこれ

 YMSビザに当選してすぐ、情報収集と共有の為にTwitterに登録してから早数か月。結局同じく当選した皆さんの情報をいただくばかりで自ら共有はできていませんでした。このままでは良くない。
 という事で、今回は既にビザを取得されている方には意味がないのですが、もしも今悩んでいる方や、将来同じような壁にぶつかった方の助けになれば幸いです。
※2020年後期申請時での内容となるので、2021年前期からの申請プロセスや必要書類とは異なります。

2020年9月専用のメールアドレスから必要事項を入力し送信。
このとき記載した内容は、以下の通りになります。

タイトル:名前(姓名の順) - 生年月日 - パスポート番号
本文  :Name: タイトルと同じ姓名の順でローマ字
     Date of birth: タイトルと同じ
     Passport Number: タイトルと同じ
     Mobile phone number: 携帯電話番号(国番号なしハイフンあり)

 応募をしてからは、何度もドキドキして送信内容に間違いがないかどうか確かめたり、大文字にした方が良かったかな?国番号入れた方がよかったかな??とか…今考えれば、記載内容さえ間違ってなければ大丈夫。変なことで悩むのは精神衛生上良くないのでやめましょう。そこのアナタですよ、アナタ。そんなことより携帯見るのやめて本を読んで待とうと昔の自分に言ってあげたい。なので、これを見てる人は同じようなことで悩むのはやめましょう!時間がもったいない!
 その後、2日後か3日後に当選のメールが届きました。応募2回目で、しかも30歳だったので嬉しくて文字通り小躍りしてしまいました。

 当選してから大切なのは、オンライン申請と料金の支払い、それからビザセンターの予約ですね。この辺りは、ワーホリネットさんに詳しく方法が記載されているので、そちらを参考にしてください。( https://workingholiday-net.com/UnitedKingdom/ ) 何回か読むのをお勧めします。
 ※申請手続きは自分で行いましょう。その方が責任を持てます。
 ※支払いは金額が大きいので、クレジットカードの支払い上限等に気を付けましょう。

 そしてオンライン申請時に皆さんが気になる事と言えば、渡航履歴かと思います。この辺り、私も2017~18年イタリアに留学していた際に欧州各地とアジア、アメリカ旅行を何度かしていたため結構大変かもと思いました。特にトランジットなど数時間しか滞在していないし、時差の関係でなんだか変な風にも見える。。でも実際に大切なのは、直近のイギリス滞在歴3回分、それからEU・アメリカ併せてで直近5回?とその他の国々だけだったので、そこまで大変ではなかったです。※直近でLA、NYC、ハワイとアメリカ旅行ばかりしてたのでまとめやすかった。

 なんだ申請って簡単じゃーん☆滞在先はBRPカードを自分が受け取りたいと思う地域にあるホテルや友達の家を入力すればいいし簡単簡単♪と思ってワーホリネットさんやYoutubeの動画を参考にしながら記入を進めていました。でも、そこには落とし穴が2つありました。

1.クレジットカードが使えない(そんな大きな穴ではない)
 はい。支払えない。限度額設定は余裕だし、なんで??って感じだったのですが、保有している2枚とも使えない。結局、父親に事情を話して事なきを得ました。

2.犯罪歴(大穴ですね。)
 真面目に生きている大半の日本人の方々には全く関係がない項目です。自信をもって答えて申請を進めてください。
 私には速度超過という過去の遺産がありました。それも高速道路のオービスとやらに引っかかってしまう一発免停級です。当時は車の運転に馴れていなくて、初めての高速運転だったのですが、周りの車に追い越され、あおられるうちにスピードもっと出せばいいのか。という今考えれば謎の理論でかっ飛ばし、見事に数週間後職場へ警察から一通の書類が届きました(社用車だったため職場に)。当時の所長もきっと叱ろうと思っていたと思います。でも僕があまりに無知だったので、速度違反のあれこれを分かりやすく教えてくれました。

・・・・・・・YMSに話を戻します。

 犯罪歴のある僕は、オンライン申請時にも嘘つくことなく"有"という方にマークをして、判決名やら支払った罰金、いつどこで問題を起こしたのか等々詳細を記載し申請を終えました。
 大変なのはこれから。申請書類集めです。幸いにも2020年後期時点では、銀行の取引明細28日分というのがなかったので、地元のゆうちょ銀行で英文の残高証明を発行していただきました。金額はJPYで、銀行印付き。
行員の方のサインはなかったですが大丈夫でした!ただ最初の一通目をなぜか手書きで出されてしまったので、郵便局の方にはビザ申請に必要なのでパソコンで打ち込んで欲しい事や名前のスペル等を改めて伝えて、発行いただいたのちにその場で何度も確認しました。(料金は600円ぐらい)
 その後に取り組んだのが、上記の犯罪歴に関わる判決謄本の入手です。これが少し大変でした。先ず判決を受けた裁判所に連絡をしたところ、管理は本籍地のある検察庁でしていると教えて頂き、電話番号を教えてもらって管轄の検察庁に電話をしました。

わたし:カクカクシカジカで必要なんです。
検察の人:もう古い事件(5年経過)なのでないですね~
わたし:そうなんですね!わかりました!!ガチャ

 え??諦めるの早くない??
 というのもこの時点では、過去にアメリカ観光ビザを同様の理由で申請した際に余分に判決謄本を受け取っていた物を保管していたので、まあそれ使えばいいやと考えていたのです。
 でも当然ながら公的な申請書類であれば、決められた日数以内の発行が必要です。判決謄本も同じく。そこで、またすぐに検察庁に電話をして、再度事情を話したところ、わかりました。準備します。とのお返事いただきました。

(最初からそう言ってくれよ。)

 約束を取り付けてからは、会社に有給申請をして検察庁まで赴き謄本を受け取りに行きました。ちょっとドキドキしますね。
 謄本の写し(印鑑付き)は、念のため2通お願いしたのですが、一つはインクのうっすいコピーだし、もう一つは押印ズレてるしで気になったのですが収入印紙で支払い受け取りました。受け取ってからは、翻訳を依頼していた業者さん(オフィスLさんにお願いをしました)に写真を撮ってメールで送り翻訳していただきました。翻訳証明付きで安かったです。
 ※翻訳内容に間違いがないかどうか求められるので、必ず見返しましょう。何個か間違いを発見したので、それを伝えたところすぐに修正していただきました。

イギリス政府推奨の翻訳業者さん一覧はこちらより。
https://www.gov.uk/government/publications/translating-visa-documents-list-of-translators-in-japan
※必ず数社から見積もりとりましょう。金額が全然違います。

 申請書類が一通り揃ったら、いざビザセンターへ!
 旧パスポート(預けない)と更新したばかりの真っ新なパスポート(預けます)、英文残高証明、翻訳済みの判決謄本、当選email等を手に新橋へと向かいました。(パスポートのコピーは1階におファミマが安くて便利!)
 ちなみに古いパスポートのコピーは、念のため前頁持って行ったのですが、写真のページとスタンプが押しているページのみお姉さんに回収され、他は戻ってきました。スキャンサービスを使用し、申請も滞りなく進み、一週間後にはビザの貼り付けられたパスポートが返ってきました。
※返送までの期間は人によってまちまちなので気にしなくていいと思います。

僕のビザ期間は2021年4月上旬から2023年4月上旬までです。
コロナの影響もあり、4月渡航はあきらめ今は6月渡英を目指しています。
2ヶ月もったいないけど、これはもう自分ではどうしようもありませんね。

YMSはイギリスで2年間働ける貴重なビザ。
せっかくの機会大切にしたいですね。

皆さん一緒に頑張り、楽しみましょう!



 


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