STAFF VOICE|CHEESE STANDの魅力をもっと伝えていきたい
今日は、CHEESE STANDの"人"を通じてもっとCHEESE STANDの魅力を発信できたらと思い、「STAFF VOICE」として順番に仲間をご紹介していきたいと思います!
第一回は、侵入写真のお二人!この春から夏にかけて、CHEESE STANDでは、2年間チーズを作りを支えてきてくれた製造スタッフのあずきさんが地元に戻って実家のゲストハウスを手伝うことになり卒業、「チーズ工房を持ちたい!」という夢をもつ新卒2名が新たにチームにジョインしてくれました。
出羽友子(以下、出羽 トップ画右)と山崎京香(以下、山崎 トップ画左)です。それぞれ背景は違うものの、学生時代の「チーズ」との出合いをきっかけにこの業界に興味を持ち始めました。
○ チーズ作りに興味を持ったきっかけは?
出羽:地元である山口県の農業高校から地元の酪農系の短大に入学しました。そこで受講していたクラスの先生が、家で作ったモッツァレラチーズを持ってきてくれたんです。その時初めて食べたフレッシュチーズの美味しさに感動して、その魅力にどんどんハマっていきました。
その後、製造原理やチーズの種類などを調べていくうちに「もっとチーズについて学びたい!」と思うようになりました。さらに、「チーズと言えば、北海道!」と安易な考えではありましたが、チーズ工房が多い北海道・帯広の大学に編入することを決めたんです。
山崎:大学は国際コミュニケーション学科に通ってました。必須科目の海外留学でたまたまモンゴルに行ったんです。そこで、現地の遊牧民の方々と出会い、酪農を中心とした食生活に触れたのがきっかけです。原材料である牛乳からチーズができるってとっても面白いなと思ったんですね。
○ CHEESE STANDに応募したきっかけは?
出羽:短大に通っていた時に、インターネットか雑誌でCHEESE STANDの記事を見かけたのがきっかけです。その後山口から東京のお店に足を運んだりもしました。実はあまり人の多い都会は得意ではありませんが、「出来たてのチーズの美味しさを広めたい」という思いに共感して応募しました。
山崎:「チーズ工房で働きたい!」と思って調べている時に出合ったのがCHEESE STANDでした。東京って牧場や牛乳のイメージが全くないのにチーズ作りを行っていることが面白いなと思って応募ボタンを押しちゃいました。
○ チーズのどんなところが好きですか?
出羽:食べたときの幸福感です!同じチーズでも微生物の働きなどで味も香りも全然変わっていくのが奥が深いと思うんです。どれだけ研究を重ねてきた職人さんでも説明し切れない部分もあったりするのが面白さの一つです。
山崎:私は、フレッシュなミルク感ですね。もともとなんでも「チーズ味」が好きで、お菓子を買うと常に何かしらのチーズ風味を選んでいました。ただ、実際のチーズはそこまで食べたことがなくて。CHEESE STANDの面接の後にSHIBUYA CHEESE STANDで食べたブッラータのフレッシュ感が忘れられなくて、大好きになりました。
○ 入社して感じる、CHEESE STANDの魅力は?
出羽:「フレッシュチーズの魅力を伝えたい」という思いのもと、SNSでの発信やオウンドメディアの運営、レシピカードの発行など、自分たちでできることを実行し続ける行動力が凄いなと思います。
山崎:挑戦し続けているところです。もちろん、日々の業務は大変なこともありますが、コロナ禍における藤川さんの行動だったり、最近は新商品を出したり。商品開発にあたっても、チーズのサイズから、テイスト、パッキングまで、みんなで意見を出し合って作り上げていく過程もとてもやりがいを感じます。
あとは、入社直後からチーズ作りに携わらせてもらえたことはとても嬉しかったです。モッツァレラは、整形に一定の技術が必要で、まだ製造に携われていないのですが、早く作れるようになりたいです!
○ チーズの製造で大変なことは?
出羽:製造が朝の3時からスタートするので、とにかく早起きしないといけないところです。あとは、比較的シンプルそうに見えて、思っていた以上にやることが多い点です。まだまだ覚えることがいっぱいで、早くマスターしていきたいです。
山崎:シンプルに見えて難しいところです。ブッラータで言うと、最後にモッツァレラで作った紐で結ぶんですが、結ぶ時に緩く結んでしまうと中のクリームが出てしまったり、締め付けすぎると紐が切れてしまったり。さじ加減が本当に難しいです。
○ チーズを製造するにあたって気をつけていることはありますか?
出羽:いかなる作業も丁寧に行うこと。これは藤川から教わったことです。常に相手のこと、お客様のことを考えて行動することで、同じ作業でも、より良いクオリティを保つことができる気がします。
山崎:常に周りを見て、どのようにすれば効率が良く動けるか、そのためには何をするべきか考えることです。チーズの製造は、ルーティンワークも多いですが、同時並行で様々なチーズを作ることが多く、頭で考えながら動かないと、スムーズに進まないこともあります。いつも藤川の背中を見て勉強させてもらっています。
○ 仕事をする中で嬉しかったことはありますか?
出羽:私は普段、直接お客様と交流する機会はあまりないのですが、ガラス越しにショップを覗いた時に、嬉しそうにチーズを買いに来て下さるお客様の存在がとにかく励みになっています。
山崎:卸先のグロサリーショップにお客として買い物に行った際にチーズの棚を見ていたら、お隣の家族連れの方が「CHEESE STANDのがない!」とモッツァレラを探していたのを聞いて、「家族で好んでくださっているんだ!」と嬉しくなりました。
○ ずばり、オススメのチーズ は?
出羽:「さけるモッツァレラ」です。コンビニに置いてあるようなもののとは全く違くて、しっとりとしていて食べやすいので、ぜひ一度お試しいただきたいです。
山崎:「出来たてモッツァレラ」です。オススメの食べ方は、何もつけずに丸のままかぶりつくこと!ジュワ〜っと溢れるミルク感とあの食感を贅沢に楽しめます!
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それぞれのエピソードを聞いていて、全く違う背景を持った二人がこうやって同じタイミングで渋谷の工房に集まってきたのもとても面白いなと思いました。なかなか普段の業務の中でここまで深掘りして話を聞く機会もないので、ワンチームとしてお互いの理解を深める良いきっかけになりました!
二人に共通していたことといえば、先日実施したメディア向け試食会での参加者の反応を伝えた時とてもキラキラした目で喜んでいたことが印象的でした!造り手として、お客様に「美味しい!」と喜んでもらえた瞬間こそやりがいそのものなんだなと実感しました。
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edited by Ichiro Erokumae