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扇風機の風が苦手
私は扇風機の風が苦手です。
特に首が回っているもの。
一定の間隔で当たったり当たらなかったりしますよね。
当たっている時のあの人工的な風がなんだか不快で、当たっていない時のあの生暖かい感じも気持ちの良いものではありません。
くすぐったがりなので、
風に吹かれた髪が耳や首や頬にあたる感覚も苦手です。
きっかけは幼い頃の夏休み。
お昼寝をしていた私はひどい悪夢を見ました。
大きな怪物が大きく息を吸って吹きかけてくる夢。
どれだけ避けても、手で払ってもその風が当たります。
風が吹くとゾワゾワしますし、
怪物が息を吸っている間は生暖かく不穏な空気だし、
風で煽られた髪は顔にチラチラ当たってむず痒い
そんな地獄のような時間が永遠に続く夢でした。
気持ち悪すぎてハッと起きると、(お察しの通り)扇風機の風の仕業です。
母が熱中症にならないようにと、つけてくれていたんです。
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扇風機の風が苦手民は肩身が狭い。
「不快なので消してください!」とは言えないですよね。
扇風機を消す方が暑くて不快に思う人が大多数でしょうし、熱中症など健康にも関わります。
それに、扇風機の風、好きな人が多いですから苦手と言っても
あんまり同意して貰えません。
当たらないようにどうにか避けて生きていくしかありません。
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私は、
とある物ごとが苦手なマイノリティに寛容な世の中に
なったらいいなと思います。
『苦手なんだ〜、じゃあ仕方ないね!』と。
無理強いする人が減ったらいいなって。
苦手な人は『苦手なんだから私に合わせて!!』と開き直ってもダメ。だってマイノリティなんですから。
マイノリティが、それをみんなに受け入れてもおうとするのはちょっと図々しいかな。
私はね?そう思うだけですよ。
あんまり大きい社会問題とかは語れないので、
言及するのはこの辺りで留めておきます。
あ、そうそう
どういう原理か、自然の風は嫌いではありません。
物ごとの好き嫌いとは難しいものですね。