自キャ香水の香調を読み解きたい・トパーズ編
※知った口でペラペラ語っていますが私は香りが好きなだけで知識はド素人のオタクです
第三弾のキャラはトパーズです。引き続き香調から幻覚を体験するパートです。
実際に香りを確かめるパートまで含めて合計8本を予定しています。
Q.全部読む人いるか?
A.いません。
元気にやっていきましょう
トパーズ・ヴァンクール・リンデン(19歳 男性 ダンスパフォーマー)
7/27の誕生日カクテルであるスコーピオンと、その酒言葉の"人を心の底から信じる心温まる人格者"のイメージから創作したキャラクターです。他には"瞳で酔わせて"という言葉もあるようです。
人懐こくて優しい、活発で爽やかな肉体派男子です。笑顔になった時に覗く尖った犬歯が少年らしく可愛い印象!
マリーナとはダンサーとして先輩後輩の関係に当たります。
そしてこちらが香水の香調です。
トップ:ネクタリン、ベルガモット、ネロリ
ミドル:オリエンタルリリー、ローズ、ジャスミンアブソリュート
ラスト:アンバー、ムスク、サンダルウッド
コメント:オリエンタルフローラルを中心とする、華やかでゴージャスな香りです!!
実はこのメモを見た時、少し意外に思いました。彼は性格の爽やかさが全面に出るような感じかなあと予想していたからです。
このメモを見る限りでは、舞台上の華やかさにフォーカスしたような印象で、嬉しい誤算でした!サイコーです!(私自身の好みの香りの系統を考慮してくださった部分もめっちゃあると思います)
そして1回目に書いた、"誰のものかはわからないけど、レターパック開けた時点でなんかいい匂いがする……高級ホテルの室内みたいな……(🧀は高級ホテルなんて知らんので勝手なイメージ)"
これはもしかしたらこの香水かもと思っています。ボトルの包みを解く時にレターパックを開けた時に感じた香りと同じ香りがしたからです……。華やかでキラキラした香りが漏れている……魅力ダダ漏れってか……
以下、香料についてです。
トップ
ネクタリン、ベルガモット、ネロリの三種類がメインになっています。どれも爽やかでフルーティーさのある香りです。
ネクタリンは名前は聞いたことがあるのですが実物を見たことがなくて、調べたところ香りと味は桃に似ていて、比較すると少し硬めで酸味が強いようです。香りとしては桃の甘く華やかな芳香のイメージに近いと思われます。香りの効能は強いリラックス作用があるとのこと。
ベルガモットはサワーオレンジとレモンやライムを交配させてできた植物とされています。日常でも頻繁に出会う馴染み深い香りで、アールグレイの香り付けにも使われます。フレッシュな爽やかさとフローラルな甘さ、ほんのりとしたほろ苦さを持った複雑で気品のある香りです。香りの効能には抗ストレス作用や、不眠の改善などがあるようです。
ネロリはビターオレンジの花から採れる香料で、オレンジフラワーとも呼ばれます。甘さのあるフローラルに、少し苦みを感じる、華やかながら上品で親しみやすい香りです。柑橘類の花なので、シトラス系の香りも感じられます。香りの効能には鎮静作用があるようで、天然の精神安定剤と呼ばれることもあるそうです。
花言葉
ネクタリン「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたのとりこ」「天下無敵」
ベルガモット「寛大」「豊富」「野性的」
ネロリ(ビターオレンジ) 「花嫁の喜び」「純潔」「愛らしさ」「寛大」「相思相愛」
トップは爽やかかつ穏やかな、尖ったところのないイメージです。人から嫌われることはあまりない、むしろ好まれやすい香りだと思います。そこにキャラクターの人当たりの良さ、人懐っこさを感じます!!!
ミドル
オリエンタルリリー、ローズ、ジャスミンアブソリュートの三種類のフローラルな香りがメインになっています。ゴージャスでキラキラとした雰囲気と、ド派手な存在感を感じさせる香りだと思います。
オリエンタルリリーは美しい大輪の花と、それに見合うだけの華やかな香りを持つお花です。ユリの中でも、このオリエンタルリリーはユリの王様と呼ばれるみたいです。甘く濃厚で高級感のある強い芳香は主役級のインパクトです。
そして、調べていくうちにオリエンタルリリーのひとつに“スコーピオ"という品種があるのを見つけ、やはり全て狙って組み立てられているんだ……と感じて震えました。取りこぼした要素があったらどうしよう……無限にある気がする
ローズはマリーナとアランのミドルノートにもありました。華やかでゴージャスで、いい香りと言えばこれ!みたいな香りです。もしかしてローズは世界観の繋がりというか、それぞれ舞台上で活躍する三人の統一感みたいなものを感じられる要素なのかなあと想像しています。
香りの効能には、リラックス効果、美肌効果、ホルモンバランスを整える、胃腸の働きを整える、幸福感をもたらす、などがあるようです。
ジャスミンアブソリュートは単にジャスミンと表記されたものとの違いがわからなかったのですが、調べたところ香りの抽出方法が異なるようです。大量の生花を使用し、大変な手間をかけて不純物を極限まで取り除いて抽出したのがアブソリュートなのだそうです。初めて知りました。必要な原料の量から見ても採れる量は極めて少なく、それだけにはっきりくっきりとジャスミンの輪郭を保った香料とのことです。
ですので、ジャスミンの花そのものの香りの主張が強く出ているのではないかと思います。
花言葉
ユリ「純潔」「威厳」
オリエンタルリリー「高貴」
黄「陽気」
オレンジ「華麗」「愉快」
ローズ「愛」「美」
黄「友情」「友愛」「平和」「献身」「愛の告白」
オレンジ「絆」「信頼」「すこやか」「無邪気」「愛嬌」「魅惑」「恋愛の達人」「誰かがどこかで」
ジャスミン「愛らしさ」「温順」「優美」「愛想の良い」「柔和」「官能的」
花言葉も全体的に人懐こさ、快活さみたいなのを感じさせるものが多いように感じます!!!
マリーナのミドルノートもフローラルが中心で、その中にもジャスミンがありましたが、そちらは他の花々と調和してまとまっているような印象なのかなと感じました。
それに対して、トパーズのミドルノートは同じフローラルでもインパクトのある花々のそれぞれが自分を見て!!みたいな自己主張をしていて、次々に鮮やかなパフォーマンスが展開されるド派手な舞台を連想させるような香りなのかなと思いました。サイコーです。
ラスト
アンバー、ムスク、サンダルウッドの三種類のオリエンタルな香りがメインになっています。どれも媚薬的な効果を持つ香料で、いかにも蠱惑的な雰囲気の香りになっていそうです!!
アンバーはマリーナのラストノートにもありました。オリエンタル系では代表的な香りのひとつだと思います。竜涎香とも呼ばれます。
深みのある甘さと落ち着きを持った魅惑的な香りで、中国やアラビアでは媚薬として利用されていたようです。
こちらも本来はアンバーグリスと呼ばれる動物性の香料で、マッコウクジラの結石から採れるものだそうですが、普段使われるアンバーはムスクと同じく人工的に合成されたものが中心です。
ムスクもマリーナ編で書いた通りです。
個人的には1番よく見かける香料だと感じます。オリエンタル系の代表的な香りで、甘くてパウダリーです。
香水だけではなくいろんな用途で非常に良く使われている香りで、例えばよくあるほとんどの石鹸にはムスクの香りが入っていると思います。身近なだけに、安心感と落ち着きのある香りだと思います。
それと同時にゴージャスで官能的という印象も受け、異性を惹きつけるフェロモンのような効果もあると言われています。
もとはジャコウジカから採れる香りですが、今は合成のものであることがほとんどだそうです。
サンダルウッドはアランのラストノートにも入っており、もしかしたら男性的なセクシーさはこの香りで表現されているのかな?と予想しています。
白檀とも呼ばれ、日本でも馴染み深い香りの一つです。お香と言われて連想するのはこの香りだと思います。とても落ち着く香りです。
香りの効能にはリラックス効果、鎮静作用があるようです。そして催淫効果もあり、女性ホルモンを活性化させる効能を持つそうです。
花言葉
サンダルウッド「平静」「沈着」
さっきも書いたんですが、全て媚薬としての効能があるとされる香料です。これはセクシーさ全開なのかな!?!?ワクワクしますね!!!!!!!!!!!!!
まとめ
ここでもう一度香調をご覧ください!
トップノートの爽やかな甘さが人懐こくて優しい人柄と、爽やかな笑顔を思わせます!ミドルノートに入るとスイッチが切り替わったようにガラリと雰囲気が変わり、輝くスポットライトと大きな喝采を浴びながら、その肉体美を惜しげもなく披露している様を連想します。ラストノートではふとした瞬間にドキッとさせられてしまうような色香を感じさせられそうです……。
絶対に好きな香りなんだよな〜!!!!!!!という感じで、一応青年のキャラクターを想定した香りだけど、私でも普段使いできたり……しないかな……?書かれている香りを見る限りではむしろ女性用の香水としても通りそうな感じがするんですが、とりあえず自分だけでこっそり楽しんでみたいです。
今の時点では全て幻覚だけど合ってる自信があります。(間違ってたら実際の香りの感想の記事で正直に言います)
香調を読み解きたいパートも後一本で終わりです。
マリーナ、アラン、トパーズは同じ時代背景にいるキャラクターでしたが、次のキャラは全く別の世界観です。違う世界観の香りを考察していくの、楽しみだな〜!!!!
次もよろしくお願いします。
おわり