自キャ香水の香調を読み解きたい・アラン編
※知った口でペラペラ語っていますが私は香りが好きなだけで知識はド素人のオタクです
読み解きたい編の第2弾はアランの香水について語りたいと思います。
アラン・メラオン(18歳 男性 俳優)
5/14の誕生日カクテルであるメロンボールと、その酒言葉の"感情を包み隠した美貌の持ち主"のイメージから創作したキャラクターです。他には"変身"という言葉もあるようです。
物静かで生真面目な天才若手俳優。普段の表情は読み取りづらく、それでもどこか物憂げな印象です。
マリーナの父親違いの弟で、顔立ちはどちらも母親似である為よく似ていますが、雰囲気は全く違う2人です。
そしてこちらが香水の香調です。
トップ:ビターオレンジ、カルダモン、ジンジャー
ミドル:ローズ、イランイラン、フリージア
ラスト:パチュリ、ムスク、サンダルウッド
コメント:スパイシーフロリエンタルを中心とするシャープで洗練された香りです!!
私は確信しました。これもまた"最高"であると……。
フロリエンタル、それはフローラルとオリエンタルの華麗なる融合!!
フローラルの華やかさにオリエンタルの深みや甘さ、そしてそれらをキリッとまとめるビターオレンジとスパイス。
絶対いい匂いするんじゃ〜
以下、前回と同じように香料について書いていきたいと思います。
トップ
ビターオレンジ、カルダモン、ジンジャーの3種類の香りがメインになっています。トップだけ見ると甘さはあまりなく、落ち着いた柑橘系の爽やかさとスパイス感が強そうな印象を受けました。
ビターオレンジは日本名はダイダイ、お正月飾りでよく見かけられます。"ビター"の名前の通り、スイートオレンジよりも甘さが控えめで少し渋みも感じる爽やかな柑橘の香りを持ちます。果皮からビターオレンジ、花からはネロリ、枝や葉からはプチグレンと、三種もの精油が採れるようです。
香りの効能には抗うつ作用、胃腸機能改善などがあるとのこと。アランの名前はオレンジに由来するのでぴったりな香りだと思います!
カルダモンはスパイスの女王とも呼ばれており、世界中で人気なスパイスです。特にインド料理には欠かせません。どこか柑橘系の風味を感じるような、少しツンとするような複雑で不思議な、それでいて優雅で高貴な香りだと感じます。
調べて初めて知ったのですが、カルダモンはショウガ科に属する植物なんですね。確かに独特の爽やかな香りには共通点を感じるような。
カルダモンは実をつけるまでに長い時間を必要とする為、高価なスパイスとされています。香りの効能には、精神のバランスを取る、健胃作用などがあるようです。古代文明では媚薬として使われていたこともあったみたいです。
ジンジャーはそのまま、ショウガです。香料としてはそんなに馴染みがありませんでしたが、食べた時と近い香りなんでしょうか?食べた時の香りは、ピリッとした特徴的な香りに、どこかレモンのような香りがするなあと感じることがあります。香りの効能には、心身の疲労回復、胃腸の回復などがあるようです。
花言葉
ビターオレンジ「花嫁の喜び」「純潔」「愛らしさ」「寛大」「相思相愛」
カルダモン「隠れた美点」「燃える思い」
ジンジャー「豊かな心」「慕われる愛」
花言葉からはアランの「心身の清らかさ」「隠れた心の豊かさ、優しさ」などの要素を感じられます!!
少し近寄り難い、甘さのない鋭い雰囲気です。普段のアランの第一印象ってまさにこんな感じじゃないですか!?こんな感じです。まだ嗅いでないけど。
ミドル
ローズ、イランイラン、フリージアの3種類のフローラルの香りがメインになっています。トップとは打って変わって艶やかで華やか、そして優しさもある香りの印象だと感じました。
ローズはマリーナのミドルノートにもありましたが、華やかでゴージャスで、いい香りと言えばこれ!みたいな香りです。
香りの効能には、リラックス効果、美肌効果、ホルモンバランスを整える、胃腸の働きを整える、幸福感をもたらす、などがあるようです。
イランイランは甘くて濃厚でゴージャス、個性的で印象的な香りです。個人的にとても好きな香りの一つでもあります。香りの効能には、鎮静効果、ホルモンバランスを整える効果、そして催淫効果があるとされ、インドネシアでは新婚初夜の夫婦のベッドに敷く風習があるようです。
フリージアはイランイランとは打って変わってフレッシュな香りです。個人的に万人受けする香りといえばこれかなと思っていて、少し青みのある甘さと、幼さも感じさせる香りだと感じます。香りの効能には抗ストレス作用、不眠改善などがあるようです。
花言葉
ローズ「愛」「美」
白「清純」「尊敬」「私はあなたにふさわしい」「無邪気」「素朴」「恋の吐息」「相思相愛」「約束」
白のつぼみ「恋をするには若すぎる」「少女時代」
緑「穏やか」「希望を持ち得る」
イランイラン「誘惑」「乙女の香り」
フリージア「無邪気」「あどけなさ」
アランに似合うバラは白いバラのイメージがあります。実際に香りを取るバラとは違うとは思いますが……。美しい花言葉たちが彼には似合います。
この香りは彼の持つ中性的な色気を表現してくれていると思います。
舞台の上ではどんな性質の人間にでもなりきる役者です。相手を役としてでなく、いかにも大切に思っていますみたいな甘い表情で歯の浮くような言葉を囁く…みたいなイメージが湧きました。冷たい第一印象とのギャップが"""良"""です。イランイランつぉい
それと同時に純真さ、無垢さみたいな要素もあって、お芝居の幅の広さを感じさせます。
ラスト
パチュリ、ムスク、サンダルウッドの3種類の香りがメインになっています。こちらはまたミドルノートからガラッと印象が変わり、落ち着いたお香のような雰囲気になりそうです。
パチュリは墨汁、土を思わせる渋めの香りのようです。単品使いではなく、他の香りのサポート役(?)として使うと奥行きや深みを与えてくれるなど、素晴らしい相乗効果を発揮してくれるとのこと。香りの効能には鎮静、抗うつ作用、防虫効果があるようです。
ムスクはマリーナ編で書いた通りです。
個人的には1番よく見かける香料だと感じます。オリエンタル系の代表的な香りで、甘くてパウダリーです。
香水だけではなくいろんな用途で非常に良く使われている香りで、例えばよくあるほとんどの石鹸にはムスクの香りが入っていると思います。身近なだけに、安心感と落ち着きのある香りだと思います。
それと同時にゴージャスで官能的という印象も受け、異性を惹きつけるフェロモンのような効果もあると言われています。
もとはジャコウジカから採れる香りですが、今は合成のものであることがほとんどだそうです。
今回注文した香水全てのラストノートに入っています。あまりにも万能オールラウンダー。
サンダルウッドは白檀とも呼ばれ、日本でも馴染み深い香りの一つです。お香と言われて連想するのはこの香りだと思います。とても落ち着く香りです。
香りの効能にはリラックス効果、鎮静作用があるようです。そして催淫効果もあり、女性ホルモンを活性化させる効能を持つそうです。
花言葉
サンダルウッド「平静」「沈着」
落ち着いたアランにはぴったりの言葉です。
この静かな落ち着き感はアランですよね!ムスクは他の二人のラストノートにもあったのですがそちらはフェロモン的な、動的な要素としての香りだと感じたのに対し、こちらは落ち着きのある静的な要素だと感じました。
まとめ
ここでもう一度香調をご確認ください。
トップノートは冷たさすら感じる鋭利な無表情の雰囲気、ミドルノートは舞台の上で変わる表情の魅力に惹きつけられる感じ、ラストノートではまた落ち着いて、それでもトップとは違い本来の静かな落ち着き、温かみ、優しさを感じるようなイメージだと想像しました!
アランの舞台上での七変化のような、ガラッとキャラクターが変わる瞬間を香りに閉じ込めたような香調で、そうでありながらもそのどれもが彼自身であるような雰囲気で、本当に、最高しか言葉が出ません。
※今のところ感想はメモから読み取ったものの感想で、香水そのものはまだ試していません。
実際に香りを試したら死んでしまう可能性があります。
全員分の香調を読んだ感想を書いてからじゃないと香りを試せないという謎の縛りを自分に課しています。頑張りたいです。
おわり