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日本中で藍がよみがえる

日本の各地で藍を育てて藍染めをするプロジェクトが立ち上がっています。藍の一大産地言われる徳島でも地域おこしとして注目されています。
大河ドラマ「青天を衝け」で渋沢栄一の家業が武州藍の生産と藍玉づくりをしていました。その藍作指導をされたのが栃木で藍を生産している藍松の松由さんでした。

佐野藍

大川先生が佐野藍を作り始めてからちょうど10年になります。
佐野藍は東日本大震災で福島から避難してきた方たちがきっかけで藍を植えてすくもをつくるところからはじまりました。
私も藍染めの研修ですくもづくりの様子を見せてもらいました。
乾燥させた藍の葉を100キロ使って発酵させるので、広い場所が必要です。作業場は納屋だった場所で元JA職員だった方で栽培知識があり、藍を植える畑もあったこと、色々な条件が重なって紺邑の大川先生が指揮をとられ進められていました。

正藍染のやり方で建てた藍の液は石灰が入っていないので、最後は畑にまくこともでき、循環しています。
藍染めで循環型の生き方に憧れ、藍染師として、藍師してすくもをつくり、藍農家として藍を育てる、というそれぞれが確立した仕事としていたことを令和の時代に全部やってみることができそうです。


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