北海道の岩内町繋がりだったことに驚く
お世話になっている型染めの先生の故郷は北海道と聞いていました。私の父方の故郷は北海道の稚内です。
お茶の時に帯広銘菓の三方六を出して下さって、北海道の話になりました。
父方のお墓は岩内にあるのですが、先生の出身地だったのです。
先祖は前田藩に仕えていましたが、北前船で北海道に渡り、岩内でスケソウダラから肝油の製造をしていました。
岩内で郷土館に行ったときに、明治時代の地図には名前も残っていたと話しました。
その話をすると、先生の曽祖父が資料館の初代館長をされていました。大きな町ではないので、曽祖父同士が知り合いだったかもしれません。
また岩内には木田金次郎美術館があるのですが、金次郎さんは先生の祖父の事が大好きで毎日の様に来ていたとお母様が言っていたそうです。
家の祖父も金次郎さんと知り合いだったと父が話しているので、祖父同士が知り合いの可能性もあります。
岩内町で曽祖父同士と祖父同志が知り合いだった。
そんなことがあっても珍しくはありませんが、ここにきてご先祖様を懐かしむような出会いがあったことが不思議でなりません。
型染めの先生に繋げてくださったのは、染料を扱う会社の社長さまです。
型染めの道具を買いに行ったとき先生の御本を握りしめてあれこれ質問する私に直接答えていただいて、先生のところへ連絡をとってみたらという言葉がきっかけになったのです。