見覚えのある花
その花を見た瞬間にあっと思いました。
でもそれが何という名前なのかはわかりませんでした。
美しい曼荼羅のように整然としていました。
私の中にもその花があるって本当なのかな
目には見えないけれど存在している花
その花を咲かせるためにこの世に生まれてきたんだっけ
もう咲いているのかまだ蕾の状態なのかはどうでもいい
生きているということは、花のいのちがあるということ
少しでも整った花をつくるんだ
いいえ、そもそも花は整っているのだから
花を咲かせるたったひとつの法則があるのなら、それを生きるしかありません。藍の花に出会えたのは藍染めの研修の時でした。