チアのルーツとこれから
チアダンスは元々、男子学生による応援形式として100年前に誕生したのをご存知ですか?当初はアメリカの大学で母校のフットボールチームを応援するために始まったものなんです。その後女性のチアリーダーが許可され、1960年代にはアメリカのほとんどの小中学校でチアリーディングが行われるようになりました。こんな歴史があるなんてびっくりですよね。女性のスポーツとして確立されたのはここ最近なんです。
そこから日本に入ってきたので、日本ではチアリーダーと言えば女性ですが、逆にここ数年で、日本でも男性のチアリーダーが多く見受けられるようになったと思います。もっともっと色んな方々に見るのもやるのも浸透すればいいなと個人的には思います。
数年前、アメリカに訪れた際にNBAやNHLのチアリーダーを見る機会がありました。パフォーマンスはもちろんのこと、チアリーダー一人一人の迫力やエネルギッシュなパワーに圧倒されたのを今でも覚えています。
アメリカはもちろんですが、カナダや台湾、フィンランド、ノルウェーなどでも人気があり、インストラクターの需要が高まっているようですよ。
近年、習い事としてのチアダンスやチアリーディングの人気になり、様々なところでチアダンススクールを見かけるようになりました。嬉しい限りです!競技としてもエンターテイメントとしても人気で、学校の試合やプロスポーツのハーフタイムショーなどで見る機会も増えたと思います。
現在の競技人口は30万人以上と言われ、卓球の競技人口にも匹敵するほどの人気を誇っています。2021年には国際チアリーディング連合(ICU)が正式にIOCから認定され、さらにチアの競技人口は日本でも世界でも増加しているようですね。
そんな中、懸念されているのが指導者不足の問題です。競技人口が増加していることを考慮すると、インストラクターの需要も高まっていると言えます。バレエやその他のダンス、新体操等の経験者がチアのインストラクターとして活躍しているのも事実です。チアの技術だけが活躍の糸口ではないので、少しでも興味ある方は目指してみるのもいいと思います。どんな人がチアのインストラクターとして活躍しているかはまた別の記事で書こうと思います。今後いかようにも自分のキャリアを描けるチアインストラクター。自分の夢を大きく描き、インストラクターとしての道を歩みませんか?
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インストラクターについては過去にこちらの記事でも詳しく書いているので、是非参考にしてみてくださいね。