フォロワーさんに気づかせてもらった大切なこと。
おっとりくまこをSNSでの投稿をはじめてから、約3年となります。
くまこについては、こちら。
・『おっとりくまこ』と私が目指していること。
・Twitter
・Instagram
今日はくまこを描き続けていくうえで、SNSのフォロワーさんに気づかせてもらった大切にしたいことを書きたいと思います。
きっかけはフォロワーさんからの言葉だった
その日は朝から雨が降っていました。雨が降りつづくようすを部屋から見ながら、描きたいくまことコハチのイラストを思いつきました。
しかし一枚のイラストでは、2人の関係性が伝わりにくい。そこでTwitterで投稿のできる4枚のイラストにわけて描くことにしました。
そのときのイラストはこちらです。
くまこは名前のとおり、おっとりしたマイペースでやさしい性格。
コハチはちょっぴり怖がりで、泣きむしな性格です。
コハチの状況を知っていたのか迎えに来たくまこに、コハチは泣きながら嬉しそうな表情。この4枚のイラストで、2人の関係性を表現できたように思います。
イラストを投稿をしたあと、フォロワーさんがコメントをつけてリツイートしてくれました。
フォロワーさんからの「セリフがなくても人を感動させる」と感想をいただけた時、ハッとしたような、どこか目の前の景色が広がっていくように感じました。
自分では気づけなかったけど、もしかしたら私が描きたいと思っていたのは「言葉がなくても伝わり、心があたたかくなる」イラストではないのだろうか?
ではなぜ「言葉がなくても伝わるものを描きたいのだろう」と考えた時に、
・わかりやすいものが好き(図解など)
・意識的に、言葉で伝えるのが苦手と感じている
ではないかと思いました。言語や年齢に関係なく、言葉がわからなくても伝わるものを描きたかったのだと思います。
一つのストーリーを複数枚のイラストで投稿するようになってから、Instagramでは、海外の方からのコメントをいただくことが増えました。今あらためて考えると、言語をこえて、何か伝えることができたのかなと嬉しく思います。
フォロワーさんからの感想は、私がくまこを描きつづける上で、大切にしたいことと、描いていきたい方向性に気づかせてもらうきっかけとなりました。
「言葉がなくても伝わる」ものをこれからも描いていきたい
この出来事があるまで正直、雨が苦手でした。
湿気で髪は広がるし、服は濡れてしまうし、傘を持つため手はふさがります。
でも、今では雨が降る日は少し特別です。フォロワーさんから、自分の描きたいものに気づかせてもらった日だからです。雨が降るとあのときの方向性を見つけられたような、嬉しくて興奮した気持ちを思い出します。
これからも、くまこのイラスを通して、言葉がなくても伝わるものを意識して描いていきたいです。どうぞ見守っていていただけると嬉しいです。