1 年間、ひとつのキャラクターを投稿し続けて起きたできごと。
「このキャラクターは、どれぐらいの人に受け入れてもらえるだろう?」
その答えが知りたくて、1年前の6月に、ひっそりとTwitterとInstagramを始めました。
・Twitter
https://twitter.com/ottorikumako
・Instagram
https://www.instagram.com/ottorikumako/
・『おっとりくまこ』と私が目指していること。
https://note.mu/cheemamericco/n/n7c8e15abd55a
今日はくまこだけを1年間投稿し続ける中でチャレンジしたこと、起こったできごとを書いていきます。
1年とは言っても、毎日投稿ができたわけでもなく(少ないときは、月に4回ほどの投稿...…)、フォロワー数は胸を張れるほど多くはないです。
私よりずっとフォロワーさんが多い方やファンがいる方は、もうすでに実践されていたり、ご存知の内容かもしれません。
今日の内容を届けたい人は、
・「自分のイラストをこれからTwitter、Instagramで投稿していきたい」と考えている人
・「やってみたいけど、このイラストで投稿していいのかな...…」と迷っている人
です。ちょうど1年前の私に伝えるような想いで書いています。
「こんな私のイラストでも、こんな素敵なことがあったんだよ。だからあなたのイラストも、きっと大丈夫。」
そう思ってもらい、これからの新たな一歩に、少しでも役に立つことができたら嬉しく思います。
「私」という個人を隠して投稿したかった
ずっと前から、くまこを描いていました。
職場の同僚へ書類を渡すときのポストイットの隅に、または友人のメッセージカードを送ったときの差出人の欄に。なにか書く機会があったときは、ほとんど描いています。
描くことが好きというのもありますし、その人とのコミュニケーションを楽しみたいな、 その人が和んでくれたら嬉しいな、と思っています。
受けとった同僚や友人たちからは「かわいい!」と感想や反応をもらい、喜びを感じていたのですが、くまこをもっとアピールしていきたいと考えていた私は「私のことを知らない人にも見てもらいたい」と考えるようになりました。
私を直接知っている人は、私のマイペースなところとか、ドジなところとか知っていてくれて、それもあってきっと「私が描いているくまこ=かわいい」と思ってくれている部分もあるのではないだろうか。
じゃあもし描いている「私」が見えなかったら、どうなるのだろう?
くまこは受け入れてもらえるのだろうか?
そこで昨年の6月に、くまこ専用のTwitterとInstagramを登録して、誰にも言わず投稿をスタートしました。
投稿をスタートするときに、決めた2つの条件
くまこのSNSを始めるにあたり、はじめに2つ、自分の中で条件を決めました。
1. 知り合いにはアカウントを教えない
2. イラストの保存、使用は自由(著作権フリー)
■1. 知り合いにはアカウントを教えない
今回の目的は、
・私のことを知らない人たちへ、くまこを知ってもらうこと
・その人たちに、くまこは受け入れてもらえるのかを確認すること
でした。そのため、私のことを知っている友人、知人、家族、誰にも伝えることなく始めました。親友にも内緒です。
今だから言えますが、本音をいうと、まったくくまこを受け入れてもらえなかったらどうしよう……と、とても不安でした。
くまこは私にとって、ずっと描き続けてきた大切で愛しい存在。批判されたり、揶揄されたら……と考えると正直怖かったです。
しかし1年続けていくことで、ゆるやかに少しずつフォロワーさんが増えていき、くまこを受け入れてもらえたことが嬉しくて、「ああ、よかった」と安心と自信につながりました。
私のことを知らなくても応援してくれる人がいる
投稿しはじめてから約 1 ヶ月後に、フォローしてくれた人が今も応援してくださっています。本当にありがたいことです。
またそのつながりで、応援してくれるフォロワーさんがまた増えました。
1週間に1度(もっと少ない月もありました……)ほどの投稿で、フォローを外されても仕方がないような状況だったのに、数人のフォロワーさんから、
「くまこちゃんを見れた日はラッキーデイ!」
「くまこちゃんを見れると嬉しい。わーいってなる」
「私はくまこちゃん応援団員の一員だから」
と嬉しすぎる暖かいコメントをたくさんいただきました。
1人で投稿し続けた私にとっては、本当に大切な存在の方たちです。
もしその方たちがいなかったら、続けることはできていなかったと思います。
その方たちとも、もうすぐ 1 年のお付き合いです。 寄り添って応援するはずのくまこだったのに、逆に応援していただいて、今もずっと支えていただいています。
■2. イラストの保存、使用は自由(著作権フリー)
おっとりくまこの目指すことは、1 日の終わりにくまこを見て『くすっ』と笑って、ほのぼのしてもらうこと。 そしていつも応援してくれる、見守り続ける存在でありたいと思っています。
くまこを見てくださる人にとってもそう思ってもらえるよう、身近に感じてもらえるように、イラストの保存、使用はすべてフリーにしました。 結果としては、こんな嬉しいできごとがありました。
LINEのトプ画、 SNSのアイコンにしてくれる人がいた
イラストの保存、使用をフリーにしたことによって起こった嬉しいできごとです。
投稿をスタートしてから9ヶ月が経った、今年3月のことでした。Instagram のアイコンをくまこにしてくださっている人がいました!
(ホーム画面を眺めていたら、ストーリーのところにくまこが並んでいてビックリ。寝ぼけていたので夢かと思いました。)
フォロワーさんがくまこの画像へアイコンを変更してくれていたのです。しかもインスタストーリーで、くまこのイラストの紹介までしてくださっていたようです。(悔しいことに、見逃しました。泣)
他にも5月には、イラストの感想と合わせて「LINEのトプ画にしました!」とメッセージをいただくことがありました。
LINEのトプ画に使ってもらえるなんて……嬉しさのあまり飛び上がりながら、お返事をしました。その方はそのあとすぐに、フォローもしてくださいました。
これらの嬉しいできごとは、今でも私が描き続けるエネルギーとなっています。
これからSNSでイラスト投稿される方に、おすすめのハッシュタグ
投稿とハッシュタグについては、まだまだ研究中です。
もしおすすめの投稿の方法、ハッシュタグがありましたら……ぜひ教えてください!
# イラスト王国
# イラスト通り
# イラスト基地
こちらのタグをそれぞれつけると、管理人の方が時々リツイートをしてくれます。3つのアカウント共に、フォロワー数が4,000人以上となるため、イラストを見ていただける機会は増えます。
私自身もこのハッシュタグをつけるようになってから、いいね、フォローしてくださる方がぐっと増えました。
また他にも
# イラストの森
# 絵描きさんとつながりたい
# 創作クラスタさんと繋がりたい
のハッシュタグがあります。
それぞれのハッシュタグによって、投稿されているイラストも違いがあるように私は感じたので、イラストに合うハッシュタグを選んでいただけたらと思います。
↓ハッシュタグを変更しながら、いいね、リツイートをされた数をメモしていました。
すみません、Instagramはあまり参考にならないです……!定番で王道なハッシュタグです。
# illust
# イラスト
# イラストレーション
投稿するときには、投稿部分がハッシュタグでいっぱいにならないように、コメント欄を使ってハッシュタグを2つにわけています。
(インスタのハッシュタグの上限は30個まで)
◎投稿欄のハッシュタグ
投稿欄のハッシュタグは、よく見てもらいたいものを投稿するようにしています。
たとえば私の場合は、まずはくまこの名前を覚えてもらいたいので、必ず最初のハッシュタグは #おっとりくまこ にしています。
他には「ゆるい」や「ほのぼの」した感じを伝えたかったので、日本語を中心としたハッシュタグにしています。
◎残りのハッシュタグはコメント欄に
英語を始めとするハッシュタグは、投稿したあとにコメント欄へ投稿することにしています。
コメント欄のハッシュタグもちゃんと生きており、投稿内容を見つけてもらえるのでありがたいです。
また5日前に、
# illustratedbook
のハッシュタグを追加したところ、いつもとは違った方から「いいね」をいただきました。
調べてみたら、
# illustrated
のハッシュタグも良さそう!33.6万回も使用されているので、これから私も利用してみたいです。
■投稿するときに、気をつけていたこと
投稿時間はできるだけ同じ時間に統一した方がいいと思っているのですが、私は時間帯が結構バラついてしまいます。
投稿する時間はおおよそ、夜20時〜0時までが多いです。23時頃に投稿すると、海外の方から多く「いいね」をいただけます。
他に平日の午後12時〜12時30分頃に投稿すると、日本人の方からよく「いいね」をいただきました。
ランチ時にInstagramを見ている人は、多いのだなぁと実感しました。
もっともっと広めていくことが目標
先にも書きましたが、Twitter、Instagram についてはまだまだ勉強中です。
投稿をしていく中で「これを試したらよかった」ということは、noteでまた書いていきたいと思います。
また「この方法で投稿したらよかったよ」などアドバイスがありましたら、ぜひぜひお教えください!
誰かが1日のうちに一瞬でも「くすっ」と笑って、ほのぼのとした気持ちを感じてもらえるように、もっとくまこを届けられるように、続けていきたいと思います。
そして1年前の私のように「このイラストでも大丈夫かな……」と自信がなくて投稿に迷っている人がいたら、とりあえずの気持ちで、SNSに登録、投稿をしてみるのはいかがでしょうか。
少し行動をしてみると、「もうちょっとだけやってみようかな」という気持ちが湧きでてくるかもしれません。
こんな私でもこんな素敵なことがありました。
だからあなたも自信を持って、もっともっと、大好きな自分のイラストを広めていってもらえたら嬉しいです。
あなたに起きた嬉しいできごとのお話、ぜひ聞かせてください。
私も楽しみながら、がんばります。