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独検4級に合格した話

お久しぶりです。先月、ドイツ語検定の結果が返ってきて無事に合格していました!!

合格証。かっこいい

合格証を手にした時、とても嬉しかったです。

現在は夏に受ける予定の3級に向けて勉強をしているところです。

せっかくなので今回は、ドイツ語に1ミリたりとも触れたことのない僕が独検4級に合格するまでの振り返りと、僕なりの勉強法を書こうと思います。

使った参考書の事だけ知りたい!という方は下の要約にまとめているので見てください。

『Duolingo』
【良いとこ】
・ゲーム感覚で楽しく勉強できる。
・無料で使うことができる。
【注意点】
・無料だと各レッスンの終わりに広告を見なければならない。また、5回間違えるとライフが消えてレッスンができなくなる(回復の方法はある)。
・文法に関する解説が乏しい。
・ドイツ語レッスンは日本語に対応していない。その為、ある程度の英語の知識が必要。

NHK出版『これからはじめる ドイツ語入門』
【良いとこ】
・例文の説明が分かりやすく、ドイツ語に全く取り組んだことがない人でも問題なく進めることができる。
・音声をダウンロードすることでリスニングの練習もできる。

郁文堂『独検過去問題集2020年版<5級・4級・3級>』
【良いとこ】
・夏、冬の2回分載っている。
・解説が丁寧で、各問の正解率、各大問の平均点も載っているので、自分の点数を客観的に見れる。
【注意点】
・古い過去問の場合、出題内容が変わっている可能性がある。
→僕みたいにケチって古いのを買うよりも、最新版を買った方が安心。

※ URLの過去問は最新版


ドイツ語の勉強を始めた日

去年の6月頃だったと思います。ふと、「ドイツ語の勉強を始めてみよう」このことが、後々独検を受けることに繋がってきます。この時は、独検の存在すら知らなかったし、単に英語の勉強ばっかりして飽きてきた息抜きに第二外国語の勉強をしようという考えでした。なぜ第二外国語にドイツ語を選んだのかは不明ですが、、←(小さい頃からドイツに興味があったらしく(住んだことも行ったこともない)そこと関連しているのかも…)
ドイツ語の勉強をするにあたって最初に使ったのが『Duolingo』です。

Duolingoはゲーム感覚で勉強できることや、リーグに参加することで、競争心が湧くなど、ズボラな僕でも継続して行うことができました。また、スマホで勉強するので移動時間などのスキマ時間にサクッと勉強できるのもメリットだと思います。
しかし、欠点もいくつかあると思います。まずは、広告の量です。無料会員だと1回のレッスンごとに広告が流れる他、5回間違えるとライフが消えてレッスンができなくなるからです(ライフを回復させる方法はある)。その為、1日に何回もレッスンをするのであれば個人的には有料会員の方が良いと思います。また、Duolingoのドイツ語レッスンは日本語に対応していないことも注意が必要です。なので、ある程度の英語の知識が必要になってくると思います。

独検を知った日

6月の中頃、ドイツ語を学ぶにあたって何か目標を立てようと思いました。調べてみると独検というものがあり、しかも12月に試験があることを知りました。試験まで残り半年間あるし5級ではなく4級を受けよう!と、この時決意しました。まだ独検の過去問すら解いたことも見たこともないのに、、

文法が分からない

7月に入り、一度独検のホームページに掲載されている過去問(4級)を解いてみました。そこで気づいたのが文法が全く分かっていないということです。勿論、問題に出てくる単語はある程度分かるのですが、文法が分からないので答えが分からない。例えば、適切な冠詞を入れる問題や接続詞の問題。なぜ分からないのか考えていた時に気づいたことが、『Duolingo』では文法の解説が無かったということです。その為、ドイツ語を身につけるには文法書を買う必要があると気づきました。ここで僕が買ったのは、NHK出版『これからはじめる ドイツ語入門』です。

『これからはじめる ドイツ語入門』は名前の通り、1から始めるので(例: 発音や動詞の現在系等) 今までドイツ語に触れたことのない人でも問題なく進める文法書だと思います。また、例文の説明が丁寧なことや例文に付随した練習問題があるので、しっかりとアウトプットも行うことができると思います。さらに、音声をダウンロードして聴くことができるので、リスニング等の練習にも使えると思います。

検定1ヶ月前

7月から4ヶ月程度で参考書を2周程度行い11月に独検の過去問を買いました。最新版はかなりの値段がするので、2020年度の中古の過去問を買いました。

ここでは、4級の試験(夏・冬)の2回分と5級、3級の(夏・冬)の過去問も付いていました。11月の半ばに過去問を2回(夏・冬)解いて結果は8割程度だったと思います。その為、安心して、その後は過去問は全くせず文法の苦手なところを復習していました。

試験当日

4級の試験は午後2時からでした。僕が受けた会場では、比較的僕くらいの年齢層(10代、20代)が多かったと思います。
そして試験が始まって思ったことが、「過去問と比べて難易度が上がっている」ということです。過去問ではスラスラと解けていた冠詞の問題も分からない問題が多く、かなり時間を消費しました。また、過去問では文章から適切な絵を選ぶ問題だった大問7が、文章を読んで問題が文章と一致しているか、していないかを判断する問題に変わっていたことも焦りを加速させる結果となったと思います。
試験が終わり、普通に落ちたなーと思いながら帰ったと思います。

試験翌日

試験翌日の午後に正解等が掲載されていました。落ちたかなーと思いながら自己採をしていると8割近く取れていることに気づきました。勿論、冠詞等の問題では間違えているところが多かったのですが、長文問題とリスニングに救われました。

結果

先月の10日ごろに結果が届きました。封筒の中には正解答と合格証、自分の点数と今回の合格最低点が書かれた紙が入っていました。ちなみに点数は約77点でした。もう少し取りたかったな、、、(約半年間勉強していたし)。

振り返り

恐らく初めて主体的に勉強したのが今回のドイツ語だったと思います。今までは塾や高校で半ば強制的に受けないといけない英検の勉強等、何かと主体的とはいえないような勉強してきた僕が、特に専攻言語でも無いドイツ語を自らの意思で勉強し始めたことは、きっとこの先役に立つであろう「主体性」を向上させる事に繋がったと思います。小、中、高と勉強が好きになれないまま育ってきた僕が、初めて勉強が好きと思えるようになったいい機会だったと思います。ここで満足せず、6月にある独検3級に向けてさらに精進していこうと思います。

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