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岸田退陣の隠れた原因2:新しい資本主義
岸田首相は就任当初、「新しい資本主義」と言うのを掲げていたけれども、一体何をやったんだろうね。今振り返ってみると、結局新型NISAみたいな投資の奨励と、ガソリン価格の補助金をばらまいた位じゃないの。
結局インフレを退治できなかったんだよ。そしてこのインフレの主な原因はエネルギー価格の高騰なんだ。そして日本がエネルギー価格を安定させるには、どうしてもシベリアからの天然ガスが必要なんだよ。
だからウクライナ何かに肩入れせずに、ロシアと中立の関係を持つのが大切だったんだ。これをやっているのがインドとかトルコだよ。こうした中進国にできることが、アジアの大国日本にできないと言うのは、岸田首相首相に国際感覚がないからだよ。
それから新型NISAにしても、株価が乱高下して、結局国民のお金をリスクに晒したと言って批判されているんだろう。だから岸田さんは投資じゃなくて勤勉に働くことをもっと打ち出すべきだったんだよ。これは習近平さんでさえ言ってることなんだ。
勤勉に働くためにも、新しく起業したりする人をもっとたくさん出さなきゃだめだったんだよ。そうすれば、働き口が増えて労働市場の流動化もできたんだよ。
次の首相にこの辺のことが修正できるのだろうか疑問だね。インフレ退治は新しい政権の課題でもあるけれども、これを解決できる人は、自民党には多分誰もいないと思うよ。