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バスケ男子日本代表メンバー一覧・活動状況まとめ
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令和6年11月21日現在
5人制バスケットボール男子日本代表チーム(FIBAランキング21位)が2024年夏のパリオリンピックから約4か月を経て、いよいよ再始動する。
🏀バスケ男子日本代表最新情報:パリ五輪後初の公式戦アジアカップ予選第2節へ
5人制バスケットボール男子日本代表チームは、2024年7~8月に行われたパリオリンピックに出場し、3連敗でグループフェーズ敗退となった。とはいえ、2023年のFIBAバスケットボールワールドカップでアジア首位の成績を残して48年ぶりの自力での五輪出場を果たしたチームは着実に前進している。
パリ五輪の次なるゴールは、次回2028年夏に予定されているロサンゼルス五輪の出場権獲得だ。東京五輪から続く3大会連続出場を果たすためには、2025年のアジアカップ出場、2025年秋~2026年にかけて行われる2027年のFIBA W杯予選出場、同W杯でのアジア首位獲得と、ひとつずつ階段を登っていく必要がある。11月のアジアカップ予選ウィンドウ2(第2節)のモンゴル代表戦(FIBAランキング108位)とグアム代表戦(同80位)はそのための重要な試合となる。
そのアジアカップ予選第2節に向け、日本代表はパリ五輪から2か月以上が経過した10月25日、トム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC)の契約継続(留任)を発表し、再始動した。
2月に行われたアジアカップ予選第1節では、日本はグアム、中国に連勝し、ここまで2勝0敗とグループCの首位を維持している。
日本は、2025年のアジアカップ出場権を得るべく、同予選でC組2位以内を目指す(各組3位チーム同士による2次ラウンドからも2チームが出場権獲得)。
11月のアジアカップ予選第2節2試合にも勝って、C組2位以上確定に大きく前進できるかに注目だ。
🏀最新のバスケ男子日本代表メンバー:アジアカップ2025予選第2節(2024年11月)
※直前合宿招集メンバーは2024年10月30日に発表。名前(ポジション/身長/年齢/所属チーム)。打ち消し線付きは招集後不参加が決定した選手。Bリーグのチーム名は略称表記。
比江島慎(SG/191cm/34歳/宇都宮)
アレックス・カーク(C/211cm/32歳/琉球)
山崎稜(SG/183cm/32歳/広島)
富樫勇樹(PG/167cm/31歳/千葉J)
渡邊雄太(SF/206cm/30歳/千葉J)※11月11日:コンディション不良のため不参加ジョシュ・ホーキンソン(C-PF/208cm/29歳/SR渋谷)
馬場雄大(SF/196cm/28歳/長崎)
佐々木隆成(PG/180cm/28歳/三遠)
牧隼利(SG/188cm/26歳/大阪)
大浦颯太(PG/182cm/26歳/三遠)
吉井裕鷹(SF/196cm/26歳/三遠)
岡田侑大(SG/189cm/26歳/京都)※11月13日:コンディション不良のため不参加川真田紘也(C/204cm/26歳/長崎)
小酒部泰暉(SG/187cm/26歳/A東京)※11月13日:コンディション不良のため不参加赤穂雷太(SF/196cm/26歳/秋田)※11月13日:コンディション不良のため不参加テーブス海(PG/188cm/26歳/A東京)※11月13日:コンディション不良のため不参加山口颯斗(SF/195cm/26歳/長崎)※渡邊雄太に代わって追加招集
渡邉飛勇(C/207cm/25歳/信州)
西田優大(SG/190cm/25歳/三河)※11月15日に追加招集
井上宗一郎(PF/201cm/25歳/越谷)
角田太輝(SG/182cm/25歳/佐賀)
中村拓人(PG/184cm/23歳/広島)
市川真人(C/206cm/23歳/広島)
脇真大(SG/193cm/22歳/琉球)
渡邉伶音(C/204cm/18歳/福岡大付属大濠高)
コーチングスタッフ
ヘッドコーチ:トム・ホーバス(日本バスケットボール協会)
アソシエイトヘッドコーチ:コーリー・ゲインズ(日本バスケットボール協会)
アシスタントコーチ:勝久ジェフリー(川崎)
アシスタントコーチ:佐々宜央(琉球)
アジアカップ2025予選第2節に向けたバスケ男子日本代表の動き
※逆時系列。
▼11月24日:グアム代表と敵地で対戦予定
モンゴル戦の3日後、アジアカップ予選第2節の2試合目(予選通算4試合目)として、敵地にてグアム代表(FIBAランキング80位)と対戦予定。
▼11月21日:モンゴル代表と日環アリーナ栃木対戦予定
アジアカップ予選第2節の1試合目(予選通算3試合目)として、日環アリーナ栃木(栃木県宇都宮市)でFIBAランキング108位のモンゴル代表と対戦する。
▼11月20日:モンゴル戦のベンチ入りメンバー12名発表
21日のモンゴル戦に臨む12名のベンチ入りメンバーが発表。背番号順の選手一覧は以下の通り。
#0 大浦颯太
#2 富樫勇樹
#6 比江島慎
#16 中村拓人
#19 西田優大
#21 山崎稜
#22 山口颯斗
#33 佐々木隆成
#53 アレックス・カーク
#75 井上宗一郎
#91 吉井裕鷹
#99 川真田紘也
モンゴル戦ベンチ外となった直前合宿参加選手:ジョシュ・ホーキンソン、馬場雄大、牧隼利、渡邉飛勇、角田太輝、市川真人、脇真大、渡邉伶音
▼11月15日:西田優大を追加招集
前日に一気に4選手の欠場が決まったことにより、代表経験豊富な西田優大を緊急招集。
▼11月14日:八村塁が日本代表について言及
現地13日に米国ロサンゼルスで行われた河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズ戦の後の記者会見で、レイカーズの八村塁が日本代表について質問され、「日本代表のやり方が僕としては嬉しくないところがある」と発言し、波紋を呼ぶ。
▼11月14日:4選手がコンディション不良を理由に不参加に
岡田侑大、小酒部泰暉、テーブス海、赤穂雷太の4選手がコンディション不良のため不参加ととなったことが発表された。
▼11月11日:渡邊雄太が不参加、山口颯斗を追加招集
直前合宿初日。渡邊雄太がコンディション不良のため不参加に。代わりに山口颯斗が追加招集。
▼10月30日:アジアカップ2025予選第2節に向けた直前合宿招集メンバー発表
パリ五輪後初となる日本代表候補メンバーが発表。最年長の比江島慎、富樫勇樹、馬場雄大らパリ五輪出場メンバーら23名が選出。NBA&NBA Gリーグのシーズン中の八村塁(レイカーズ)、河村勇輝(グリズリーズ/ハッスル)、富永啓生(インディアナ・マッドアンツ)らは招集されず。第2節に向けた直前合宿は11月11日に味の素トレーニングセンターで開始される。
▼10月25日:ホーバスHCの契約継続発表
日本バスケットボール協会が、トム・ホーバス・ヘッドコーチの契約継続(留任)を発表。第2次ホーバス体制下で2028年ロサンゼルスオリンピックを目指すこととなった。
ホーバスHCは「これまでの3年間、私たちはチームとして成長し多くの素晴らしい思い出を作ることができました。残念ながらパリでは目標に到達することは出来ませんでしたが、対戦した全てのチームから敬意を得ました。私たちは正しい道を歩んでおり、再びこのチームの一員として前進できることを光栄に思い誇りに思います。私たちの仕事と旅は終わっていません。私はこの先の多くの挑戦に立ち向かうことを楽しみにしています」とコメントを発表した。