自分の思い込みを実感させる、Yes,Andゲームの体験
思い込みは簡単に捨てることは出来ません。
自分自身のことでも、そのことが思い込みなのかどうかなんてほとんど意識しないものです。
しかし、思い込みを解消する発想トレーニングというものがあるのです。
初めてそのツールに接して、目からうろこが落ちる思いでした。
それは数年前の12月に受講したセミナーの、「Yes,Andゲーム」という創造性開発のための手法の1つです。
二人一組のペアで、理想の別荘の姿を即興で作るというものでした。
論理的な考え方どはどこかへ吹き飛ばされる
ルールは簡単で、相手の考えを受入れ自分の提案をさらに重ねていきます。
とはいうものの、提案の内容に現実的でないとか不可能とか一切言ってはいけません。
とにかくYesと応えて理想の別荘の姿を膨らませ、出来上がったものは当初全く想定していない別荘の姿になっていました。
重要なポイントは間をおかず即興でお互いに提案し合うことです。
熟考してはいけないので、はたからは口から出まかせのように見えていたことでしょう
論理的な考え方は、いつのまにかどこかへ吹き飛んでいました。
未来基準の発想を身につけたい
この「Yes,Andゲーム」手法を用いると、ある問いに対し想定されていない解答を導きだすことができます。
思い込みによらない解答は非現実的であるかもしれません。
しかし、未来の基準ではどうなんだろうなどと考えるとワクワクします。
このような発想の感覚を少しでも身につけたいものです。