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外国から帰ってきて年金請求

外国に長く住んでいる人も多い現代。長年外国暮らし後、
日本で年金請求した場合のお話です。

例えばアメリカに長年いて帰国した場合でも、アメリカとは
社会保障協定を結んでおり、双方で相手の国の年金制度に加入
(保険料支払い)していた期間は、母国で年金保険料を
払ってなくても「年金加入期間」とみなします。

社会保障協定を結んでいても双方の年金期間を通算できない
国(中国、韓国、イギリス、イタリア)もあるのですが、
アメリカとはまさに、双方の国で年金期間を通算できるのです。

社会保障協定を結んでいるのは23か国

長くアメリカにいて、日本での年金額は少ない場合、
マイナンバーと基礎年金番号が連携されていない場合、
アメリカ在住時の前年収入はわからないので、年金額の
帰国後年金額の少なさから、「年金生活者支援給付金」
の案内が年金機構から行きます。

前年収入は少ないものとして、市区町村役場でも
住民税非課税の特典?がつくようです。そして
年金生活者支援給付金も支給されることでしょう。

年金請求や支援給付金手続き時に、マイナンバーと
基礎年金番号を紐づける手続きも行うため、
来年はたくさん稼いでいたり、受給しているアメリカ年金
も合計される(確定申告で報告する必要あり)ので、
来年からは支援給付金が
出なくなるのではないでしょうか。

マイナンバーから国民1人1人の所得がわかるように
なりましたが、外国に住民票があり、マイナンバーを
持っていない日本人については収入がわかりようがないので、
自己申告に頼るしかありません。言わない人もいるかな~~。

マイナンバーで所得がわかっちゃうから、税金たくさんとられちゃうから嫌、で芸能人とか(多分マイナンバーを作っていない)外国移住している人が多いのでしょうか・・。もし、そうなら日本でマイナンバーを持って
税金や保険料を支払うの・・・疑問に思ってしまいそう・・・
(もちろん払わなきゃダメなんですけどね。)





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