森の生活 ソロー 

森の生活 ウォールデン
ヘンリーDソロー、佐渡谷重信訳
講談社学術文庫

ソローという人のエッセー。1854年作。何とこの人物、ボストン近郊のウォールデンという湖畔に小屋を建て、独りで思索して生活していたらしいです。

本の背表紙にこう書いてあります。
「物質文明の発展が問い直されている今日、ソローの思想の持つ意味はますます大きい」

500ページ位の本ですが、正直、私は読み通せたことがありません(笑)私がもっている文庫には、前回読んだ所まで目印の小さいフセンが貼ってあります。たまに再読にチャレンジしても、どうにも挫折してしまう。

ソローという人の言っていることは分かる気がする。自然の中で独り静かに経済とか労働とか思索しているってこと。
けど、これを読み通すのって、結構大変ですよ。彼特有の思考回路になかなか、ついていけなくて。
でも、今の社会で生きる上で、ソローという人物がいたことを知ること自体に価値があると思うので、私はこの本をオススメします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?