妻の人のおかげです
結婚記念日
7月14日は僕たち夫婦の17回目の結婚記念日でした。
特に喧嘩もせず、良く喋り、よく笑い、良く食べる。幸せな17年間でした。
18年目からもこんな感じで幸せに暮らしていけたらいいなと思っています。
僕が週末音楽家というスタイルでやっていけるのは、妻の人のおかげです。
週末になると部屋に引きこもって曲作りをしている僕に文句一つ言わず、11年。
他の人の話を聞くと、週末にがっつり自分の時間を取るのはなかなか難しいらしいので、我が家はちょっと変わっているのかもしれません。
僕の活動を支えているのは(というか放置してくれている)のは妻の人のおかげです。
お互い好きなことをしてる
僕が部屋にこもっている間、妻の人は何をしているのかというと、テレビでDVDやスカパーなどのドラマやお芝居を見ています。最近は、どうぶつの森がブームみたいですが。
お互い好きなことをしています。
二人とも家にいるのが好きなので「どこかに連れて行け!」みたいなリクエストはまずありません。
休日は、お互い好きなことをしつつ、一緒に洗濯を干したり、掃除をしたり、夕方一緒に近所のスーパーに買い物にでかけて、妻の人が夕飯を作り、僕がテーブルセッティングをしてお酒を飲みながら食事をします。
食事をしたあとは、基本的に楽曲制作はしません。お酒を飲みつつ、一緒に録画したドラマを観たりしつつ、たくさん話をします。
こんな感じで不満が出ずにやってこられたというのは、とてもありがたい話です。
僕の曲に興味がない
そして、これ、わりと重要だと思っているんですが、妻の人は基本的に僕の曲に興味がありません。
え、興味があるからうまくいくんじゃないの? と思う方もいるかと思いますが、それは逆です。
結婚するなら趣味の合う人、自分のやっていることを一緒に楽しめる人とと思うかもしれませんが、実際のところ、お互いに好きなことは違うけど、それを否定しない、という方がうまくいくのではないかなと思っています。
趣味が同じでも微妙に意見の相違はあるだろうし、自分のやっていることを一緒に楽しむのも良い時は良いですけど、お互いのやり方に口を挟むともめることになります。
妻の人はよく僕にこう言います。「機嫌よくやっているならそれでいいよ」と。
はい。日々楽しく、機嫌よく暮らしています。
ときどき褒めてくる
妻の人は、基本僕の曲には興味がないのです。
いつも、僕はヘッドホンをして曲を作っているんですけど、ミックスのときにはときどきスピーカから音を出してチェックをしたりしているので、それは、たぶん耳に入っていると思います。でも、それに関しても基本は何も言わず、スルーです。
曲がお披露目されて動画がアップロードされたり、CDがリリースされたりしても、たぶん聴いていないでしょう。
でも、ほんとうにまれに、妻の人が「この曲いいね!」と言ってくることがあります。
100曲のうち数曲という感じなので、もう、ほんとにまれな確率なのですが。
ふだん、なにも言われないので、その言葉を聞くと動揺します(笑)
ただ、妻の人が褒めるというのは、ほんとうに良いと思ったときだけです。しかも、その比較対象は、妻の人が普段聞いているテレビから流れている曲です。
実際、妻の人が「良い!」といった曲は聞いてくれた人からの評価の高い曲だったりします。
これからも
好きなことばっかりやって、そのくせ日常的なことはできないことだらけの僕ですが、良く17年も一緒にいてくれたなぁと思います。
願わくば、最後の瞬間まで、彼女の笑顔を見ていられたらなと思います。
これからも、よろしくね。