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【正直旅】2024年7月バルセロナ不完全燃焼旅まとめ

色んな人が口々に
「バルセロナ(スペイン)の食は美味い」
「サグラダファミリア最高」

という噂を信じて
今年の夏休みは
バルセロナ4泊→パリ4泊
の2か所に行ってきた。

今回のバルセロナ旅の結論は

  • 不便をみんなで分配

  • しょっぱい

  • 建物モリモリ文化


正直旅の記録をまとめてみます。

※バルセロナで風邪をひいて
十分に楽しめず
不完全燃焼であることを強調しておきます。



噴水全滅&スロースターター文化

バルセロナ旅でかなり気になったのは
噴水スポットが全滅(水を放出していない)していたこと。

たとえば
グエル公園
マジカ噴水
カタルーニャ広場。



全ての噴水に水がない。


あるいは、市場で朝8時オープンのパン屋に並んだ時
パン屋の女性たちは
わたし達に気づいてはいるものの
マイペースに開店準備をしていた。

8時10分になっても
ノロノロと準備をしていて
買うのを諦めた。


社会が機能しきっていない国では
こういうのが当たり前であることを
久しぶりに経験した。

日本や
最近旅行したパリやアメリカは
こういうことは起きない。

これが悪いとかではなく
日本が何でもかんでも規律性が高いのが
凄いことだと思い知らされる。

そして、程度が過ぎると
日本のような窮屈な社会になる。


バルセロナの現地の人は
明るくて楽しそうだった。


社会の発展レベルや利便性と
幸せの度合いは比例しないんだろうなと
枯れた噴水を見て
色々考えさせられた。


でもやっぱり、
せっかく観光に行って
全部の噴水が枯れているのは
シンプルに萎える。


ピンチョスの限界を知る

たぶん、ピンチョスの本場は
スペインの別の地域。

バルセロナには
ピンチョス通りと呼ばれるストリートがある。

今回の旅で
最も楽しみだったのがピンチョスを食べること。

満を持してピンチョスを見て
率直に思ったのは
「あ~、はいはい、なるほどねー。。。」

前日の残りバゲット?に
揚げ物や酒の肴を乗せて
楊枝で刺す。

バゲットはしけっていて
肴は全体的にしょっぱい。


その代わり
ピンチョス通りで飲んだビールは
めちゃくちゃ美味かった。

バルセロナで一番おいしかったのは
この時のビールかな。

味はよなよなエールの
直営店で飲むクラフトビールの味。


ちなみに
ピンチョス3~4つ、+ビール1杯で
10~12ユーロほど。

円安のご時世には有り難い。


日本でピンチョスバルがあれば
1件目とか、ちょっと飲みたいときに
普通に行きたい。



ガウディ建築は悪趣味

これは夫の名言(笑)

勉強不足で、知識ゼロの
ファーストインプレッション。

本当に失礼ご容赦ください。


今回、バルセロナで有料で入場したのは
サグラダファミリアと
グエル公園のみ。

どちらも、ピンと来なかった。

行ってみて
「ぅぁあー、凄いステキ✨」とは
ならなかった。

サグラダファミリアについて

着いた初日に
サグラダファミリアを一望できる
ルーフトップバーに行って
お酒を飲みながらじっくり外観を見た。


じっくり見ての正直な感想なので
ご容赦ください。


盛り盛り文化で
左右非対称で
建築に謎の文字が入っていたり
キラキラっぽいオブジェが乗っかっていて
夫婦の感性として
ステキとはならなかった。


そもそも旅行前の
ガイドブックを見て行き先を決める時点で

ガウディのほかの名所
(カサ・ミラやカサバトリョ)へ
興味が湧かなかった。


食が日本人に合う説について

・揚げ物
・魚介の旨み
・しょっぱい
・ビール美味い

こういう味だから
確かに日本人の口に合うのは
間違いない。


繊細な味ではなく
おつまみ系の味。

あと、パエリアも美味しかったけど
死ぬほどしょっぱかった。



余談①

バルセロナ在住のとある
日本人YouTuberがおすすめしていた
現地系のお店でパエリアを食べた。


「うぁああ、現地人ばっかり!」
と、期待して料理を待っていた。

そのYouTuberは
「カルソッツ」というネギの丸焼き
が美味いと言っていたので
注文すると
「冬しかやっていない」とのこと。

仕方なく、パエリアとサラダのみ注文。


しばらくすると
我々の隣の席に
日本人カップルが誘導された。

(他にも席が空いているのに
なんでわざわざ・・?)


そのカップルも
カルソッツを聞いて、無いと言われていた。
(あー、同じYouTube見てきたんだ)



我々がノーマルパエリアを食べ終えて
トイレから帰ってくると
隣のカップルは
イカ墨パエリアを
口の周りを真っ黒にして食べていた。


なんだか、ものすごく興ざめしたエピソードでした。
(なんの話)


余談②旅の最中に風邪をひく

バルセロナ旅が
パッとしなかった理由。

海外旅行で体調を崩すことは
あまり無かったのだけど
今回滞在3日目に風邪を引いた。

幸いにコロナとかではなく
滞在中に頑張って治したから良かったけど

もっと色々バルセロナについて
観光したかったのに
中途半端な感じでバルセロナを後に。



むすびに

バルセロナで美味しかったのは
市場で買ったマンゴーと
ピンチョス通りで飲んだビール。

写真上のマンゴーが
とにかく美味しすぎた。
恐らくスペインは産地ではないけど。

美味しすぎて
3日連続で買った。


旅慣れと自分の経験値が上がってきて
良いもの・美味しいものの分別が分かって
イマイチだったものへ文句が尽きない。

円安だから
コスパを意識してしまい
高いものへお金を払うのを惜しむ。

何だかバルセロナが
パッとしなさすぎて
旅って何なんだろうと
考えてしまう。

準備や高い費用をかけて
遠くの異国まで来て
楽しめなかったことが残念に思う。



そんな風に感じた
不完全燃焼、バルセロナの正直旅でした。

パリ編へ続く。

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