変な人にインタビューしてみたら予想以上にアツかった件
こんにちは
フリージャーナリストのはぎやんです。
本日はCheckmateFieldの代表である柳悠歩(やなぎゆうほ)さんに創作活動についてインタビューをしていきたいと思います。
はぎやん(以下、は)「柳さん。よろしくお願いします」
柳悠歩(以下、柳)「よろしくお願いします」
は「まずは柳さんのことを知らない方もたくさんいますので、簡単に自己紹介をらしていただけませんか?」
柳「はい。私は一次創作を中心に活動しているCheckmateField(ちぇっくめいとふぃーるど)というサークルで主に設定を考えている、柳と申します。媒介はWEB小説やゲーム、漫画など様々で、これから世に作品をたくさん出していけたらと思っております」
◼︎彼らが制作しているノベルゲームのキャラクタ
は「形態に縛られずに色々なものを作ろうとしているんですね。この欲張りクソ野郎」
柳「!??」
は「純粋に作品をたくさん作っていきたいと。それはわかった。でもなぜ?なんでそれをしたいと思った?」
柳「あの、キャラ変わってません?(動揺)」
は「私は生半可な理想だけを大声でいう奴が嫌いなんだ。さあ、答えてくれないか」
柳 (何この人怖い…)
柳「私が創作活動をしたいと思う理由。それは純粋な因果欲です」
は「日本語でおk」
柳「私が考えるに人間とは誰しもが「自分の行動で誰かを動かしたい、きっかけになりたい」という欲があります。思想を残す、子供を残す、自分のリツイートを誰かにいいねしてもらう。その誰にでもある欲が私は少し大きいというだけです」
は「わかったようなわからないような。何かを残す、それを作品創作を通じてやろうということ?」
柳「そうです」
は「わからないのは、なぜ作品じゃなきゃいけないのか。教師にでもなればもっと確実に残せるじゃあないか」
柳「ダメなんだ!足りないんだ!私が人生をかけるのであればそんな規模ではダメなんです!」
は「規模?一体どんな規模だったら満足できるというんだ!」
柳「1000年」
は「は?」
柳「1000年先の誰かにも届くこと。それが私が人生をかけて目指していくところです!」
は「そんな長く残るものなんてない!強欲すぎだ!」
柳「果たしてそうでしょうか。あなたの身の回りにも1000年以上昔の因果があるではないですか」
は「こいつ何を言って… はっ!」
柳「ふっ… 気づきましたか。
ご存知"アリストテレス"だァ!」
は「だ、だにぃ!?」
柳「他にもあります!ギルガメッシュ叙事詩とか論語とかギリシャ神話、旧約聖書だってそうです」
は「たしかにぃ…」
柳「それは思想であり、物語であり。たとえ文明が滅んだとしても、人類が生きるこの時代にも残っているものが確かにあるんです!」
は「くっ……. ひとついいか……… 作品を作っているといったな。おまえはそんな途方も無い領域を目指して作っているとでもいうのか」
柳「そうとも。えがいてしまったんです。面白そうと感じてしまったんです。そうと決まれば全力でつき進む。それが柳悠歩の生き方だ!」
は「う、うわああああああああああ」
は「とまあ、如何にもジョジョの奇妙な冒険を見終わった後で影響を受けている文章なのはともかく。柳さんの夢、やりたいことはわかりました」
柳「ありがとうございます」
は「だからといって最近創作できていなかったですよね?なんでこのタイミングで?そんな大きいことを考えるために時間を使っていたのですか?他のサークル員怒ってましたよ?」
柳「それは面目無いです… ただ今絶賛作ろうとしているノベルゲーム"剣鍛のフィロソフィア"のテーマは魂なんです。
理想の姿であろうとすることがテーマであるこの作品を作るにあたって、自分自身に向き合わなくてはならなかったんです」
は「魂がテーマですか」
柳「はい。私の考える"魂の強さ"とは、"自分のあるべき姿を描き、そうあそうとすること"です。じゃあ自分は何を持っているんだろう。そうやって考えてきました」
◼︎剣鍛のフィロソフィアのヒロイン 高峰雪
は「ふむふむ。ちなみに柳さんのあるべき姿はなんだったんですか?」
柳「"やりたい放題やる"」
は「アッハッハwww」
柳「他人の理想なんてそんなものです。やりたいことを、たとえ誰に理解されなくとも、全力でやろうとする姿に私は憧れ、そうなりたいと思ったのです」
は「いえいえ、失礼しました。いや柳さんそのままだなぁと思って笑 昔実はONE PIECEの指銃を体得して動画あげてたじゃないですか、それを思い出して」
柳「何十年前の話ですか汗 まあでもそうですね、アホなことでも全力でやりきればそれは誇れることなんだと思います」
は「なるほどわかりました。そのやりたいことが先ほどの夢を考えることに繋がったんですね」
は「折角なので柳さんにとっての"作品"とは何かについてお伺いさせてください」
柳「そうですね。私にとって作品とは"星"のようなものなんだと思っています」
は「ほ、ほし?」
柳「注意を向けないと見えないし、それがあるからといって何かしらの義務が発生するわけでも無い。それでも夜に空を見上げてあれが好きだこれが好きだと語り合う。
有名な星はみんな知っているし、北極星のように助けになる場合だってある」
◼︎Aちきさんに描いていただいたサークルアート
は「本物との違いはそれを人間が作れるといったところですか」
柳「無数に存在する星々の中で、誰かにとっての大切になれたならそれはすごいことではないですか。そして1つでも大きい輝きがあれば、人はもっと夜空を見上げるようになります」
は「深いようなよくわからないような…」
柳「1000年経とうが輝き続ける星、そんな何かを残すことが私のやりたいことです。その夢を支えてくれる仲間やファンのみんなで、人類スケールで面白いことをしたい。私からは以上です」
は「勝手に閉めないでください。なんとなく、ぼんやりとではありますが柳さんのこれからが見えた気がします。
その熱い想いを忘れないように、これからも創作活動頑張ってください」
柳「ありがとうございます。精進します」
は「それでは長いことお付き合いありがとうございました。期待の変人、柳悠歩さんでした」
こうして長いインタビューは終わった。
果たして、彼はこの偉業を成し遂げることができるのだろうか。
夢物語は、現実になるからこそ面白い。
進め若人、夜空を掴むんだろう?
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