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【最近のモスクワ】2023年11月

11月30日の日の出時刻は8時32分、日没時刻は16時3分です。これから、冬至に向けて、さらに、日の出時刻は遅くなり、日没時刻は早くなります。

今月も3100字を超えて長くなっているので、目次を見て、気になるところからお時間のある時にご覧ください。


保険作り

毎年11月にすること。
それは、私の保険作りです。
その手続きは平日にしかできないので、夫にはバケーションを毎年11月にとるようにしてもらっています。
11月のモスクワは、雨が多く、日照時間も短く、夫にとっても、その時期がバケーションになると、通勤しなくていいので、都合がいいです。
お金があれば、日本の11月は過ごしやすい時期だし、日本へ行くこともできるなあと思う時期です。
今は、夫は職業柄出国しない方がいいので、国内にいます。
夫に限らず、他のロシア人も11月にバケーションをとって、南の方の国へ旅行に行く人もいます。

外国人の保険証の有効期限は1年間なので、毎年11月に更新することになります。
そして、一足先に友達が保険を作りに行ったら、この11月から予約制になったということを教えてくれました。地下鉄と徒歩で1時間半くらいかけて行って、できないと言われたら、大変だからと教えてくれました。
それで、予約をしようとサイトを見た所、必要書類のスキャンや入力が必要で、かなり面倒になっていました。しかも、提出できる日は1週間後以降となりました。
もしかしたら、今後は、オンラインで申請するだけで発行されるようになるのかもしれないけれども、今は過渡期で余計に面倒なことになっているかなと思いました。
そして、予約した日に行ったら、その場で保険証が発行されました。去年までは、窓口に行き、後日、受け取るために行かないとならず、2回行かないといけなかったけれども、今回は1回行くだけで終わりました。
去年までは、封筒に入って、きれいな紙に印刷された保険証でしたが、今回は、その場でプリンターで印刷した紙なので、A4サイズの更紙を渡されて終わりました。1年間しか使わないと言えども、ちょっと心もとない保険証になりました。

展覧会『ロシア』

11月は、何回青空を見たかな?1回か2回だったはずで、あとは、曇り、雨、雪でした。

雨の時は、出かける気にならず、雪になってからよく出かけました。

それは、ВДНХで展覧会『ロシア』が始まったからです。

ロシアだけで万博をやってしまったといった感じの展示スペースと内容で、1日では全部見切れないし、それぞれ日替わりで興味深いイベントが行われているので、何回も出かけています。
1回出かけると15000歩以上は絶対に歩くので、冬眠しがちな冬に開催されたこの展覧会のおかげで、私はよく歩いています。

この展覧会は、無料で行われています。

無料となると喜んで出かけるロシア人と私。

何回も行くと、それだけ、モスクワ地下鉄やバスなどを利用するので、そういう経済効果もあると思います。

また、ある展覧会は、4時間待ちというものがあり、そうなると、お昼を現地で食べることになり、会場にもともとあるレストランやカフェも売り上げがよくなると思います。さらに、この展覧会に合わせて、各地域の郷土料理もふるまわれているので、そういうものを食べる人もいます。

この展覧会では、ロシアのことをもっと知ることができるし、子供から若者、家族連れ、大人などが楽しめるイベントも盛りだくさんで、よく計画したなあと思います。

私が見た展示で記事にできるものは、今後も随時アップしていきます。

現在、書きたいことが渋滞中なので、気長にお待ちください。この展覧会は4月12日までです。


ロシアは、大阪万博参加を辞退したニュースを見ましたが、英断だったと思います。自国だけでこれだけのことができるのだから、あえて参加しなくて良かったと思います。
母が4時間並んで見に行った1970年の万博のソ連館と、私がマンモスを見に行った愛・地球博のロシア館。どちらもいい思い出で、そのままきれいな記憶が残るのは私にとっても嬉しいです。

夫語録

私の保険の手続きが終わり、夫は、故郷へ帰省することになりました。
車があれば、私も一緒に夫の故郷へ行きましたが、3月に車の窓ガラスを割られたので、鉄道で故郷へ行きます。
窓ガラスを割られたときのことは、こちらに書きました。

車の窓ガラスですが、育ての父親も探しましたが、なかなかガラスが見つかりませんでした。
ところが、義理の弟が10月に、ガラスを見つけ、「来週には届くよ。」、「直ったよ。15000ルーブルだった。」と急展開。義理の弟はパンデミックになる前は、車の塗装の工場を自分で開いてやっていたくらいなので、いざというときは、車関係なら詳しいとは思っていましたが、10月からの急展開に驚き、11月の故郷への帰省には車で行けるかもと思いました。
ところが、ブレーキに問題があることが発覚し、その修理に時間がかかるということで、鉄道で行くことになりました。
鉄道の運賃が値上がりしているので、夫は、「1人で行く」と言いました。
チケットを予約したときは、隣の座席に予約が入っていなかったから、電車に乗ったころ、夫に訊いてみました。
私「隣に人はいるの?」
夫「要らないけど、居る。」と返事がきました。
「いる」だけでいいのに、いつも通り、一ひねりある一言が返ってきました。

ヨールカ巡り

ヨールカの展示も始まりました。


帽子が欲しい

今年の冬だったか、春になる前だったか、近所の公園を散歩しているときに、黒いコートを着て、ショッキングピンク色の帽子をかぶっているかわいい姉妹を見かけました。
黒いコートにショッキングピンク色の毛糸の帽子って、いいなあと思いました。
その時、母親も一緒にいたから、どこでその帽子を買ったのか訊けばよかったけれども、不審がられてもと思って、訊かずに終わりました。
それから、ショッキングピンク色の毛糸の帽子が欲しいなあと、帽子屋さんの前を通るたびに、見ていました。
値段を訊くと、1300ルーブル(約2182円)とか、1600ルーブル(約2686円)とかです。1300ルーブルの帽子は、売り切れたようで2回目に行ったときはありませんでした。
ネットでも調べました。ネットの方が安い物もあり、1600ルーブルの帽子を買うのは辞めました。
どうも値段とデザインと私の理想の物がないなあと思い、ないなら、自分で作ればいいと思い、毛糸を検索しました。
毛糸を買いに行き、毛糸のスペースを見ていたら、私が買いたい毛糸には、完全に一致する理想的な色はなかったけれども、私が使えない細い毛糸に、理想的な色がありました。

ショッキングピンクと言っても、蛍光系のピンクの毛糸が理想的だと気づきましたが、とりあえず、2年前に当時9歳だった姪に教えてもらった手編みで、帽子を編んでみました。編んでみたものの公園で見かけた姉妹のような感じになりません。
その翌日、展覧会に出かけた帰りに、駅前のショッピングセンター内をうろうろ歩いていました。そういえば、雑貨屋さんを見ていなかったけれども、あるかな?と思って覗いたら、なんと、私の理想的な蛍光系のピンクの帽子が売られていました。値段は、499ルーブル(約838円)。今まで見た帽子の中でも一番安いし、欲しい色なので、迷わず購入しました。

この帽子をかぶって、出かけるのが楽しい今日この頃です。

雪の結晶

モスクワ川も凍り始めました。

そして、雪の結晶も見ることができました。

イクラのポテトチップス

新年が近づいてきたなあと感じるもの。それは、イクラのポテトチップス。スーパーの棚に並び始めました。

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チェブラーシカ
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