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フランス観客動員ランキング(9/5~9/11)『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が初登場1位

こんにちは、チェ・ブンブンです。今週も張り切って、フランスの観客動員数ランキングをまとめていきます。おやっ?9/5~9/11の週は『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が大人気だそうですよー


※下線部の作品はブンブンのレビューに飛べます。

フランス観客動員数ランキング(9/5~9/11)
1位:IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
(635,024人 1週目 ワーナー)
2位:DEUX MOI(238,161人 1週目 StudioCanal)
3位:La Vie scolaire(230,226人 3週目 ゴーモン)
4位:Inséparables(192,599人 2週目 SND)
5位:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
(149,272人 5週目 SONY)

6位:ライオン・キング(82,054人 9週目 ディズニー)
7位:Fête de famille(72,263人 2週目 Le Pacte)
8位:カブールのツバメ(61,327人 2週目 Memento Films Distribution)
9位:エンド・オブ・ステイツ(58,245人 3週目 SND)

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が1位に!

2017年に公開したリメイク版『IT』の後編、大人編がフランスでも公開されました。フランスの場合、タイトルが『Ça : Chapitre 2』となっており、別に《IT》ぐらい訳さなくても...と思うところがあるのですが、フランス語愛の強い国なのでしょうがないのかもしれません。

さて、1991年版『IT』が、大人編含めて187分だったのに対して、今回のリメイクは大人編だけで2時間50分あるそうです。ただ、主要映画メディアの評判は今年最大級の大惨事となっており、Le Monde、Libération、Première、Le Figaroが軒並み低評価をつけています。

ざっと各映画メディア評を読むとどうやらフランチャイズとして合理的に作られた結果、チグハグな作りになってしまったようです。

『スパニッシュ・アパートメント』監督新作登場

フランス大衆映画の重鎮、セドリック・クラピシュ最新作『DEUX MOI』が登場。

2010年代はSNSで誰とでも繋がれる時代となった。だが、それは同時に知っているようで知らない世界を強調することとなった。本作は、SNS上で繋がっている二人の男女、現実ですれ違っているはずなのに、それとは知らずに流れゆく日常を描いた作品とのこと。予告編を観ると、SNSの先にいる中の人に対して妄想を膨らませている場面があり、《今》を見事に切り取った作品に思えます。

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