1ヶ月で美術検定3級、2級に合格した話
こんばんは、チェ・ブンブンです。
先月、受験した美術検定3級と2級に合格しました。もともと知り合いが本検定の1級を持っており、有識者として雑誌やWeb媒体などに寄稿していることからこの試験の存在は知っていたのですが、世界遺産検定マイスター合格に専念していたこともありすっかり機会を失っていました。しかし、今年の1月に世界遺産検定もマイスターに合格し、ちょうど仕事で受けていた応用情報技術者試験も終わったタイミングだったので勉強期間1ヶ月で美術の世界に向き合ってみました。
正直なところ舐めていました。元々、定期的に美術館へ足を運ぶくらいの美術好きで、大学時代には美術系の授業ばかり受講していた。世界遺産の知識と映画オタクの知識を総動員すればチョロいだろうと思っていました。実際、世界遺産検定2級の時は2週間テキスト読んだぐらいで合格しているし、映画検定も普段の情報収集だけで2級は合格した。趣味検定の2級は楽だろうと思っていたのです。
しかし、後先考えず、受験料を振りこみ、問題集を買ってみて絶望しました。
「ん?わかんねぇ!3級レベルでも難しくないか?」
西洋画や現代美術に関しては知っていることが多かったのだが、日本や中国の美術に関しては4択問題の選択肢がどれひとつ知らなかったのだ。仏像はどれも同じに見えるし、掛軸の名称、知らん!?となったのです。
しかも、美術検定の場合は3級の時点から実践問題がある。国語、論理学、地学など別領域の技術を使って分析し、答えを導き出すタイプなのです。
流石に焦りました。
ということで1ヶ月猛勉強して試験に臨みました。実際に試験を受けてみると、問題数は多くテンポよく解かないと実践問題で詰むタイプでした。2級になると、2種類の試験があり、実践問題だけで固められたものも攻略する必要がある。美術界のアクチュアルな問題を、図や表、資料を読み解きタイトな時間で正解へと導く試験なのだが、これに関しては全く対策しておらず、映画業界、世界遺産業界の話から無理やり結びつける形で答えを探しました。
【美術検定3級:85/100点】
【美術検定2級:64/100点】
結果は
・3級:85/100点
・2級:64/100点
で無事、合格することができました。美術検定を受けたことで、マンネリ化した映画批評に新しい風をふかすことができました。
特に現代美術をどのように観ればよいのかの方針が自分の中で定まったのが一番大きく、これは実験映画の批評に役立ちそうだと思いました。
また、今まで素通りしていた美術館の常設展に面白さを見出すようになりました。長谷川等伯、藤田嗣治などテキストで見かけたアーティストの作品が身近なところで手軽に鑑賞できることを知った時には感動しました。
以下、有料にはなりますが1ヶ月で美術検定2級まで合格する際に実践したテクニックをご紹介しようと思います。
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