年始早々に風邪で死にかけたので症状をまとめてみた/風邪・コロナ・インフル対策の参考に
みなさん2023年もよろしくお願します。
最近は冬になり、インフルやコロナが例年以上に流行っているようです。
また各検査に引っかからないので分類的には「風邪」なんですが非常にコロナやインフルに近い重い風邪も流行っています。
僕はこの重い風邪に罹ってしまい、咳で死にかけましたので、風邪やコロナなど重い咳を伴う疾患で苦しんでいる人や、一人暮らしなどで誰も助けてくれない人向けに私の実例を共有したいと思います。
後半には体温推移のグラフや使ったグッズのレビューもしていますのでご参考にしてください。
◆風邪に罹った経緯(仮説)
2022年の年末(12/27)頃に実はうちの長女に発熱が見られました。
熱は38度で高熱であったため、年末の夜間診療を受け薬をもらった上で自宅療養していました。夜間診療や年末の診療期間では既にコロナやインフルのキットが枯渇しており全く検査できませんでした。
この長女の発熱は40度をピークになんと4日間続きました。咳も併発しており私は流石に「コロナかも・・・」と思い発症3日目に近所のドラックストアでPCRキットを購入し、検査してみましたがコロナは陰性でした。
長女が軽快したのは1/2で、今(1/8)も軽い咳は継続していますが、徐々に治りつつあります。
さて、私の症状が現れたのは1/3です。
初めは喉が痛い症状が現れました。箇所としては喉の上(下の根元よりちょい前の上)です。
これは長女の風邪が移ったかもと思い熱を測ると37度。
そこまで高くなかったので1日ルルを飲み安静にしてみることにしました。
ここからが地獄の始まりです。
◆発症1日~5日までの症状の変化
発症1日目
まず軽い発熱があった1/3を発症1日とします。
この日は喉の痛みと微熱ありましたが、基本元気でした。
喉の痛みはネットで書かれているような「水も飲み込めないほど痛い」ということはなく飲食には全く困らない程度の痛みです。
発熱も37度なのでふらつきや頭痛などは全くなく、日常生活を普通に送れるレベルでした。
発症2日目
朝目が覚めると、なにやら視界がぐらつく感覚があり熱を測ってみると38度に。これはやばいと思い、寝室に自主的に引きこもり、朝から様子を見ていましたが昼前には熱は39.9度に、、、
この熱が上がる時は体のだるさに追加して朝から昼にかけて手が以上に冷え、寒気と悪寒(ガダガダ震える)がありました。
カロナール500mgが結構あったのでそれを飲むために、体から汗が出るまで待った結果39.9度になってしまい後悔しました。
※解熱剤を飲む時は熱が上がり切ってからのほうが効果が高いらしく、手足が冷えていたり寒気があるときはまだ熱の上がり途中とされています
39.9度のタイミングでカロナールを飲みましたが熱が下がるまで1時間半くらいかかり、その間はふらつきやひどい頭痛、喉の痛みで地獄をみました。
その後は39度前後まで熱が下がりましたが、立ち上がれない+食事を取れないレベルの疲弊でほんとうにきつかったです。
この時はポカリの水割り(2L)を家族に作ってもらって朦朧としながらも、出来るだけこまめに飲み物を摂取していました。
栄養も補給しなければと思ったので運良くあったエネルギーゼリー(180g)を飲んだのですが、気力がなく飲み干すまで3時間もかかってしまいました。
この日くらいから鼻水は垂れては来ないのですが、鼻を噛むと血混じりの黄色い鼻水が出始めます。
発症3日目
朝体温を測定したこところ熱が37度前半まで落ち、結構体調も良く感じてきてはいましたが、念の為病院に行くことに。
私はかかりつけの耳鼻咽喉科があるので、そこにいったら速攻で隔離されました(笑)
この頃から咳が出始め、少し喉の痛みが期間側に移動してきました。
声枯れも少し出始めています。
耳鼻咽喉科ではコロナを疑っていたので検査キットで検査をしてもらいましたがまさかの陰性。
かなり重めの風邪のようです。
子供も陰性だったため、この結果は信憑性が感じられます。
インフルの可能性は捨てきれませんが、キットがないようだったので検査できてません。
病院では風邪の症状よりも喉の炎症が少しひどいことが気になると抗生物質と咳止め、鼻の薬を7日分処方されました。
※・クラリスロマイシン・アスベリン・カルボシステイン
薬局ではなんと1時間待ちと言われてしまったので、時間を潰す羽目になり今後病態を悪化させる要因になった気がしています・・・
そんなこんなで夜にはまた38.5度まで熱がぶり返してしまいました。
症状的には昨日より劇的に楽になった感覚です。
38.5度の状況でもふらつきはあまり感じられず、少し顔が熱いくらいの感覚で、風のピークが過ぎたと思いました。
発症4日目
朝対応を測ると37.0と薬が効いたのかかなり熱は下がっています。
ふらつきのような症状は大分緩和されてほぼ感じない程度まで落ち着いてきています。
ただこの日は頭痛が結構ひどかったです。黙っているとあまり頭痛は感じないのですが、少し頭を動かすと頭が痛くなるタイプだったのでひたすら安静にしていました。
ただ、ここ3~4日ソファーかベッドの上で生活していたので体がバキバキになっており、凝りに伴う手の痺れがあったので、立ち上がって軽く柔軟を行い始めます。
手の痺れは数分ゆっくりと背中、横隔膜、脇腹、肩甲骨、首周りをストレッチしたのですぐ解消しています。
私は普段からコリがひどく、同じ症状を繰り返しているので、どんな症状だったらコリからくるものなのか、どこをストレッチやマッサージしたら症状が改善するのか解ります。
ただ、一般的に高熱で普段出ない症状(手の痺れなど)がある場合、脳へのダメージも十分考えられるので、痺れ系が出たら救急車呼んでください。
動いたのが悪かったのか昼頃に38.5度まで熱が上がってしまいましたが、カロナールを飲んで安静にしていたら夜には37度前半まで熱が下がりました。
鼻水も相変わらず血混じりで、大きな血の塊も出るようになってきて少しビビり始めています。
発症5日目
この日が最も死にそうになった日です。
深夜1時から朝5時半まで朦朧としながら咳込んでは少し目を覚まして、少し眠っては咳が出て・・・のような症状が出始めました。
昨日までは寝ている時に咳が出たりするこは一切なかったのですが、急にすごい咳が出てしまい、それに伴うひどい声枯れと横隔膜付近の疲労感が襲ってきました。
これはやばいと思い朝5時半に活動開始して、イソジンでのうがいと早めの朝食(エネルギーゼリー)をとって処方された薬を飲みました。
昨日までは正直、咳はほぼしていませんでしたが今日は1分に1回ひどい咳が出てるレベルで咳が出ていました。
またこまめに咳が出るというよりは、ひどい咳として1発/分で出るような感じです。また咳と同時に黄緑色の痰も出ます。
正直、持病の喘息もあったので重症化による死が頭をよぎったのを鮮明に覚えています。
流石にビビったので、家族に協力してもらい、Twitterで発見した喉に効く薬やグッズを朝一で買ってきてもらいました。今思うとこの判断がかなり良かったと思います。
のどぬーる 濡れマスク
龍角散 ダイレクト
喉スプレー
生姜
ハチミツ
ベポラップ
風邪で咳が出る原理は、鼻から喉に落ちる膿によって気管周辺が刺激されることによります。そこから悪化すると、肺に細菌が入り込み肺炎や喘息的な症状が長引くような感じです。
なので咳がひどい時はまず、喉周りを十分に殺菌しなければならないのです。喉スプレーは美味しいものじゃなかったのですが、スプレーした数分は咳が緩和されるためやっていました。
咳は一回すると数Kcal消費するくらい体へのダメージが大きいと言いますが、確かにこの咳は一回すると肺だけでなく喉や横隔膜(内臓系)にもダメージが出ると痛感しました。
夜寝る時は横になると咳が出て寝れないのでTwitterで見つけた「半座位(はんざい)」と呼ばれる体勢を45度くらいまで上げて呼吸を楽にする姿勢で寝ました。ぶっちゃけ劇的に咳が出なくなる訳ではないですが、コツや個人差がおそらくあり、当たりの角度を見つければ2~3時間くらいは眠れるので非常におすすめです。
この半座位を知らなければ一切眠れずに、喉や肺も痛めていたかもしれません。
この辺で今までかかっていた風邪はザコ中のザコだったと思いました。
コンディションも激落で心拍数やらなんやらが本格的にひどくなっているのを実感した日です。
※私はOura ringを愛用しており、コンディションと睡眠をトラッキングして可視化しています。
いつものコンディションは65~75くらいで、睡眠は60~70くらいなのですが発症2日目くらいからコンディションの数値が見たことのない数値(20~30くらい)になっていて本当に体が死んでいると思いました。
この辺も別のnoteでまとめられれば良いかもしれません。
発症6日目
咳は相変わらず出ますが、症状が悪化しているような感覚はなく、鼻水も痰も状況維持しているような感じです。
ただ、咳も痰も喉スプレーや生姜ハチミツ、トローチや姿勢など「慣れ」+「ツール」でかなり楽に対処できています。
頭痛はほぼなくなっています。熱についても少しずつ下がってきている感覚はあります。
症状は維持ですが、気持ちの楽さは結構ありました。
ただ、いつまでこれ続くんだ・・・?的な漠然とした不安が結構きつかったです。
5・6日目は日中37度で夜に咳が少しひどくなって38度まであがることを繰り返していました。
なので熱が上がる感覚や何か症状がひどくなるような感覚も身についていて人体すげーと思いました。
この頃からカロナールでの解熱はやめて冷えピタを脇を足の付け根に貼って対応したり、寝苦しくなってマスクを外して寝たら案外寝れたりして回復の兆候はあったと思います。
発症7日目
そして発症7日目、朝から咳も少なく、熱っぽさもなく、あれ?っと思いました。
熱を測ってみると久しぶりに見る36度代の数値が・・・
体温計が壊れているかもと思い結構な頻度で測りましたが36度代をキープし、いつも見られるような熱の推移も見られずやっと解熱しました。
鼻水や咳をした時の痰が劇的に少なくなりました。
咳は相変わらず出ますが、先日までは話をしようとすると咳き込んでいたのですが、7日目は咳をせず会話することができました。
ちなみに声枯れは継続中ですが、ピーク時よりも少しマシになっています。
この日から仕事にテレワークで復帰しました。
正直仕事して気持ちをシフトしたもの影響があるかもしれません。
個人的に7日目が回復した日と定義しました。
◆体温推移の公開
iphoneで体温の推移を記録していたので共有します。
役に立つか解りませんが、同じパターンの人に少しでも安心してもらえればと思っています。
熱の推移とそれぞれの症状、つらさのピークをまとめています。
また縮尺をもう少し縮めたサマリーはこちらです。
すごい勢いで熱が上がってますね笑
◆今回の風邪で使ったグッズのレビュー
今回の風邪で使ったグッズとその簡単なレビューをリスト化します。
非常に役立ったもの:◎(神の領域)
役立ったもの:◯(人類の境地)
いまいちだったもの:×(人によるかも)
生姜はちみつ(◎喉と咳の緩和がかなりできる)
ベボラップ(◎塗った直後はほんとうに呼吸が楽に。鼻もすぐ通る)
喉スプレー(○効果は感じるが結構使うのが難しい)
電気毛布(○寒気が出てる時に使用、汗も出るので役立った)
龍角散ダイレクト(○効果はいまいちだが美味くて精神的に救われた)
熱さまシート(○もうカロナール使いたくない時に役立ったが貼る時地獄)
のどぬーるぬれマスク(×これ使って寝たら咳がひどくなって死にかけた)
事前にTwitterやらWEBやらで調べて購入したのであまり試験的なことはできてませんが、正直◎・○はかっておいた方がよいと思いました。
特に生姜はちみつは、本当に最強すぎてお湯で割ってゆっくり飲んでいたのですが、飲んでいる時は劇的に咳も喉の痛みも取れます。
飲んだ後も多少は効果が長続きしたのでほんとうに助かりました。
下記に参考にしたレシピを共有しておきます。永谷園のレシピでした。
https://www.youtube.com/watch?v=axTZftVZN6o
ただ後で生姜の効能を調べたら、生の生姜には解熱の作用がありますが、温めた生姜には体温を上げる効果があり、発熱中にはもしかしたらよくなかったかもしれません。
さらに熱を上げて早く治ったとの見方もできますが、真相は定かではないです。
ベポラップは本当にすごいです。幼い頃、親がベポラップを風邪の時に塗ってくれていたのを思い出しました。当時はあまり効果は感じませんでしたが大人になって使うと偉大さが解ります。
喘息もある自分にとっては呼吸が楽になる+鼻も通るので格段に呼吸が楽になるのを感じました。
体力がない人向けに作られているのでまさに体に負荷をかけずに乗り切れた神の薬です。
今回使ったものの画像です。やる気のない編集でごめんなさい。
のどぬーる以外は非常に役立ちました。
多分風邪じゃなかったらのどぬーるも役立つかもしれません。
◆この時代の風邪必須対策
水分を取る(私は食事合わせて2L以上とってました。)
咳がひどい時のマスク(マスクしていると喉の回復が早いです)
生姜はちみつ(殺菌+免疫強化+血栓防止+栄養補修と神の飲み物です)
喉スプレー(うがいまで行けないくらい弱っている人にも有効)
エネルギーゼリー(ビタミン○+死にそうな時でもなんとか食べれる)
半座位(この姿勢のおかげで睡眠とれました)
◆最後に
なぜこのようなnoteを書いたかというとひどい風邪症状は非常に不安+色々な情報が錯綜していて余計に不安になるので、私の実例を事細かに記載することで誰かが安心してもらえればと思い書きました。
あとこんなにひどい症状になったことがなかったので、なんか勿体無くて誰かと共有したく書きました。
質問もOKです。
まだ私も完治しているわけではないですが、一緒にこの時代の風邪やコロナ・インフルを乗り切りましょう。
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