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天ぷらを食す!

先日、千葉の知り合いがこちらに来たので小宴を催しました
折角だからと、九州の海鮮を中心としたコースにしました

お刺身は、瀬戸内海 大分のサバ、玄界灘のイカ
その他には、季節の大分の鱧の湯引き、関門海峡のタコ甘露煮などの海鮮と地酒で盛り上がってきました

その日の地酒は、地元北九州市のお酒

そして次の料理は、天ぷらです

知り合いが「天ぷらは揚げたてにかぎるんだが、宴会に出てくるようなものは冷めて旨くないことが多い」と酔っぱらって失礼なことをのたまう

そこで、ふと思い出したんです

”てんぷら屋には「腹を空かして行って、親の敵(かたき)にでもあったように揚げるそばからかぶりつくようにして」食べること”

何年前に読んだのか定かではありませんが…

皆に、天ぷら以外のお寿司屋での振舞などの部分を酔っ払いながら大きな声で話していると、

店のオヤジが後ろから『その通りです!』と、揚げたての天ぷらをバットに入れて運んできました

揚げたての海老天を各々の目の前にある皿に、一匹づつおいて
『この五島の藻塩で召し上がってください!親の敵のようにね!』と

あまり知られていないようですが、九州では気軽に天ぷらを食べることができるお店が多いのです

天ぷらというと高級料理のようで敷居が高いですが、こちらの天ぷら専門店では1,000円以下で定食を食べることが出来るので、お昼はサラリーマンも結構います

そして、天ぷらの提供の仕方ですが、一度に出すお店がほとんどなく、2~3回に必ず分けて揚げたてを提供してくれます

お気に入りのお店を紹介しておきます

海老が加わる海老天付き定食ライス小に鯨天をオプションで追加がいつものパターン 計970円です!(値上げで1,110円になってました(汗)2024年5月24日食す)

さて、海老天が全員に配られたところで
宴会状態が休戦状態に

カニを食べている団体のように、無心無言で一心不乱に天ぷらと向かいあっております

隣の友と目が合い
どちらからともなく大爆笑

有朋自遠方来、 不亦樂乎

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