これキャン2020 in 本町田(3/3)

他のハウスの方と直接交流ができる数少ない機会と思い、参加を決めました。実際に参加をしてみて、思っていた以上に楽しく有意義な時間を過ごすことができました。私は普段は介護福祉士として施設勤務をしており、高齢者と接することが多く、スタッフ以外で日頃年下の方と話すことが少ないため、同年代や年下の方と日常的な会話ができてよかったです。

本町田は敷地内の空き地には雑草が高く生い茂り、今後どうしていくかが大きな課題なのですが、スガモのTさんという方と話すうちに彼が造園業営んでいらっしゃることがわかり、今後の参考となる話を聞くことができました。私がコレクティブハウスへの入居を決めた一因として、様々な職業の方と知り合い、様々なきっかけづくりができるのではないかと思ったことがありますが、まさにTさんもそのようなことを言っていました。将来的に独立を考えていたが、巣鴨の他の住人の方と話すうちに、「いつかは独立を」と考えていたのが、背中を押されるようにして思っていたよりも早く独立を決め、現在があるとのことでした。

通常の賃貸住宅の生活で、「隣は何をする人ぞ」という感じで、日常の挨拶止まりで、なかなかそれ以上の深い話をする機会はないと思いますが、コモンではミールを通じて、日常の挨拶以上の交流が可能です。そのミールですが、今回は聖蹟の方が夏野菜のスープカレーとゴーヤ、ツナ、タマネギのサラダを作ってくださり、一緒に食事を楽しみましたが「なんじゃこりゃ!?」と美味しさに驚きました。その理由は、隠し味に味噌を入れていたことだとわかりました。

こういった細かいことも、一緒に食事をしてこそわかること。夜は子供たちと花火を楽しみました。隣の家の方もお孫さんとべランダから花火を眺めながら楽しんでいました。私は独身なので、こういった機会も普段ほとんどないので、つかの間の親戚のおじさん気分を味わいました。日頃のルーティンの中のアクセントとなる数時間、ありがとうございました。(コレクティブハウス本町田居住者)

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