蜂と熱い夏の日 ~蜂の巣退治隊出動記~

ある夏の日、メーリングリストに「駐輪所に蜂の巣があります!」と投稿があり驚きました。確かに今年は蜂を見かけることが多かったのです。のん気に構えていましたが、まさか巣を作っていたとは...。

「駆除した方がいい」「業者には頼めないかも」意見が飛び交う中、「アシナガバチですね。以前、自分で駆除したことがあるので、やりますよ」とNさんから力強いメール!これがきっかけで、有志で駆除作業をすることになりました。

アシナガバチはさほど危険ではないそうですが、今回は居住者がよく通るところに巣があるので、駆除することにしました。
翌日。Sさんから「作業は手伝えないけど、カレーを作って応援します!」とメールが。一丸となって蜂の巣に立ち向かうムードが高まってきました。

日が暮れて夜。まずは、SさんとAさん作の美味しい夏野菜カレーと春雨サラダを食べて、エネルギーをチャージ。「蜂の巣退治隊」5人は、長袖長ズボン・帽子・マスクなどを装備して再集合、いよいよ蜂の巣に向かいます。「蜂はどうですか」「おとなしくしているみたい」蜂を刺激しないよう、小声になる隊員。「じゃ、いきます」Nさんが殺虫スプレーを噴射、シャーっという音とともに巣が殺虫剤の煙に包まれます。ブンブンと羽音がし、隊員に緊張が走ります。

しばらく待って、巣から蜂が出てこないことを確認し、Yさんは地面に落ちた蜂を観察。その後、Kさん(男性)が巣をたたき落とし、Kさん(女性)がゴミ袋に回収した巣を念入りに踏み潰し、作業は終了。無事に済んだことにホッとしました。

結局、筆者は後ろでハラハラ見ているだけだったのですが、Nさんが「一人でやるよりみんなでできてよかった」と言ってくださり、救われました...。

翌朝、Nさんが残りの後片付けをしてくださり、完了となりました。最初はどうなることかと思いましたが、終わってみれば、今年の夏の楽しい思い出になったと思います。(CH大泉学園)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?