#3 ルーツを辿る
農旅3日目。
この日は静岡から神奈川に大きく移動。
その道すがら、ついでに自分のルーツを辿ることにしました。
原体験と原風景
一箇所目は海岸。
小学校3年生までは静岡県に住んでいたわたし。海からも近く、1人で遊びに行っていたこともありました。その際にサンダルを離岸流に攫われ震え上がるという恐怖体験をしてちょっとトラウマ化しましたが、石垣に移住することはもしかしたら海に帰ろうとしているのかもしれないなと思ったりもしました。
もう一箇所、昔住んでいた地域にある公園にも行ってきました。神社の裏側が公園になっていて、その光景、特に夏の緑の記憶は今でもしっかり残っています。
子供の頃の自分にはとても大きく広い公園で、木々は森のように見えていました。自然の中で遊ぶのが好きだったのか、その緑のイメージはずっと残っています。農家になった原体験はここにあるような気がします。
縁の不思議
海際を離れ、富士山を眺めつつ山路を抜けて神奈川入り。
晩ごはんはうちの奥さんの従兄弟が経営する沖縄料理店でいただきました。ただこの時期はコロナの影響でテイクアウトのみの営業。お酒を取り扱う飲食店の状況を聞いて、改めてその影響の大きさを感じました。
石垣に拠点を移すことで一緒に出来ることも多かろうと話していたら盛り上がってしまい気づけば午前様。元々うちの奥さんがきっかけで移住を決めましたが、さらに元を辿ればこの従兄弟一家の八重山通いがそもそもの始まり。そんな彼らを差し置いて何も縁がなかったわたしが石垣に行こうというのだから、世の中本当にわかりません。
兎にも角にも、何か一緒に面白いことをやれたら楽しいなと未来に想いを馳せたひと時でした。
帰り際、朝食にとお弁当までいただいちゃいました。
ごちそうさま、ありがとう!