私が旅人になった日 ープロローグー
今では海外好き、旅好きのちゃいとして発信しているけど、小さい時は海外なんて夢の世界だった。
そんな私が、海外好きになったきっかけ、今の私のきっかけになった思い出を話してみる。
きっかけは母
私が初めて海外に行ったのは中学2年生の時。
母が地元の海外派遣事業の募集を勧めてきたのがきっかけだった。
私の地元愛媛県松山市は、ドイツのフライブルク市と姉妹都市提携を結んでいる。
その友好事業の一環として、毎年中学生を何名かドイツに派遣して交流を図るという取り組みがあった。
当時の私は「英語が好きだな」と思っていた程度で
海外に行くなんて思ってもいなかった。
母の勧めのままに応募してみるとどんどん面接を突破して、無事に派遣メンバーに選ばれた。(運がいい。)
当時の私の海外のイメージ
当時、英語の授業でしか知らなかった海外。
私の海外のイメージは「ディズニーのようなお城がある場所」だった。(完全にヨーロッパだけだと思っている)
今となっては南米、ラテン好きの私だけど、昔の私はヨーロッパの王子様、お姫様にすごく憧れてた。
(もちろん今も。)
海外派遣事業の内容
この海外派遣事業は、ただドイツに行く!というだけではなく、渡航してからずっと国際交流満点の内容。
約2週間の渡航期間で、ドイツ、スイス、オーストリアを巡る。
ドイツでの滞在が一番長くて、1週間くらいドイツの家庭にホームステイをする。(ここが私のターニングポイント。)
ドイツでのホームステイを終えた後、オーストリアのチロル地方で1日地元の子供達と交流。
その他はいろいろ観光して帰る。
そんな日程。
1つ心残りなこと
そんなこんなで事前研修を終えてホストファミリーについての情報も得て
「ドイツ」という国について学び、準備は万端。
1点の問題は連絡手段がないということ。
当時はスマートフォンなんてものなくて、キッズ携帯を使っていた私。
海外で電話をかけるとものすごく高い!という情報を家族全員が持っていたので電話など無しで渡航するってことになった。(今はとっても幸せな時代。LINEは世界中、無料で連絡できるからね。)
いよいよ初めての海外旅がはじまる。
そんなこんなで私の初めての海外旅がスタートする。
初めての長距離飛行
初めての英語での会話
初めてのドイツ語(挨拶くらいしかわからなかった?)
そして、初めてのホームステイ。
初めてばかりのちゃい旅。
中学生ながらいろんなことを感じて、自分の中でいろんな常識がひっくり返った。
のんびり書き記していくので、次からお楽しみに。