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[2023/06/24]本日の日記「これはダメになるぞ」

人の家の水回りの掃除をした。綺麗にはなったんだけど、まだまだ物足りないかもしれない。水回りの掃除ってそれがしんどいよね。

それとはこれっぽっちも関係ないんですけど、こんなものを買いました。

キャラ香水なんて買うこと滅多にないんですけど、なんか、こう……欲に負けたと言いますか。

そんな感じの理由で買いました。

香り自体激甘なのでまず自分で使うと「こいつ女といたか?」ってなる感じで、まず普段使いすることはないだろうなと思う反面、この手のグッズでの使い道は有名なもので。

私は「推しの香水」というのがたまらなく好きなのです。

別ジャンルで推しの香水が出た時は大学生で究極にお金がなかったにも関わらず迷いなく購入しました。

そして、そのキャラクターはお金持ちで高級品に囲まれている人物なのでリアリティを追求しようと高級ブランドのシャツ(6万円)を買い、それに香水を吹きつけることで一緒に住んでいるのだと思い込み、毎日ハッピーに暮らしたほどです。使い切るのがもったいないので今は大切にしまって少しずつ使っています。

そう、香りと関連アイテムを用いてそのキャラの存在を無理やり錬成する、非常に気持ちの悪い遊びが可能です。

それこそ僕みたいな気持ちの悪い抱き枕ユーザーがたまにやるんですけど、キャラのカバーがかかっている抱き枕に香水を撒くことでそのキャラの香りっぽく扱うみたいなこともある。

自分で書いててドン引きするけどこれはまだ常識的(抱き枕が常識的かはさておいて)なものだと思っていた。

目の前にあるキャラのイラストの現実への解像度にチャレンジする行為をしたことがある以上、後には引けない。

そして買ったのは小豆沢こはねさんの香水なので、イメージの近い服装(ZARAの赤いスタジャン)がたまたま手元にあったんですよ。

やってみたんですよね、シュッっと。

知らない扉が開きました。これはいけません。

「この香りは小豆沢こはねのものである」と思うと、目の前にあって自分がそこそこ気に入って着用していたスタジャンが自分の手を離れていく。まるで自分のものではないかのようだ。

香水の細かい香りがどうこうとか詳しい人じゃないから知らないけど、存在が発生するんですよね。

五感の補完能力ってすごいなと思います。嗅覚でここまで存在を作れるんだ…

さらに悪魔に囁かれて自分の手首にワンプッシュすると、あら不思議。

もう目の前にいる気すらしてきます。俺は誰だ。俺は豆腐だ。目の前に小豆沢がいていいはずがないだろ。

後戻りできない何かを感じたため、しまうことで気軽に使わないようにしようと思いました。これは、ヤバい。


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