2022/08/17 本日の日記「ウィルドレス7話」
いい加減この話しようぜ。なあ?
とりあえず今日から、というか昨日から、日記は翌日更新にしようと思う。
単純に今までも当日のこと書いてないので、今まで通り何も変わらんて。
というわけで、ようやくウィルドレスの感想を書ける。
いっっっっっっっっや本当に、毎週期待を裏切らない面白さ。
割と序盤の試合(ライカvsユウユ、ユウユvsザクサ)は新カードを目立たせたいから勝つ方が一方的に目立つ展開になってたけど、ウララvsミレイくらいからちょっとずつお互い出せるポテンシャル全部出した感が出てきた。
今回は特にそうだ。
決着は今引きによる最大値を取ったライカに軍配が上がったものの、タイゾウも自分のデッキにできる最大出力でぶつかっていて、お互いデッキのポテンシャルを出し尽くしたバトルは、見ているだけで今すぐデッキを触りたくなるもの。
そう、このアニメのすごいところ、それなんだよ。
見終わった後にデッキ触りたくなるんだよ。無性に。
本当にヴァンガードで主語大きめのTCGアニメをやっていると思う。
「真剣勝負」の場である大会をベースに、競技と遊戯、どちらにも言える話をする。
今回で言えば、タイゾウはとても魅力的なキャラクター。
カードファイトが純粋に好きで、ヴァンガードというカードゲームを愛しているからこそ、高レアリティをコレクションしたりしているものの、父にはその真剣に楽しんでいるものを認めてもらっていない。
だからこそ、真剣勝負の場に己の身を置いて、己の好きなものを貫こうとする。認めさせたい一心で、彼は真剣勝負の世界にいる。
見事に競技と遊戯、どちらの面も持ち合わせているキャラクターだ。
一方、これまでヴァンガードという「真剣な遊戯」中でのコミュニケーションを通じて気持ちをぶつけ合ってきたユウユと、何かしら事情があり「遊戯」としてヴァンガードを見ることはできなくなり、「競技」以外のヴァンガードを認められないライカ。
うまくキャラクターごとのスタンスを造形していて、それが入り混じることでこれまでのヴァンガードになかった面白さを生んでいる。
多分これは伊藤彰大先生があまり描写してこなかった部分だし、ブシロード自体カジュアルTCGを出していきたい方針だからだと思うんだけど、このゲームって不思議なことに競技性をあまり押し出されはしないんですよね。
それがこういう形でキャラクターを通して押し出してくれるのはいいよね。
それが「ヴァンガードらしくない」と思う人もいるかもしれないけど、決してそんなことはない。
これまでのキャラクターと彼らは何にも変わらない。ヴァンガードを楽しみ、己の分身ユニットで、持てる全力で相手に挑んでいる。
それが、今まで触れていなかった部分で描写できるようになった。それだけの話なのです。
本来、アジアサーキット編とかはこういう感じにしたかったのかもしれない…
PSYクオリア超能力バトルも一緒にやると難しかったのかもな。うん。
それで言えば、ウララ。嫌な予感がしてきましたね。
楽しむ余裕がない人の音が苦手ってことなんだろうか。何となく今回見た感じそれはあったなあ。
ちょっとそろそろ今後の展開を予想しよう。少なくとも今回、メグミはあの感情を仲間に持ち込まないらしいので、闇堕ちコースだと思われる。
その理屈で行くと、割とキービジュ右側のメンバーは怪しい。そういう素材が揃っている。
だから3クール目でそういう闇堕ち闘争させそうで怖いなーと思っています。
杞憂で終われ。