[2023/04/26]本日の日記「その発想はすごいよ」
レトロゲームマニアの友達が、つい最近サービス開始した『404 GAME RE:SET』で遊んでいたので、俺もレトロゲームはそこそこ造詣あるつもりだしやってみるか…とインストール。
どういうゲームなのかと言うと、『セガがゲーム界の覇権を獲った結果、ゲームはおろか世界の全てがセガに支配・改変された世界』で、正しい歴史を取り戻すために、ゲームタイトルの名を持つ電子生命体・『キャスト』と共に電脳世界での歴史修正に挑む……という感じ。
いや、何だそれ。意味がわからんよ。
開幕から、セガに支配されたディストピア(信号がソニックになっていたりする)が登場するんだけど、自分たちが世界を獲れていたらこうなると思っているというのがジョークとしてマジで面白い。これはわざとだろ。
しかも結構小ネタに富んでいて面白い。セガのゲームに青春懸けてたおっさんとかニヤリとしちゃうタイプの小ネタがたくさん。
それで、主人公がセガの採用面接に行こうとしたところ、突如として赤いスポーツカーに主人公は轢殺されてしまう。
これも意味がわからない。どういうことだよ。
わけもわからない状態で進めると、電脳世界にダイブさせられ、目的も教えられないまま電脳世界で『キャスト』のひとり、「アウトラン」と戦うことに。
お前か、俺を轢殺したのは!!!!!
レースゲームに殺されるってなんだよ。戦っていると、なんとセガはその『キャスト』の力で世界を改変させており、物語開始時点ではなんと車に関する交通ルール(道路交通法)が制定されていない、要はレースゲームみたいな世界になっていた、と。
一度アウトランを退けたことで主人公が轢殺された世界は修正され、謎の存在「X」と、自分を電脳世界へ導いた『キャスト』の「リボン」と共に、『キャスト』によって改変されてしまった世界を修正すべく、戦いに身を投じる……というまでがプロローグなのだが、情報量が多すぎる。
ゲーム機種の擬人化ではなくゲームソフトそのものの擬人化というメチャクチャに攻めた設定もそうなのだが、そのキャストもセガの思惑で操られている状態、光側面、闇側面があるというのも情報が多すぎる。
今進めている状態だと、「美少女となった『ダイナマイト刑事』(闇側面)」が使いやすいなと思っているが、文字列だけ見て誰がわかるんだよ、これは。
どういうテンションでこのゲームが作られたのかわからないが、マジで開発陣はノリノリでやってるなというのが肌で感じられるのでいいゲームかも。
でも今のソシャゲにしては石の配り方とか細かい仕様がやたらPC向けっぽいのが歯切れ悪い感じがあるので、そこさえ何とかなればなあ…結構予算かかってるみたいだし、色々改善していってほしい。とりあえずしばらくは続けます。