[2023/03/23]本日の日記「さようなら、私の親愛なるドロソ」

スパングルドが死んだ。

今までありがとう。

君は実に強力なドローソースだった。

冷静に考えても見てほしい。

ガードに手札が減らないってなんだよ。

やっていいことと悪いことがあるだろ。

そんなことを当時から思っていたのだけど。

それはPスタンになってからより鮮烈にその印象を与える。

今までのグレートネイチャーには、山札回復手段が乏しく、スパングルドで過剰にデッキを減らそうものなら、LOで死にかねなかった。

だからあまり素直に採用してこなかったところもあるのだろう。

だが。今は話が変わってくる。

今のグレートネイチャーにはチピトカームがいる。

何をとち狂ったのか、このカードは置き換えコールしたカードをデッキボトムに置けてしまう。

つまり、手札の好きなカードでデッキを固定できてしまう優れものだ。

こいつを使いやすくしてしまうには、デッキの枚数を1枚まで減らせばいい。

そうすれば、固定したカードを確実にドライブチェックで捲ることができる。

そうなればいいだけなら、このグレートネイチャーというクランは非常に容易にそれを達成できる。

なぜなら自分のスキルでパンプしたリアガードはターン終了時に退却し、そのほとんどは退却した分引くから、デッキの減り方が尋常じゃないくらい早いのだ。

平均速度で考えてもソウルがありえないほど潤滑な枚数の状態のカオスブレイカーが鼻で笑えるくらい引ける。

この状況さえ作れれば、ウルティマも涙目なレベルで簡単にオーバートリガーを確定させる。これはまず不健全だ。

それだけで終われば、の話だった。

問題は、グレートネイチャーの本懐はパンプアップからの連続攻撃にある。

チピトカームを出したターン。ただ殴るだけなら勝てない。

誰を使うだろうか。

答えは彼、「仰天博士 ビッグベリー」。

彼はビッグベリーの名を持ちながら、「クレヨン・タイガー」としての役割も持てる非常に強力なカード。

しかも達成能力持ちなので、「レッサー・ライター」で抵抗を与えることができる。

オーバートリガーを振ったタレンティッド・ライノス」あたりが仰天博士のおかげでたくさんスタンドすればどうなるか。

無論、相手は倒れる。このゲームはあくまで勝敗を決めるゲーム。死ぬまで殴れば、どんな理由であれ相手は死ぬからだ。

それを加速させるのがスパングルドであり、何なら手札が一切減らないことを考えれば、スパングルドは間違いなく悪いカードだ。

死んで当然なのだが、いざ死なれると、どうすればいいんだろうか。

わからない。だが、これで道が途絶えたわけではない。

道はある。探していくさ、これから。

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