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【Dスタンダード】待望の新規V・新軸バヴサーガラについて【ヴァンガード】

こんにちは、のーばです。

今回は、先日のアニメおよびどこヴァンで紹介された「バヴサーガラ」についてのお話です。

現在関連カードがすごい勢いで値上がっていますが、これまでをざっくり振り返りながら、新規カードの登場でどのように変わるのか、これまでのカードとの兼ね合いについて、話題になっているもの以外で持っておいた方がいいカードなんかを含めて紹介していきます!


3分でわかる!これまでのバヴサーガラ

バヴサーガラは、メインVである《封焔の巫女 バヴサーガラ》に専用オーダーである「装備カード」を装備し、ヴァンガードをパワーアップしながら戦うデッキです。

キーカードとなる装備はもちろん、ヴァンガードが装備している枚数に応じてブースト時にパワーを上げる『ドレスブースト』を持つ《トリクムーン》を組み合わせて、高パワーの攻撃を仕掛け、相手ターンは装備カードである《封焔の盾 スワヤンブー》の効果でシールド値を擁しながら戦えたりと、オーダーを多用しながらも守備力をある程度持つことができ、攻撃回数は3回と少ないもののその分前列除去とクリティカル、《トリクムーン》の火力で押し切るバランス重視のデッキです。

初手に引ける人は神の子
これまでの生命線

しかし、やはり《封焔の巫女 バヴサーガラ》自体、初登場は初期のスタートデッキ。どんどんインフレが進む中、新規装備や強化カードは多数登場しているものの、グレード4が登場したり、ニルヴァーナやブルースのようにメインとなるカード自体が変わるような、根底に関わる強化は一度も来ていないため、どうしてもカードパワーが追いつけていないのが現状でした。

力を託してから随分時が経ちました

ついに登場!新規V《調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア》

ということで、現状についてざっくり振り返ったところで、今回の強化カードについて見ていきます。

今回の最大のトピックは、なんといっても新規V《調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア》の登場です!

夜明け

このカードを中心に、全8枚の新規カード(FV含む)が登場しました。

ライドライン

今回は、なんとライドラインが根本から刷新されました。
バヴサーガラのライドラインは手札が減らない等の理由から一時期他のデッキでも使用されることもありましたが、今回は打って変わってより専用のライドラインに変化しました。

・《封焔竜 アーヒンサ・スウル》

FV。後述のナモーカールはこのカードからしか反応しないので注意。

・《封焔竜 ナモーカール・アヌイ》

グレード1。《アーヒンサ・スウル》からライドして登場した時、特定の装備カード2種をどちらか回収できます。

ポイントは、後攻の時はどちらも回収できる点。後攻はFV効果で1枚ドローできるため、なんと1度に3枚もデッキを圧縮できるのは魅力的です。

今回回収対象になるのは新規装備2種になるので、過去の《封焔の剣 プリティヴィー》と《封焔の盾 スワヤンブー》は回収できないので注意が必要です。

・《封焔竜 ハリバドラ・バラート》

グレード2。《調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア》にライドされた時、CB1でデッキから装備を2種類落とし、さらにドロップから1枚装備することができます。

以前の《ハリバドラ》は登場時でしたが、今回はライド時になり、コストがかかる代わりにデッキからなんと2枚の装備を落とすことができる上、最初の装備を保証してくれます。

・《調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア》

グレード3。ついに登場した《封焔の巫女 バヴサーガラ》の新規形態です。

《封焔の巫女 バヴサーガラ》の名称を引き継ぎ、以前通りの前列退却とクリティカル増加は健在のまま、装備のやり方、蘇生の方式が大きく変わりました。

まずは、装備はこれまで手札から直張り(プレイする)するか、《封焔竜 サマーディ》や《ヴェルロード》のようなカードで装備するのが基本でした。

かなり長いことお世話になっています

今回追加された装備カードももちろん手張りが可能ですが、なんと《アークシャイア》の能力で手札1枚をソウルに入れることでドロップから装備でき、ライドライン内でCBもSBも制約もなく装備ができるようになりました。

そして蘇生能力は、これまでSC1と蘇生でしたが、今回はEC1と蘇生になりました。

《封焔竜 アパルラ》などでEBを継続的かつ多発的に使うことも増えてきているので、ECをもらえたのは大きいですね。後攻3T目EC1でEB3使用→EB7ドローみたいなこともできそうです。

新装備2種

ライドラインの刷新に伴い、装備も新たにライドライン対応のものが2種類登場しています。

・《封焔の剣 ディヤーヴァ》

装備した際にヴァンガードが前列+5000を得る能力と、アタック時に相手がG3以上ならドライブ+1できる能力を持つ新たな右神装備です。

能力は以前までの剣である《封焔の剣 プリティヴィー》と、左神装備でドライブを増やす《封焔の銃 チャンドラ》を組み合わせたような能力になっています。

王は誰よりも強い、守りはいらない

最大の魅力はなんといってもドライブ増加にコストが必要ない点です。

先ほど挙げた《チャンドラ》は、左神装備である上にコストも重く、撃ち漏らした後に《スワヤンブー》が残らず、守りを捨てざるを得ないため、なかなか採用が難しいカードでした。

しかしこちらは右神装備のため守りのことを考慮せずともよく、装備のコストは《アークシャイア》によって実質手札1枚で、ドライブ増加はノーコストになっているのは、大きな強化といって差し支えないでしょう。

しかも、前列のパワー付与はヴァンガードが得るため、重ねがけが可能とてんこ盛りです。

・《封焔の盾 ボウダナート》

こちらも新たな左神装備。リメイク元である《スワヤンブー》を強く受け継いだ能力となっており、装備時に1枚ドローする能力と、アタックされた時に+10000、SB1すれば+20000になる能力を持っています。

大きな変更点は、実質のシールド値が+10000された点です。SB1とコストはかかりますが、手札0でも20000ガードが切れるのは、これまでの10000とは遥かに生存率が変わってきます。

さらに、装備時にドローが付いたことで、こちらは《ディヤーヴァ》とは逆に右神装備であった《封焔の槍 アーディティヤ》との合いの子のようになっています。

装備と言えば!な1枚

新規サポートカード

・《封焔竜 ユーグマシャド》

登場時にEB3と手札から装備を1枚捨てることで2ドローし、そのターン中+5000する能力と、ヴァンガードのアタック終了時に2枚装備されていればCB1でスタンドする能力を持った新たなアタッカー。

最大の特徴はなんと言ってもスタンド能力!ついにバヴサーガラも4回目以降の攻撃手段が登場です。

パワーは自身の登場時のみであまり高くありませんが、恒常的な前列パンプを付与する《ディヤーヴァ》と《ヴェルロード》との相性は最高で、これまで採用する意味の薄かった《ヴェルロード》に大きな意味を与える1枚と言っていいでしょう。

登場時にEB3でドローする効果は圧縮が早い《アークシャイア》ライドラインとの相性ももちろん良く、シールド値を持ってきたり、さらなるアタッカーを用意する縦引き札としても機能します。

・《炎麗の舞姫 ファレン》

カードの能力でソウルに置かれた時、ユニット1体に+5000を振る能力と、ブーストしたバトル終了時に装備が2枚あればEB2で手札に戻る能力を持っています。

《トリクムーン》にアクセスできなかった時の補助札になるカードです。

擬似的ですが装備時にどれかにパワーを与えられる上、ブースト終わりに手札に帰れるので、中央後列に置いても邪魔にならないのはグッド。

EBも採用カード次第でかなりフレキシブルに使えるので、装備コストに迷うことがある時はぜひ使いたいカードです。

今後も使える!これまでのサポートたち

本題はこれから。

現状「全部めっちゃ高いよ!」「シンディなんて買ってられないよ!」というとりあえず触ってみたいけど…な人向けに、「逆にこれだけあれば大丈夫!」という過去サポートカードを紹介します。

名称サポート

・《封焔竜 アパルラ》

手札からでしか登場時が出ないことに注意!

手札からの登場時に山札の上5枚からドレスブーストか装備を落とす能力と、装備した時にEB3でドロップから自己蘇生しつつ+5000できる能力を持っています。

登場時にデッキを圧縮する能力と自己蘇生能力という《封焔竜 ドゥイスティーヤ》(現在絶賛高騰中)と《封焔竜 シャブダ》の合いの子のようなカードで、どちらの役割もある程度兼ねることができます。

アニメでの信頼度が高いことで話題

EB3の蘇生は《アークシャイア》のECと組み合わせることで他の能力と組み合わせながら継続的に使うことができ、アタッカーかつ気軽なインターセプト要因として無類の力を発揮します。

収録弾も「運命大戦」と比較的最近かつ今でも全然買えるパックに入っているので、入手難度も低いのが何よりもグッド。

・《ヴェルロード》

《トリクムーン》にオーバードレスできるユニットで、選ばれない能力と、登場時にCB1でドロップの装備を装備したりソウルに置く能力と、前列をターン中+10000する「ドレスブースト」を持つカードです。

一応ですがここは4必須です

現在高騰中ですが、最もたる原因は《ユーグマシャド》との相性の良さでしょう。

これまでのバヴサーガラであれば、3回しか攻撃しない手前、ドレスブーストが十全に活きるのは中央後列のみで、そうするとヴァンガードのライン形成が少し落ちてしまうという欠点を孕んでいたこともあり、あまり重要視されませんでした。

リアガードラインで複数攻撃できる《ユーグマシャド》の登場により、中央後列以外での仕事が増え、かなり使い勝手が良くなりました。

さらに、オーバードレスの都合上手張りが必須だったのですが、《アークシャイア》による蘇生からオーバードレスができるようになり、より組み込みやすく使えます。

特にソウルが枯渇しがちなので、ソウルを気軽に増やせるのも魅力的。CBは重いですが、それこそ《トリクムーン》と上手く併用していけるでしょう。

枚数が必要なカードではないので、2枚くらいあると嬉しいかなと思います。

・封焔の斧 トヴァシュトリ

ガード制限を付与し、ターン終了時にCB1でドロップの左神装備と入れ替わる左神装備です。

左神装備であればどれにも対応しているので、《ボウダナート》とももちろん併用できます。

さらに《ボウダナート》には装備時に1ドローが付いているので、ターン終了時能力はCB1で1ドローする能力に化けています。

名称稼ぎかつガード制限付与と役割がはっきりしているので、1枚はあると嬉しいです。ストレージから拾いましょう。

名称外

《忍妖 フタクチヨ》

ガード終了時にソウルに入る能力持ちフロントトリガーです。

《ボウダナート》の都合上ソウルが枯渇しがちなので、こちらの方が強力です。

・《バーニングフレイル・ドラゴン》

こちらも同様に、ソウルの供給手段です。手札で1枚持っておくのもいいですが、《ボウダナート》になれば20000シールドなので、ソウルに気軽に置いてしまっていいカードかなと思います。

特にメインアタッカーがG2しかいないので、後ろに置いてもパワーラインが濁りません。

紹介するまでもないカードの言い訳

最後に、紹介するまでもない紹介を省いた高騰中のカードについてのお話です。

・《焔の巫女 シンディ》

10000円ってなんだよ。いつものごとく、月ブシ付録です。おそらく春のフェスブで再録するので今焦って買うメリットは全くありません

簡単におさらいすると、《トリクムーン》蘇生にリンクして自己蘇生する能力と、ソウルに入り装備を拾える能力があります。

手札に装備が欲しい《ユーグマシャド》との相性◎、ソウルが欲しい《ボウダナート》との相性も◎とかなり強力ですが、そもそもデッキの根底として4投必須カードではないです

これまでよりも装備圧縮に磨きがかかり、縦引きのタイミングも遥かに増えたので手札に来る機会も多く、このカード自身使い勝手は大きく上がっていますが、遊ぶ分には「これがなければデッキとして致命的に機能しない」というカードではないため、5月までに大型大会でどうしても使いたいとかでもなければ買う必要は全くないです。

それこそ採用するにしても、枚数を絞って《トリクムーン》の蘇生に上手いこと巻き込むなどもできますし、ソウル供給手段は前述の《ヴェルロード》、効果フロントトリガー、効果☆トリガーでも十分できるので、必須だ!と慌てて4枚買おうとしている人は落ち着きましょう。装備を毎ターン拾って必ず毎ターン《ユーグマシャド》を撃つ必要があるわけでもないですしね…

・《封焔竜 ドゥイスティーヤ》

こちらも高騰中の一枚。《アパルラ》で十分代用が効きます。

何よりライドラインでデッキから最大4枚装備が消えているので、主な用途はドレスブーストの落としになりますが、リターン以上にソウルコストが重いです。

しかも必要になるのはほぼ序盤だけなので、SBでドレスブーストを落としたいだけあれば《焔の巫女 シャーディア》という選択肢もあります。

トリクムーンしか落とせないが確実に落とせる

もちろん強力なのは間違い無いので積極的に採用されるカードですが、遊ぶだけなら無理に買わなくていいでしょう。

それこそ、《シンディ》との併用が前提となるカードでもあるので、《シンディ》を使わない場合はなくてもいいかもしれません。

まとめ

高騰しすぎだろ…!

待望の大幅強化ですが、実は話題になっているカード以外も扱いやすくパワーアップしています!

「シンディ持ってないし組めないかな…」と気落ちせず、新規メインでも十分組めるので、ぜひ!試してみてください。

それでは、また次回。

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