2022/08/09 本日の日記「ウィルドレス6話」

さて、していこうか…………「感想」ってのをさ…………………

先週が限界みたいな回だったのもあってゆっくり見ようと思っていたんだ。思っていたんだよ。

6回もやって今更なんですけどめちゃくちゃネタバレなのでここらへんで概要以上になったらネタバレしか言いません。


言葉がでねえくらい辛い回だった。

「今のブラックアウト」ではなく「桃山ダンジ」のブラックアウトを求められ、煽られ。

つい啖呵を切ってしまったことで「ダンジの後を継ぐ」と心に誓い、一心不乱に努力を重ねたメグミ。

名古屋のデイブレイクにまで頻繁に足を運び、自分よりも実力者であるミレイ、全力で戦ったことでお互いの手の内を理解しているハルカともファイトを繰り返し。

ブラックアウトの仲間達の中でも特に人一倍努力を重ね、メグミはデラックスへと臨んだ。

初戦は気心の知れたハルカとのファイトだった。「また腕を上げた」「ダンジとファイトしているようだった」とエールを送られ、間違い無く自信をつけ始めていた。

しかし、その壁となったのが、ダンジも認める程の実力者、「生ける伝説」の廻間ミチル。

彼を超えなければ、と必死に戦ったが、ついには倒すことはできず、敗れてしまった。


本当に、何というか……こういう回ぶっ込んでくるか…………って感じでした。

「勝ちたい」から「勝たなければならない」に変わってしまうと、敗北した時の重みは変わってくる。

ユウユには仲間らしくエールを送ったメグミも、裏では大きな葛藤と、覚悟があったよ…ということなんだけど、本当に何というか…相手がミチルなのが悪すぎる。趣味が悪いぞ製作陣。

ミチルは全部楽しむし、最後のファイト展開の話も「すげえ相手とやれたから感想戦したいな!」くらいの気持ちなんだ。

ミチルはいろいろ乗り越えてきたからこうなっているのか、はたまたずっとこのスタンスなのかはわからないけど、その純粋かつ自然体なスタイルが結果的に全身全霊だったメグミの心を折る形になる。

しかもミチルのカードファイトにおけるスタンス、おおよそ「桃山ダンジ」のそれに近いんだよな。

楽しさ重視で、勝利を目指すことにシンプルな楽しさを覚えているのは割と共通していて、故にダンジとミチルは気が合っている…のかな。と思っていたので、割とこのタイミングでぶつけてきたのは最悪だなあ…と。

メグミとミチル、この2人の差は「精神的余裕」にあった。

ミチルは前述の通り良くも悪くもファイトのことしか考えてないし、ファイトそのものは楽しくてしょうがない。故に精神面において圧倒的に余裕がある。

一方のメグミは、必要以上に背負ってしまった。ブラックアウトのメンツを、桃山ダンジの後継を。

ダンジがデラックス前に「よく寝とけ」と言っていたのは、「100%を出せるように」という理由がある。

それは「余計なこと考えないで、これまで自分がやってきたことフルに使って全力出せばいいんだぞ」というメッセージでもあったはず。

現に、余計なことを考えなかったメグミは強かった。ダンジを追いかけたファイトでダンジに勝ち、チームを背負っていたデイブレイクとの戦いでもハルカに打ち勝ってみせた。

そう、メグミは強い。真っ直ぐ、ただ目の前のことにがむしゃらになれば強いタイプなのだ。

先を見据えて、自分にプレッシャーをかけて上手くいくタイプじゃない。

かといって、じゃあこれまでの努力は無駄だったのか?と言われると、そうではない。

この努力を肯定するのが、よりによって自分を蹴散らしたミチルだったのが良くなかっただけだ。

あの瞬間それを悟っていたのはトマリ、ザクサ、トウヤだけだったんだろうけども。

残るメグミの試合がトマリなので、そこで何か掴んでほしいな。

掴まなかったら闇堕ちルートだぞ!が提示されちゃったから…


というかやっぱりマサノリお前そこじゃねえか。

3クール目は大会じゃないの確定っぽいな…


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