[2023/06/22]本日の日記「この街はいつもここに」
どんな気持ちで聴けばいいんだよ。教えてくれよ。
「Light Up the Fire」を経た上で、この楽曲の持つ意味合いは大きく変わってしまった。
いや、本質は何も変わっちゃいない。
「『街』と共に」。この本質は何もブレてはいないし、今後も杏の中で変わらない大きな中核となる要素だ。
ただ、ただ。
その『街』に、とてつもない一つの巨大な感情があり、それを杏が自覚したことがデカい。
杏は大切な思い出の詰まった街が自分のルーツと「The Vivid Old Tale」でも、セカライでも語っていたが、同時に凪の死を自覚した「Light Up the Fire」では、「凪さんがくれたものは私の全部だ」と叫んでいた通り、その大切な思い出のほぼ全ては凪がくれたものでもあった。
どうせ死ぬなら、街の中で『生き続ける』ことを選択した古瀧凪。
凪が生きる街。生きた街。
その街と共に。
憧憬(思い出)を原点として回帰する意味合いがあったところに、凪の想いを心に刻みつけ、前へ進む強い決意がプラスされる。
本当に意味が変わっちゃうようなものだ。でも、この憧憬の回帰と決意は白石杏にしか紡げない物語の始まりともなる。
この感情は、こはねも彰人も冬弥も、なんなら大河にも謙にもこの感情は手に入れられない。白石杏だけの大切な想いだ。ストーリーがもう一段ギアを上げる今、スタンスが明確になったな。
うわあ……もうセカライのころヘラヘラしてたMC二度とまともな顔で聞けねえよ……
そういえば、それで言えば進級前最終イベントは冬弥か。
チーム再結成を描くんだろうが、同時にこれまで描写としては薄かった冬弥自身と街、謙さんやらとの関係も触れて欲しいかもしれない。
というか、一番連合チームと関係の幅が広いのは冬弥だったか。
新と三田を立ち上がらせるのはお前にしかできねえわ。そうだった。頑張れ冬弥。