2022/08/22 本日の日記「ウィルドレス8話」
おはようございます。
昨日は不調が限界値を迎えたのか、8時には布団に入り5時までぐっすり寝ました。
気分的にはちょっと回復したかなって感じです。完全復活にはまだまだ遠そうですね。
こういう時に出社するのが一番しんどいみたいなところはありますが、生きるためには仕方ないね。
そんな話をしたいんじゃない。
ウィルドレス、起きてから見たので感想いくぞ。
ザ・青春回。
負けられない理由があるタイゾウ相手に、勝ち気に挑むユウユ。
真剣な遊戯の中じゃない、勝負の面白さが強調された回でしたね。
「負けても楽しいファイトがある」と、かつて語られたユウユ。ユウユ自身もかつては「勝つ側の屁理屈」だと思っていた。
でも彼は、トウヤの起こした事件を通じて悲しみ、怒り。そして新生ブラックアウトを通じて「それでも楽しむ」ことを覚え、デイブレイクとの戦いを通じて「負けられない戦いの中にある面白さ」を伝え、ミレイたちとの絆を得た。
しかしその後、彼は一方的な拒絶を受けてしまう。
そう、ライカとのファイトだ。
在り方が違うだけ。そのやり方を決して否定はしない。皆が口を揃えてそう言うものの、彼は一方的に他のあり方を否定してしまう。
その否定の先でユウユが目指しているものは、「相手の立場を知る」と言うこと。
タイゾウがファイト中に「それはこっちの領域だ」と口にしたように、ユウユは今、全力で自分になかった世界であるフロントファイターの勝負観に足を踏み入れ始めている。
それでもなお、彼は言う。
「負けても面白いファイトがある」。
その言葉の意味を、タイゾウは敗北と共に知ることとなる。
タイゾウは負けられなかった。勝たなければ、優勝しなければ、自分の行動を父に認めてもらえないから。
それでも、タイゾウの中には常に「欲しいものは全部掴みたい」という気持ち、「純粋なヴァンガードへの気持ち」がある。
その純粋な気持ちは、真剣勝負の場においても作用する。
死力を尽くした。戦術も全部を出し切っていた。初回からフルパワーを出した。
それでも負けた。決してユウユ側に余力があったわけではない。間違いなくタイゾウはユウユを追い詰めていた。
それでも負けた。
お互い全力で、持てる力を全て出し切っていた。
それでも負けたと言うことは、本来真剣勝負の場においては自分が及ばなかった、足りていなかったと言うこと。
もちろん、時の運もある。しかし、真剣勝負の場における敗北は、明確に“足りていなかった”ことを意味する。
敗北したタイゾウの耳に入ったのは、チームの声援だった。
「最高だった」と言う彼らの言葉があるからこそ、彼の敗因はは劣っていたのではなく、「ただ届かなかった」に変わる。
最高だった、でもまだ上がある。
それに気づけることは、悔しさと同時に面白さでもある。
だから諦められない。夢が絶たれても、タイゾウは諦めずに前を向き続ける。
いいなあ、こういう感じ。それこそ青春だと思う。
俺は勝手にこういう全力のぶつかり合いを「青春」と呼んでいる。
がむしゃらな青さをぶつけ合うことはいいこと。本当に。
そしてしれっと予選が終わった。
役者はこれで揃ったと言えるのか。半分以上いた意味あった?の状態だが、果たして…………………………
まだまだ裏の読めない大会の雰囲気。決勝はどうなるのか、期待です。
そしてライカくん。憧れの存在に気にかけてもらえてよかったね。
ミチルを前にすると年相応の少年らしくなるというか、かわいいもんだ。
それ故にユウユにイキっちゃったり、ノリの軽いタイゾウを嫌がったりしてるあたりは本当に思春期の少年だ。悪い意味でクロノやカズマに似た波動を感じる。
そしてミチル。わざわざ見つけて話しかける点ではやはりミチルはユウユを「見ている」なあ。
ユウユに秘められた炎はなんなのか。
あと2クールあるとはいえ、謎が深まりますね。