2022/07/05 本日の日記「will+Dress」

神アートは買えませんでした。

色々言いたいことはあるけどとりあえずデカめのインフルエンサーが苦言呈してるし、細かいことは我慢します。

2次でも同じことしでかしたらもう知らん。


そんなことより始まりましたね、新アニメ「カードファイト!!ヴァンガード will+Dress」が!!

当然リアルタイムでした。張り付いてたからな!!!!!!!

前作「overDress」とは打って変わり、舞台は同じながらも「カードファイト!!ヴァンガード」というカードゲームの部分に強くフィーチャーした作風に変わったな、というのが最初の印象。

キャラクターのやり取りで作品の輪郭をなんとなく把握させつつストーリーを進めるのは今までと共通というか、overDress系譜作品らしさとして残しつつ、作中で初めて「イメージしろ」、ルールの説明が入るなど、正直言って「これ見てヴァンガード始めると思うか?」ってなってしまう「そもそもこのアニメの題材はなんぞや」部分の説明が多く入っていたのはうまく反省を活かしていると思う。

チュートリアルファイトとして行われたユウユとウララのファイトも自然でわかりやすい。テキストが入るとこんがらがるから一旦はテキスト抜きでやろう!というのは実は2019年版からやっていたんだけど、あの時は途中からテキストありに変更された形になったので、なんなら過去1ルールがわかりやすい。

ライドラインごとに特別なキーワード能力や戦術があるDスタンダードにおいてはテキストなしファイトは特に重要。

ルールを教えたいのにテキストを意識したプレイを最初から教えないといけない矛盾が発生するのが大変よろしくないのだ。

基本的にヴァンガードは言って仕舞えばなりきりカードゲームの側面が他TCGよりも濃い。
プレイヤー自身がユニットに憑依して戦うという設定上、そういうモチベーションでやってた方が作品自体に入りやすいというのもある。

とっかかりとしてライドラインに感情移入ができた上でカードゲームの面白さにハマれた方が、このゲームは長く遊べると自分は思っています。

なので最初にカードを見せて「どのカードが使いたいか」を問うた上でテキストなしで遊んでルールにハマらせるのは非常に上手いなと思った。

もちろん選んだカードが強くないこともある。でも、Dスタンダードはライドラインそれぞれに最低限デッキとして成立するようにカードが配られているので、弱くともまずはデッキを組んで遊んでみよう!となることができる。

これが重要なんですよ。ついこの間「一度知ったら知らなかった頃には戻れない」と別の話で日記に書きましたが、まずは「触れて知る」こと。

カードのパワーは置いておいて、遊んでルールを覚えたらその後はまた触るかもしれない。

テキストが難解なデッキを使ってしまい、「難しいカードゲーム」と思われてしまうことも避けられる。

だってこのゲーム所詮坊主めくりと変わらんよ、本質は。

トリガーめくって勝つ。そのシンプルさに若干複雑な時もあるカードテキストが絡むことでゲームとして完成しているのだから。

いきなりデッキの回し方を覚えるのではなく、ゲームそのものを理解したらデッキの回し方を知ればいい。

そんな単純なことを叶えてくれるように、今回発売のトライアルデッキもテキストなしカード(チュートリアルカード)が収録されている。

上手いな………既存プレイヤーに優しいかはさておき、新規のことを本気で考えている。

それこそ今回は有名ジャニーズアイドルを声優に起用したことで今まで以上に新規プレイヤーないし視聴者が増える可能性がある。てか実際めっちゃ増えてるらしいっすね。

その新規を手放さないためにもしっかり工夫しているのがいい。

話がそれた。

ともかく、そんなブシロードの新規参入シナリオに沿うようにストーリーが進行する。

今までならあまりやりにくい導線だが、偶然が重なって訪れたワンダヒルでヴァンガードを知り、なんとなく見た《トリクスタ》に惹かれ、ダンジにルールを教わったユウユだからこそやれる絶妙なチュートリアルだったと思う。

おそらく当時ユウユは心の中で「一気呵成ってなんだよ」とか「overDressってなんだよ」とか思ってても不思議じゃないんですよ。なんせライドラインが違うと動きがまるで違うんだから。初心者がいきなりそれに適応できるか、って聞かれたらNOの割合が多くなるはずだし。

だからテキストは一旦なし!と言ってもなんらおかしくない。ユウユくんは人の痛みをわかってあげられる子だ…………………なんていい子なんだ…………………見てるかナダツグ……………………

教え方もスムーズだった。これ新規がどう思ったかはさておき、既存プレイヤーからしたら「大変よろしい」と思う。ユウユくんは教えるのが上手い。

やっぱり櫂トシキと新導クロノは説明に向いてないし、生徒会長はチュートリアル相手に向いてなかったんだな………


そして肝心のストーリー。

公式の場に現れず、チーム同士の抗争配信で話題になったユウユを「弱虫」と断じ、挑んで来た相手に「敗者が笑うな」といかにも結果と勝利至上主義を感じさせるライカに対し、チュートリアルファイトでテキストがなかったとはいえ偶然迷い込んだだけのウララに負け、新たなファイターの誕生に喜ぶユウユの対比。

これを初回からしっかりぶつけてきているので、安心感がハンパない。

思えば、ユウユもウララもヴァンガードに関わったきっかけを作ったのはメグミだった。

どんどん成長してついにはリーダーになったユウユに、そのユウユを条件付きとはいえ下したウララという図は、メグミの心境に影響がありそうで楽しみ。

そういう不穏な予感もちゃんとoverDressの系譜だ!!!!!!!と思う。
かなり面白くなりそうな予感。

問題は大会ベースだからアジアサーキット編のようにグダグダにならないかが不安なくらいか。

思えばアジアサーキット編も3クール程度だったんだな…

今作スタッフも全力で作品を作ってくれることは間違いないし、CLAMPが好きとか佐久間大介くんが好きくらいの理由でもいいからぜひ見てほしい。

デッキも今月下旬に出るんでね…ぜひ、よろしく。


あと神アート関連で買えてなかったキティちゃんベイブレードも買えました。

キティちゃんベイブレードってマジで何?????????????????

いいなと思ったら応援しよう!