[2023/07/15]本日の日記「最愛よ君に届け」
「IDOLY PRIDE VENUS PARTY THE FIRST」1日目。
脅威の新曲三連発。こりゃあまいったと言わざるを得ない。
トリエル新曲は清楚な雰囲気もありつつどこかセクシーさも持ち合わせている、少し背伸び感が「ああ、いかにも」な感じがしていい。チョコラブキッスに続いて、どうもトリエルで恋の話をするにはこういった方向のウケがいいみたいだ。
続いてサニピ。そもそもサニピはこれまでずっと地続きの文脈で曲が作られているので、今回もしっかり積み重ねを感じさせる曲構成で素晴らしい!!!
これ以上が作れるか!!ってレベルだった「SUNNY PEACE for You and Me!」には流石に勝てない曲だが、それでもその先に進んだことが文脈から見て取れる1曲。流石BIG4。すげえや。
ただサビ前のセリフで両隣の連番が発狂してて肩身クソ狭になりました。
そして今回注視しようと思っていた月スト新曲。
タイトルを理解する前から何かがヤバいことを察知していた。まず開始から琴乃だけ浮いたフォーメーション。
ここ最近のストーリー構成から、琴乃を抜いた新曲が来るかもと仄かに期待していた(むしろそういうことをしてくるのがこの運営のいいところだと思っていた)ので、確信した。「こいつ、やりやがった」の一心だ。
しかも極め付けは、月スト楽曲名物、「見つめ合う琴乃と渚」の構図がない。
月下儚美からずっと渚(夏目ここなさん)は、歌の途中に琴乃(橘美來さん)を見つめる瞬間がある。これはキャラの関係性的に、渚というキャラ性が持つ愛の重さや関係性の強さを象徴する要素の一つであり、まあぶっちゃけて言えば自分があまりこの手のキャラが得意でない理由だったりもするのだが、直近のストーリーを通してこの手のキャラへの見方がかなり変わったところもあり。
その眼差しがなかったのは、「月のテンペスト」の楽曲として大人の事情で琴乃を省けないから形式上琴乃はいるものの、ソロパートがないことなども考慮して本当に「琴乃がいない月のテンペスト」の楽曲なんだ、と思い知らされる。
琴乃も大切だが、それ以上に月のテンペストというグループの大切さを語り、琴乃の帰る場所となるべく思いを新たにした渚の強い決意は、夏目ここなさんのパフォーマンスにも表れているようで感慨深い。
まっすぐ前を見据えて力強い歌声でパフォーマンスをやり切った夏目ここなさんは間違いなくこの公演のMVPと言っても差し支えないだろう。
その後披露した月下儚美でも、Cメロの渚パートへ載せる声の重さがこれまでと段違いで、渚が強くなろうとしていることもよくわかる。ちょっと本当に泣きそうだ。実際何度も泣いた。伊吹渚というキャラクターの強さは本物なんだ。
これだけで語ることが終わるほど生半可なライブでもなかった。
ゲームでは登場していたもののフルでの披露はされていないⅢXの新曲「So what?」も見逃せない。
前2曲は前回のライブでもシークレットで披露されているものなので特別語りはしないが、新曲に関しては話が変わってくる。
強い。当然だが、実力派キャストを揃えているだけのことはある。
ⅢXの楽曲はそもそも難易度が段違いに高い。実際難なくやり切っているわけでもないあたりにそれが表れている。
新曲は特に難しすぎる。すげえよⅢX。ごめんなWiifitトレーナーの上スマとか言って。
そして個人的に嬉しかったのは、ライブに行き始めて一番最初になった4人のLizNoir。
2→3→4と人数が増えてきたので満足度が高い。4人の「Shock out, Dance!!」が聴きたかったんだ………ずっと……………
1コーラスだけだったが大好きな楽曲「それを人は"青春"と呼んだ」も聞けて大満足。明日もあるってマジですか??????