【ヴァンガード】【Dスタンダード】これまでのライドラインについての話 スタートデッキ編 その②
こんにちは、のーばです。
今回は、前回の続きでこちらの記事で紹介したスタートデッキで収録された残りのライドラインを紹介します。
↑よかったらこっちの記事も読んでくださいね〜〜〜〜〜!!!!!
ライドライン解説「樹角獣王 マグノリア」
まずはこちら!
スタートデッキ第4弾「大倉メグミ -樹角獣王-」で収録された、ストイケイアの「樹角獣王 マグノリア」のライドラインです。
このライドラインの特徴は通常ではできない後列からのアタックによる連続攻撃です。
サポートカードにも後列にいることで効果を発揮するものが多く、通常のデッキよりもアタックの手数が多いです。
アニメではグローリア・メグこと大倉メグミが使用。
「will+Dress」でもブラックアウトのメンバーとして登場していますね。
では、ライドラインの方を1枚ずつ見ていきましょう。
(ファーストヴァンガードは特筆点がない場合は紹介を省いています)
「樹角獣 ローテ」
このライドラインのファーストヴァンガード。これである意味はないですが、公式コミック「くれいずぅ -クレイわんぱく冒険記-」のメインキャラだったりします。
また、背景ストーリーの「天輪聖紀」でも、同じような設定で登場しています。
■天輪聖紀における設定
「樹角獣 カリス」
「樹角獣 ラティス」にライドされた時にデッキの一番上をコールするかソウルに置く効果と、後列でアタックした時パワー+5000する効果があります。
たくさん殴るためにたくさんユニットが欲しいのでとりあえず出せるようにしよう!というカード。引っ掛からなくてもソウルに入るのはお得ですが、トリガーが減ってしまうリスクもあります。
■天輪聖紀における設定
「樹角獣 ラティス」
「樹角獣王 マグノリア」にライドされたら「カリス」のようにデッキの一番上をコールする効果と、後列でアタックしたらパワー+10000できる効果を持っています。
おおむね「カリス」と役割は同じカードです。こちらは出せるユニットの制限がなく、違った場合は手札に加わります。
はっきり書くと、これまでここまでのラインのカードは「マグノリア」のデッキでもあまり採用されてこなかったのですが、次のパックでサポートが手厚くなったことで採用しやすくなりました。
■天輪聖紀における設定
「樹角獣王 マグノリア」
このライドラインのキーカード。
アタックしたバトル終了時にリアガードにパワーを与え、後列からアタックできるようにする効果を持っています。
さらに、ペルソナライドであればこの効果で選ぶユニットは3体に増え、合計6体でのアタックが可能になります。
この手数の多さはDスタンダードでも随一!
ペルソナライドじゃないターン=1回目は少し出力が抑えめになるのは、使用者であるメグミの兄貴分、ダンジの「ブルース」に似通った部分がありますね。
■天輪聖紀における設定
「樹角獣帝 マグノリア・エルダー」
「マグノリア」のグレード4ユニットです。
登場時にソウルから1体をコールする効果、ソウルかリアガードに「マグノリア」がいれば、リアガード全てがパワー+5000し、後列からもアタック、インターセプトができるようになる効果を持っています。
ペルソナライドしなくても、アタックしなくてもリアガード全てが後列からアタック可能になる強力な能力を持っています。
そのシナジーから「蒼砲竜 インレットパルス・ドラゴン」とのコンビが環境でも猛威を振るい、現在は同時使用制限がかけられています。
■天輪聖紀における設定
ライドライン解説「極光戦姫 セラス・ホワイト」
続いては、初期スタートデッキ最後の1種、スタートデッキ第5弾「瀬戸トマリ-極光戦姫-」で収録された、ブラントゲートの「極光戦姫」のライドラインです。
このライドラインの最大の特徴は、なんと言っても「監獄に収容する」というパワーワード。
セットオーダー(遊戯王でいう永続魔法みたいなもの)である「銀河中央監獄 ギャラクトラズ」を活用し、相手の手札やユニットを監獄に「収容」する、他のデッキとは毛色が大きく異なるデッキタイプです。
アニメではブラックアウトの実況役兼まとめ役の瀬戸トマリが使用。
CVはウマ娘のマチカネタンホイザで一躍有名になった遠野ひかるさんです。
宇宙警察というデッキテーマは、本職が警察官であるトマリらしいデッキと言えるでしょう。
誤認逮捕やめてもらっていいですか?
では、1枚ずつ見ていきましょう。
「極光戦姫 ルビー・レッド」
極光戦姫のファーストヴァンガード。これである必要はないので、好きなカードでも大丈夫です。
■天輪聖紀における設定
「極光戦姫 キルナ・ブルー」
ヴァンガードとして登場時に監獄をサーチする効果と、リアガードとして登場時に収容カードがあれば1枚引ける効果を持っています。
このライドラインの核となるオーダー「ギャラクトラズ」をサーチできるカードです。
リアガード効果はおまけでほぼ使わないので、気にしなくていいかなと思います。
■天輪聖紀における設定
「極光戦姫 リサット・ピンク」
ヴァンガードとして登場時、相手の手札を1枚収容する効果と、リアガードの時収容カードがあれば+2000される効果を持っています。
シンプルなハンデスカードでもあるので強力。収容カードをライドライン中に1枚作れて、尚且つ相手の手札も奪える優秀な1枚です。
■天輪聖紀における設定
「極光戦姫 セラス・ホワイト」
監獄に収容された枚数に応じてパワーとドライブが増加する効果、相手のリアガード2体を収容する効果を持った、このライドラインのメインカードです。
基本的には「リサット・ピンク」とあわせて3枚収容できるので、ドライブ増加まで達成可能です。
収容効果はリアガードでも使えるのは実はあまり知られていない…(そもそもヴァンガードにしか乗らないので使わない)
■天輪聖紀における設定
「極光烈姫 セラス・ピュアライト」
「セラス」のグレード4ユニット。
登場時、手札とリアガードとソウルから各2枚ずつ収容する効果と、収容されている枚数に応じて前列がパワーアップし、10枚収容していればクリティカルが上がる効果を持っています。
リアガードだけだった収容効果は「セラス」をドロップが条件に追加された代わりに手札とソウルという普通は触れない領域も収容!もはやガサ入れ
さらにパワーアップは自身だけでなく前列に及び、収容が10枚になれば前列全てがパワー+25000のクリティカル2!
相手のリソースも奪いながら、重い一撃が叩き込めます。
■天輪聖紀における設定
ライドライン解説「封焔の巫女 バヴサーガラ」
最後は、初期スタートデッキより少し期間を置いて発売されたスタートデッキ第6弾「御薬袋ミレイ-封焔の巫女-」に収録された、ドラゴンエンパイアの「封焔の巫女 バヴサーガラ」のライドラインです。
「バヴサーガラ」の最大の特徴は「装備」。
前述の「監獄」のような特殊なオーダーカードである「装備」オーダーを使い、ヴァンガードの性能を変化させることができます。
装備カードを駆使して、攻守どちらにも対応するバランスタイプです。
アニメでは、「overDress」のラスボスでもある御薬袋ミレイが使用。
かつてはユウユの相棒である「トリクスタ」を使っていた過去もあり、「will+Dress」では悩めるユウユにアドバイスと共に「Xo-Dress」を渡したりしています。
天輪聖紀においてもリノらと対峙し、希望の対である「絶望」を象徴する存在として登場。
リノが「トリクスタ」を従えているように、バヴサーガラは対となる「トリクムーン」を従えています。
筆者がまあまあこのあたりの設定がお気に入りで、話そうと思えばこの記事分の長さくらい話せちゃいますが、話がひたすらに逸れてしまうので今回は割愛します。(あくまでライドラインの紹介記事ですしね!)
それでは、1枚ずつ見ていきましょう。
「封焔竜 アーヒンサ」
このライドラインのファーストヴァンガード。これまでの5枚は「これである必要はない」と書いてきましたが、このライドラインにおいては、このカードである必要があります。(詳しいことは後述)
■天輪聖紀における設定
「封焔竜 ナモーカール」
「封焔竜 アーヒンサ」からライドして登場したら、デッキから「封焔の剣 プリティヴィー」か「封焔の盾 スワヤンブー」を手札に加える効果、アタックしたバトル中にパワー+2000する効果を持っています。
先ほどの「アーヒンサ」がこのスキルのために必要になります。効果としては、このデッキで核となる「装備オーダー」を手札に加えるというもの。
デッキの都合上、必須カードなので早めに手札に加えられるのはありがたいですね。
■天輪聖紀における設定
設定とテキストが似通うの、いいよね…………
「封焔竜 ハリバドラ」
「封焔竜 ナモーカール」からライドして登場した時、ドロップの装備を回収できる効果と、アタック時、ヴァンガードが装備しているなら+5000する効果を持っています。
ライドデッキのカードは手札を捨ててライドするので、ライド時に「ナモーカール」で手札に加えた装備を捨てれば実質ノーコストでのライドになります。
■天輪聖紀における設定
「封焔の巫女 バヴサーガラ」
このライドラインのメインユニット。他のスタートデッキの面々とは異なり、グレード4は存在しません。
装備した時にドロップからグレード1以下をコールする効果と、2枚以上装備していれば前列のリアガード全てを退却させ、クリティカルを上げる効果を持っています。
オーダーカードが1ターンに1枚しか使用できないことから2枚以上装備の効果は2ターン目以降になってしまう…と思うかもしれませんが、アニメでも使用されていた「封焔の槍 アーディティヤ」や「封焔竜 アーダルラ」を駆使すれば、1ターンで装備2枚を達成できます。
2枚装備に伴うコストの重さも、自信の蘇生効果で「トリクムーン」を蘇生すれば補えたりします。
「ハリバドラ」と同様に、戦う上で発生する損失をできるだけ抑えられるようなバランスの良さが特徴と言ってもいいかもしれませんね。
■天輪聖紀における設定
難しいこと書いてますが「リノリリ」という少女に「バヴサーガラ」ってすごい人が憑依してますよ。ってことです。
最後に
前回に引き続いてのライドライン紹介、いかがでしたか?
この記事をきっかけに「このライドライン面白そう」だったり、「こんなデッキがあるんだ」と思ってもらえるとメチャクチャ嬉しいです。
前回と今回で紹介したライドライン以外にも、Dスタンダードには様々なライドラインが存在します。
「スタートデッキがある」という点での手に取りやすさからスタートデッキのライドラインを紹介しましたが、また次回以降書くことがあれば、ブースターパックで登場したライドラインも紹介できたらな、と思います。
何より自分はメインデッキがブースター産なので、そこらへんも合わせて紹介したい。
今のところは書くつもりでいるので、また記事を上げたらその時は読んでいただけると嬉しいです!!!!!!
それではまた!!!!!!!!!!!!!
【出典】
・ヴァンガード公式読み物サイト
・カードファイト!!ヴァンガード TCG公式サイト
当サイトに使用しているカード画像は、カードファイト!! ヴァンガード公式ポータ ルサイト(http://cf-vanguard.com/)より、ガイドラインに従って転載しております。 該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。
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