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Vスタンダードのグレートネイチャーについて紹介させてくれ!!!!!!

こんにちは。

今回は僕が普段遊んでいる「ヴァンガード」から、Vスタンダード(Vスタン)の「グレートネイチャー」について紹介したかったりする記事です。

Vスタンダードの記事なんて今更書いても意味ないかもしれませんが、最近ずっと遊んでいたのでせっかくなら記事にしたためたくなりました。

「Gの頃まではやってたけどな…」とか、「スタンダードで遊んでいるけどVスタンダードも興味があるんだよな…」みたいな人の足掛かりになれば幸いです。

①そもそも「グレートネイチャー」って何?

豊穣な自然を誇る、緑の国家“ズー”に存在する、動物たちの総合大学。
森林地帯や平地を含めた広大な学び舎に、世界有数の知能指数を誇る天才達が集まる最高学府である。
「学問」と名の付くものであれば、あらゆる専門学科が存在すると言われており、
学生達は才能や興味に合わせ、各学科に在籍している。
彼らは職員や学生の隔てなく、“グレートネイチャー”の仲間として共に研究し、時に議論し、学び続けている。
傍目には、のんびりとノミを取ったり、あくびをしてまどろんだりしているようにも見えても、
彼らの頭脳は常に、世界の謎や難問に挑んでいるのだ。……たぶん。
(Wikiより抜粋)

グレートネイチャーは、Vスタンダードまでに存在していた「クラン」の一つ。「グレネ」などの愛称で親しまれています。
知識を持つ動物たちが学問を極めるべく、日夜研究に勤しんでいるクランです。

大体は「ハイビースト」という種族に属しており、「動物たちの総合大学」というだけあり、通り可愛い小動物から雄々しい神獣クラスまで様々な動物ユニットが存在します。

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こんな可愛いハムスターや、

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場合によってはドラゴンまでいます。

グレートネイチャーが所属する国家「ズー」は天輪聖記における国家「ストイケイア」の前身もあり、そのストイケイアのライドライン、看板ユニットでもある「樹角獣王 マグノリア」はグレートネイチャーらしい見た目をしています。

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グレートネイチャーの特徴は、リアガードを条件付きでパワーアップさせること。
「ヴァンガードG」までのグレートネイチャーであれば、リアガードのパワーを+する代わりに、ターン終了時にそのユニットを退却させたり、今回紹介する「Vスタンダード」であれば、デッキをめくり出たカードによって強化の内容が変わるなど、トリッキーな戦術がウリのクランです。

②Vスタンダードにおける「グレートネイチャー」の特徴

Vスタンでのグレートネイチャーは、「デッキの一番上をドロップゾーンに置き、そのカードがノーマルユニットかトリガーユニット化によって効果が変わる」(以下抽選効果)という効果を特徴として持っています。

「抽選」とは書いていますが、基本的にどちらの効果でもアドバンテージが発生するようになっています。

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↑のバイナキュラス・タイガーは、ノーマルユニットだった場合はドロー、トリガーユニットだったら1面焼きと前列3体へパワー+5000を与えます。

これだけだとギャンブル要素が強く、「相手のリアガードを退却させたいときにノーマルユニットが出てしまって焼きができない」、「ドライブチェック前だったのにトリガーユニットが落ちてしまった」などの問題が多発し、デッキを落とす都合どうしてもライブラリアウトでの負けがチラつくいわゆる「上振れ前提」のデッキになるのですが、グレード3にそのデメリットがある抽選効果を最大限に活かす効果が備わっています。

↑の「黒影の大賢聖 イザベル」は、相手のヴァンガードがグレード3以上なら、抽選効果を結果に関わらずどちらも発動させる効果を持っています。

つまり、先程の「バイナキュラス・タイガー」なら、山札のドロップを代償にドローしながら相手のリアガードを焼きつつパワーを振るメインアタッカーへと変貌し、「イザベル」自身も落としたカードを拾いながらパワー+15000できるようになります。

イザベルのような「両方行う」効果をヴァンガードに据えながら、どちらも発動する抽選効果を駆使して勝利を目指すのがVスタンダードにおけるグレートネイチャーです。

ちなみに、Vスタンのグレートネイチャーは、クランタイプ「アクセル」に属しているので、どちらかと言えば「攻め」のクランになります。

③グレートネイチャーのデッキタイプ

グレートネイチャーには、大きく分けて3つのデッキタイプがあります。
得意とする戦術がデッキタイプによってかなり違うので、それぞれ紹介していきます。

デッキタイプ「イザベル」

先程紹介した、グレートネイチャーの特徴である「抽選効果」を最大限に活かすデッキタイプです。
2つの抽選効果をどちらも発動させる「イザベル」を中心に、抽選効果のパワーアップを受けたリアガードで戦うデッキです。
今回紹介する3つのデッキタイプの中では、最もカードプールが多いデッキタイプでもあり、攻めと守りのバランスが取れたデッキタイプです。

アニメ「新右衛門編」ではこの「イザベル」をメインカードとして使用しているキャラクター「日比野エスカ」(CV.渕上舞さん)が登場しています。

彼女と新右衛門のやりとりの節々に抽選効果の「二者択一」、「どちらも掴む」というフレーズが使われているので、メディアミックスでエモさを感じたい人には断然このデッキタイプがおすすめです。

エースカード「黒漆の聖賢師 イザベル」

相手のヴァンガードがグレード3以上なら抽選効果をどちらも発動させる効果、登場時にデッキトップ3枚を操作する効果、CB1で自分のユニットの「登場時」効果をコピーし、もう一度発動できる効果を持った「イザベル」タイプのメインヴァンガードです。

抽選効果の両方発動はもちろんのこと、抽選効果のもう一つの欠点である「何が落ちるかわからない」という部分をデッキトップ操作で克服することができるようになっています。この効果により、デッキトップでトリガーを操作したり、抽選効果で落とすカードを決定できるので、「抽選効果」という効果の全ての欠点を補いながらも、デッキトップを操作してドライブ/ダメージトリガーを狙いやすくする、まるでオラクルシンクタンクのようなデッキになりました。

意図的にヒールトリガーや守護者持ちトリガーをドライブで狙ったりすることも出来るので、クリティカルから一気に致死量を狙うだけでなく、耐久するパワーもそこそこ持ち合わせています。

デッキタイプ「ビッグベリー」

前述した「イザベル」と、Vスタンダードの特徴を読んで「それってグレネなのか…?」と思った人もいるでしょう。僕もそう思います。

そんな人のためのデッキタイプが、「ビッグベリー」です。

ビッグベリーは、ヴァンガードG期に存在した「超越ボーナス」の1体。ヴァンガードGまでのグレートネイチャーの特徴である『リアガードにパワー+し、ターン終了時に退却させる』という特徴を受け継いでいます。

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パワーを上げても退却されてしまうデメリットに対し、かつてのグレートネイチャーは退却させた分をドローなどで補ってきましたが、その特徴もしっかり継承しています。

Pスタンで組む人、かつてのグレネを楽しみたい人にオススメです。

エースカード「名物博士 ビッグベリー」

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前述した通り、デメリットで退却してしまうユニットたちの分ドローするスキルと、アタック時にCB1でパワー20000以上のリアガードをスタンドさせるスキルを持っています。

初回ライド時はソウルにグレード3がないので1スタンドできるのは1体のみになりますが、手札からソウルにカードを置ける「はむすけの学友 ロケット鉛筆のはむどん」を使うことで、初回からフルパワーで戦うこともできます。

「はむどん」自身もパワーが増加されて22000になり、対象もパワーが上がるので効果要件を満たすユニットが2体作れて相性抜群です。

前者はこれまでのグレートネイチャーがリアガード退却へのリスクヘッジとして使ってきた「退却時のドロー」を誘発するスキル、後者のスキルはかつてのグレートネイチャーが持っていた固有スキル「達成」をイメージしているかのようなパワー20000を指定する、かつてのグレネのメインVだったビッグベリーを彷彿とさせるスキルになっています。

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G期最後のビッグベリー「仰天博士 ビックベリー」

一定のパワーまでパワーアップしたユニットで連続攻撃して、退却した分はドローする、「あの頃のグレートネイチャー」がこのデッキで叶えられます。

「当時グレネを使っていたけど、効果全然違うしな〜」と復帰をためらうかつての僕みたいなそこのあなた。ちゃんとあなたの知る「グレネ」は生きているぞ。

デッキタイプ「はむすけ」

「はむすけ」は、グレートネイチャー内においてカルト的人気を誇るユニット「はむすけ」を主軸とするデッキタイプです。

「はむすけ」の名称を持つユニットたちを大量に展開しながら攻撃をするかつての「はむすけ」らしさも持ちながら、後半デッキから消えてしまう「はむすけ」をドロップからデッキの下に戻せるようになっています。

それぞれのパワーは大きくありませんが、致命的にリソースが枯渇しやすいVスタンのグレートネイチャーにおいて、「リソースを残す」ことがデッキの動きで確立している珍しいデッキタイプでもあります。

ただし、手札消費が激しく長期戦に向かない部分が欠点です。
せっかくリソース増やせるのに、どうして…

エースカード「はむすけの学友 デカクレヨンのはむやん」

かつての「はむすけ」同様に、なぜかメインヴァンガードなるカードがはむすけ本人でないのはご愛嬌。
1つ目のスキルははむすけ本人を直接指定しないので、ビックベリーでも活躍している「はむどん」、自分のスキルを発動させるために必須となる「はむゆき」、「はむごろー」なども含め、前列でそれぞれ別名という条件を満たせば何枚でもコールできます。。ライド時で最大3枚、スキルを使用してからターンが返ってきて、且つこのカードにライドできるならなんと7枚までコールできます。

初回ライドの3枚ですら十分な性能が発揮できるので、メインヴァンガードらしい性能と言えるでしょう。

2つ目のスキルは、手札2枚を使ってデッキの一番下を公開し、「鉛筆英雄 はむすけ」だった場合はスペリオルライドできる効果。

一見運任せですが、前述した「はむごろー」、「はむゆき」がデッキの下へ「はむすけ」を戻すことができるので、自身のスキルコストで捨てるなどしてドロップゾーンに「鉛筆英雄 はむすけ」があれば効果の条件を気軽に満たすことができます。

そしてスペリオルライド先の「鉛筆英雄 はむすけ」は、登場時にソウルに「鉛筆騎士 はむすけ」、「鉛筆従士 はむすけ」があれば、手札を2枚捨てることで追加のイマジナリーギフトを得つつ、デッキから「鉛筆騎士 はむすけ」、「鉛筆従士 はむすけ」をそれぞれコールするスキルを持っているので、うまく作用すれば初回で7回のアタックが実現します。

手札コストこそかかりますが、アクセルⅡであれば2枚のドローができ、ドライブも1枚はできるので、結果的な手札消費が1枚で済むのもポイント。

元々「鉛筆英雄 はむすけ」自体はVスタンダード初期からいましたが、メインヴァンガードを張れるほどの力はないままイザベル(抽選)もビッグベリーも活かせなくなっていった結果、自分自身ごとカテゴリ化することでようやく使えるようになったカードかもしれません。

10年近い月日が経ってようやくヴァンガードサークルではむすけ本人が大暴れできるようになりました。

それぞれソウルに「はむすけ」を指定したりと条件こそ厳しいものの、ランダム性のないデッキからのコール、スペリオルライドによる追加攻撃など、アクセル版ロイヤルパラディンと言えるような仕上がりのデッキタイプです。

G期、Vスタンダードのグレートネイチャーらしさは少ない異色のデッキですが、他のタイプにも負けない魅力があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はVスタンダードのグレートネイチャーについて紹介しました。
デッキレシピやより深掘りした紹介は別の機会にできればいいなと思っています。
(実際デッキレシピが難解になりがちなクランなので僕自身最適解が見えていません。

Vスタンダード上でそこまで注目されているクランでもないので、興味のある人はぜひ触れてみてください。

それでは。

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