2022/08/28 本日の日記「この1年間が生んで失ったもの」
午前起きたのに一日中寝てました。テヘ。
たまにはこんな日も悪くはない。
「仮面ライダーリバイス」が最終回を迎えた。
この作品、まあ人を選ぶというか、理路整然としていなすぎて人によっては「ガバガバで筋が通っていない」と思ったり、「価値観が狂っていて見ていられない」と思ったりしていたようで、仮面ライダーとしての世間の評価は著しく悪かったなあ、というのがまずある。
これらの感想も「まあ確かにそう思うのも無理ねえなあ」と思うし、東映のブラック常態化問題とかも相まって「叩いていい作品」になってしまったのが1番辛い。
役者たちは全力でキャラクターに向き合ってくれて、作品の至らない細かい粗は役者の熱量で誤魔化している(これは悪い言い方だと思うけど)いい作品だったと俺は思う。
確かにストーリーは俺は好きだけど叩かれても仕方ないちょっと粗があるものだったかもしれない。
でも、あの作品は間違いなくやりたいことのために全力で取り組んでいて、ライダーが多かったのも役者たちを見ていると「仮面ライダー」への夢に少しでも応えてあげたいという結果、ちょっと多くなりすぎてしまって、その流れで進むとストーリーも少し破綻してしまう。
そういうジレンマがあった作品だったと思う。記念作品だったこともあり、「合わない」と思った人は「こんなのを記念作品にするなんて東映も終わったな」と思ったかもしれない。
でも、そうじゃない。いろんな事情を上手く作品にまとめ上げるには、多少無茶してでも作らなきゃならん、という悲しい部分が目立ってしまった。
それだけの話だ。普通に面白く見ようと思えば無限に面白いポイントがあった。
昨今ありがちだけど、「つまらない、クソだと思って見るからつまらない」のだ。
みんながSNSでつまらないと思ったって言い続けた結果、叩いておもちゃにしていい作品の烙印を押されてしまったのが1番悲しい。
もうこの話したくないや。とりあえずつまんねえと思ってみんながそう言ってるからって作品はおもちゃにしていいわけじゃねえよ。
それだけ言いたい。