[2023/07/16]本日の日記「その日、間違いない幻覚を見た」

「IDOLY PRIDE VENUS PARTY THE FIRST」2日目。

昨日とは打って変わって、未披露楽曲のオンパレード。

ずっと干されていたクロッカスの扉、なかなか披露のタイミングも少ないであろうソロ曲など、あまりにも昨日と方向性が違うので驚いた。

そして今日も新曲。まずはfranのソロ。

知らないイントロにまだ2回しか見てない分見慣れないLynnがいきなりバックステージに降臨したので一瞬理解が追いつかなかった。すごい。すごいよこのひと。

同日にウマ娘があったことを考えると、ウマ娘を蹴ってでも山田・フランチェスカ・香織をやってくれたLynnさんには感謝しかないな。素晴らしかった。

そしてもう一つの新曲、新ユニット。

いきなりkanaの声がしたと思ったらこころの声もするわ優の声もするわで大爆笑。どんなユニットだよお前ら。

実際、kanaは実家の太さ目当てに優と何度か接触しようとしていたのでいいかもしれない。

冷静に後から考えると、意図的に個人個人にフォーカスされたユニットな気がしてきた。

kanaはⅢX以外での活動がある程度できる(SNSは個人運用とする)ので、別ユニットに召喚してもある程度こなせる。

しかし実際ユニットでの活動となると経験は浅く、特に本人の性悪さはユニット内に間違いなく不和を作るものだが、その悪意が通用しない相手がいればどこかで本人の面倒見の良さが出てくる。

しかも実際ユニット活動でも困ったらfranをイジる形でfranの対応力に甘えることが多いので、個人での成長が強く促されることとなる。

(下手なことをすれば優とこころはマジギレするタイプだし)

kanaと現状バチバチなこころも、生意気な行動をとる自分を100%受け止めて、結果的にブレーキもこなす愛と一緒に参加することで、精神面での成長が図られている。実際、大事な相棒の愛と怒らせたら怖いことを知っている相手の優、それに同じユニットになったこともあるすみれとメンバーが揃っていれば、下手なことはできないし、空気も読める子なので安心だろう。

愛は純粋なので、さくらのような役割が期待できる。このポジティブさは、ユニットを上手く回す方向へ繋がるだろう。(過剰なイジリには自分で気がつける、もしもの時はこころが気づいてレスバトルをする構図が出来上がっている)

何より生粋の天然ボケなので、下手な争いを愛の行動がきっかけで諌めやすい。こんなことしてる場合じゃねえ!って思わせるタイプだ。優秀。本人はそれを一生自覚しないでほしい。

優はあからさまにⅢXに京都人ムーブをかましているので(franの誕生日とかもはや露骨だった)、kanaに対してもいい顔はしていない…と思われる。

しかもkanaには結構ダルい絡まれ方をしているはずなので、下手をすると本気のトラブルに発展しかねない。

しかしまあ、ここにすみれを配置するのであれば、多少は大人になろうと努力するだろう。そのためのすみれ。鈴村優というキャラクターの最終防衛線をたった一人で背負うことになってしまうが、本人は純粋ながらセンターも勤め上げる裁量を持ち合わせ、こころも諌められる稀有な存在なので仕方がないのだろう。

以上の点から奇跡的なバランスで成り立っているんだけど、なんでこんな危ない橋を渡らせているんだ??????

曲自体も非常に盛り上がり重視の曲だったので今後の実装が気になるところだけど、見るたびヒヤヒヤしそうなユニットだ。


そして今回の大目玉、song for you。

連番者がこのコンテンツの最古参なので聞いた話だが、神田沙也加氏が最初で最後にsong for youを披露したのがこの幕張だったそうだ。

それを踏まえた幕張での琴乃のsong for you。間違いなく、来るものがある。

そもそも自分は琴乃を最推しとしている以上、涙が込み上げなければおかしい。イントロが聞こえた瞬間、理解ができなすぎて自分じゃありえないほどの悲鳴をあげてしまった。慌ててMVの緑にペンライトの色を変え、もはやただ直立していただけだった。

あの数分間、何度涙で前が滲んだことだろうか。冗談抜きでリットルレベルで涙が出て、ただただ立ち尽くしたのはいつぶりだろうか。アイマス時代ですらなかなかここまで泣いたことはない。

何度も泣いた最後、滲んだ視界がとらえる橘美來さんは、ふとあたりを見渡して、しっかりと頷いていた。

アニメでもあった、姉の声が聞こえたような気がした瞬間そのものだった。

あまりに泣きすぎて涙で滲んだその姿が、涙のせいで2人に見えてしまったことで、感情が終わった。それ以降の記憶は正直言って曖昧だ。

他にも2人のⅢXとか、バックステージで間近に見ることができたクロッカスや星見アンバサダーの話などもしたいことは山盛りなのだが、言いたいことは本当に一つ。

思ったより自分の中でこのコンテンツの存在、デカいです。なくてはならないくらいには、今の自分を構成する一つになっていたことに気づくことができたいいライブだったと思う。

最古参の連番の言うことを信じてきて良かった。連番へ心からの感謝を。自分が今こんなにたくさんの感情でいっぱいなのは君のおかげだ。

次は冬のツアー。どこか一つでも行ければいいなと思うが……

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