【Chatty+BOOKレビュー】『政治学者、PTA会長になる』岡田憲治
Chatty+ナビゲーターのミズキがブックレビューに挑戦の巻!!!
今回ご紹介する本ですが「政治学」の難しい本ではありませんので安心してください('ω')ノ
踏み込んだ先は「魔界」だった!って(笑)!!!
保育園の父母会役員、卒業対策委員会(略して卒対)、保護者(クラス)会役員、PTAなど、子育てしていると、いつかは向き合わなきゃならない、あれです、あの魔界がテーマの本です。
保護者の活動、って
自ら立候補する人はもちろんいるかもしれないけれど、
義務感から引き受ける人、
謎の推薦制度で押し付けられてしまう人、
など、ネガティブな入口が多いものです。
近年は「コロナで行事が少ない今がチャンスだから今年やるわ!」なんて声をたくさん聞きました。
なんだか、子どもの習いごとをさせる”よくある理由”を思い出します。
今のうちにやっておいた方が(のちのち考えると)お得だから。
え・・・いったい何の対策?ダレ得?ナニ得?
そんな私も、全くもって胸を張れるわけではありません。
娘が年長に上がる直前、娘のお迎え時、そこに居合わせたママ友に、こんなことを言われました。
良かれと思って、そう助言してくれたママ友には、私が役員をやろうが、やるまいが、何を決める権限もありません。
ただ、「そういうものだから」という、慣習から?ご本人思い込みにより、少しでも私が苦しまないよう気づかって、愛情込めて声をかけてくれたのです。
おかげさまで、その言葉に強めな違和感を感じながらも、言われるがまま、役員を引き受けてしまった私でした。(「問い」を売りにしている掘り下げ芸人なのに恥ずかしいw)
そして、踏み入れた先は、、まさに魔界でした。
見事に「なんなんだ、、、ここは地獄か?これはなんの試練だ?」の嵐や沼にハマり、頭痛、膀胱炎、それまでなかったストレス由来の体調不良などに見舞われた1年でした。
ちりばめられたメッセ―ジは「他者と生きるためのチカラ」
「政治学者、PTA会長になる」は、私の魔界での1年間の苦労が、スゥ〜~っと浄化されたような、お焚き上げされたような、報われたような気持ちにしてくれた本。
大学教授、政治学者である著者が、その独特な組織、仕組み、矛盾、泳ぎ方などを、コミカルに分解して、読みやすく考察してくれています。
時々「ぶはっっ!!」と、ふき出しながら、また時々思わず涙ぐんでしまいながら、、、あの頃の自分の苦しみやモヤモヤ、想い、を成仏させてくれました。
ただの「ここが変だよPTA!」的な、突っ込んで終わるだけの本ではない裏テーマならぬメインテーマに心を打たれたのです。
実は、この本で伝えたかったことは、筆者の3年間のすったもんだPTAエピソードにちりばめられた(すこし引用を含めて書くと↓)”人が他者と協力して生きていくために備えているはずの「力の種」”のようなもの=細胞の話だ、というのです。その細胞とは、
心にグサッッと刺さりすぎてーーーー
このブログを読んでくださっている方に、上記の引用だけは、読み飛ばしてほしくないので、AIミズキが読み上げてみました♪
アマチュアの一発レコーディングなので、発音のゆがみなどはご容赦( ´艸`)
ぜひ、この部分だけは、目からだけでなく、耳からもインプットを・・・どうか47秒耳を貸してください。
私がChatty+をやっている理由を、見事に言語化してくれた気がします。
Chatty+をサードプレイスと慕ってくれる、地域の子育て仲間たちと共に、孤育てで苦しい思いをしているモヤモヤママのために、これからも心地よい場づくりをしていこう!と改めて思いました。
オカケン先生と語りたい!!!
今回のレビューでは、Chatty+的に一番強く印象に残ったところを書きましたが、この本がスタートラインとなって、
・政治学とは
・主権者
・平等・不平等
・自治
・民主主義って、、、
小難しいワードを連ねましたが、そんな話題にまで繋げられるし、むしろ、そもそも、政治って我々子育てママにとって身近で、いつも切り盛りしてるアレじゃん?なんだってことに気付かされます。
PTA、習い事関連、ご近所、家族やパートナーシップ。全て「政治」、私たちは「まつりごと」のど真ん中にいるんじゃない??
で♪
Chatty+では、著者である岡田 憲治先生をお招きしてのゆるっとトーク会を企画しています。2023年夏ころ開催したいところ。
ぜひ、Chatty+のFacebook、Instagram、LINEなどで情報ゲットしてくださいね(^▽^)/
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