きのことハルミチーズがあるときは、お肉お魚無しでも。
ベジタリアンやビーガンの人は、信念を持っていてすごいなあと思う一方で、私はというとお肉お魚が一皿ないとなかなか満足できないわがままなタチです。
イギリスではたくさんのベジタリアンレシピが至るところで見れるようになっていて、試してはみたものの、「あ〜、食べた〜!」という満足感が足りず、ついついおやつに手が伸びてしまう始末。
やっぱり、美味しい塩やスパイスで味付けしたお肉やお魚なしの食事はもの足りない…と思っていた矢先に、こんな発見がありました。
先週末、夫とストリートリーという、レディングにある街の、かわいいホテルに宿泊しました。
The Swan at Streatly というホテルで、インテリアがモダンカントリー調でとっても可愛いんです。一年の終わりがけ、仕事もなんだか疲れてきたな…というときにくつろぐ場所にぴったりで、気付けば我が家の恒例行事になっています。川の眺めがある部屋を予約したので、家でしょっぱい系と甘い系のマフィンを両方焼いて、窓辺に座って食べる準備も万端に出発しました。食べるのが楽しみなものがあると旅行は無限大に楽しい!
そこのホテルには、Coppa Clubというロンドンにもあるレストランが併設してあって、そこの食事がめちゃめちゃ豪華な訳でもなければ完全なカジュアルダイニングでもない、すごくいいところをついてくるんです。大人も子供ものびのび美味しいご飯を食べて、可愛い犬も床で寝てるような場所で、まさにステイケーションにはぴったり。
話は逸れましたが、そこの朝ごはんが私の1番のお目当てなんです。イチオシのガーデンブレクファストには、サワードウブレッド、バター、目玉焼き、グリルしたトマト、肉厚のキノコとハルミチーズに、蒸したケールがお皿いっぱいに乗ってきます。
サワーブレットとトマトの酸味、バターときのこの旨味、ハルミチーズのしょっぱさとケールの苦味がいい仕事をして、ソーセージとかサーモンとかのことは忘れちゃうくらい満足のいく食事が楽しめました。
別にベジタリアンになる予定があるわけじゃないけど、満足のできる美味しさの幅が広がると嬉しいですよね。
それにしても、ハルミチーズはかなりしょっぱいから、おやつにこれだけとかはむずかしい。この前誰かのレシピでみたように、コーンと削ったハルミを美味しいハーブと小麦粉類と混ぜてフリッターにする食べ方、絶対美味しいだろうなあ!
世間を二分にするマーマイトも、チーズオントーストの下に忍ばせると美味しいし、やっぱり旨味と塩気が合わさると満足いくような気がしています。
足のむくみのためにも、塩分量には気を配りながら、おいしいご褒美をたくさん食べたいな!
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