EP016 ちゃってチックRadio「バッハのように、シンプルに(後編)」
EP016 ちゃってチックRadio
「バッハのように、シンプルに(後編)」
会話中に出てきた用語・ネタの補足です。
ゲストにDTMコンサルタントのshoさんをお迎えして話を伺った後編。テクノロジーのや技術の進歩によって、激しく環境が変わっていったこの約30年間、どのようにDTM(デスクトップミュージック)や曲作りが変化し、発表の場が動いてきたのかをお聞きしました。大変おもしろい話だったので今回は前・後編に分けてお届けしています。
※DTM(デスクトップミュージック)とは、パソコンと電子楽器をMIDIなどで接続して演奏する音楽、あるいはその音楽制作行為の総称。
今回のゲストDTMコンサルタント sho(ショウ)さん
プロフィール
声楽家の父、オルガニストの母のもとで育ち、5歳の時に触れたYAMAHA DX7に衝撃を受けシンセサイザーの洗礼を受ける。
初めての打ち込みは小学生の時、その後14歳でシンセサイザーを購入。以来現在までの約25年に渡ってトラックメークを行ってきた。2006年頃から制作基盤をソフトウェアに転換する。
個人名義の他、2014年からDJ Esakiと「Siguiente Tecnologia 」を、2016年には福岡のtop female DJの1人であるDJ JAMMYと「The Dealer」を結成するにいたる。
そしてThe Dealerプロデュースのトラック「Push」が世界最大規模のフェス「Tomorrowland 2016」で、Siguiente Tecnologiaプロデュースのトラック「Get On The Bus」がブラジルのクラブ、Warung Beach Club 15 Years にてハウスのビッグレーベルであるDiynamicのオーナー、SolomunによってプレイされたことがきっかけとなりManualオランダ)、Glasgow Underground(イギリス)、dear deer(ウクライナ)、Eleatics(ドイツ)などヨーロッパの主要レーベルからのリリースを果たした。その前後もHouseやTechnoといったジャンルを中心にプロデュースし、福岡を拠点に様々なイベントに出演するに至る。
トラックメークにおける座右の銘は
「バッハのように、シンプルに」
運営されている
Cor Recordingsのプロフィールより
DTMスクール
音楽制作歴25年。イギリス、オランダ、スウェーデンなどの様々なレーベルから楽曲をリリース。 1対1のレッスンなのでグングン
correcordings.com
shoさんの曲や
ユニットでやられている曲など聞ける
shoさんの楽曲はこちらで
お聴きいただけます。
noteのページもあります。
Spotify版
Apple 版
Anchor 版
Google Podcast版
EP011より
YoutubeやInstagramのIGTVでも
動画版をご覧いただけるように
なりました。
Youtube版
IGTV版
ちゃってチックRadioはもともとPodcastの番組でしたが、EP011よりPodcastの収録をInsta Liveの生配信、もしくは動画撮影を同時に行い。編集後PodcastとYoutubeとIGTVにて公開しております。
見る方、聴く方の環境にあった
プラットフォームでお楽しみください。
今回はEP015の続きの話
ゲストにDTMコンサルタントの
shoさんをお迎えしての後半戦です。
0:30〜作曲活動を通じて、発表の場を
DJの現場に移し、その活動の中で知り合った
相方DJ Esakiとの曲作りの話から
後編は始まります。
1:40〜曲を作りたいDJ Esaki
曲作りをずっとやっていたDJ Sho
この二人のユニット
Siguiente Tecnologia
(シグエンテ テクノロジア)
の曲作りや活動が始まる。
1:50〜初めての曲作りの話
DJ歴も長く様々なダンスミュージックに精通している
DJ Esakiの、曲作りに対する考えの違いに驚きつつも
次第に、DJカルチャー的なの曲作りにハマっていくDJ Sho
DJ SOLOMUNのDJプレイ
2:50 〜暗くしよう
もっと、地獄みたいな雰囲気にしよう
3:30〜ヒップホップ出身のDJ Esaki
の話(写真左)
4:00〜DJ Esakiの様々な
聞いているポイントの話(写真右)
インターネットの世界が広がり
有名なアーチストでなくてもネット上に
曲を公開することができるようになる
Sound Cloud
2016年には音楽のyoutubeって言われてたんですね。
2018年には経営が厳しいと話題になってました。
しかし現在はSoundCloudを活動の
主戦場とするインディーズの音楽家が
作った音楽カルチャーが、
メインストリームで完全に市民権を得たのです。
(※これとてもいい記事です。ぜひ!)
今ではspotifyやAppleミュージックがメジャーですが
それは音楽を聞くプラットフォームであって
SoundCloudは
曲を作る人達の大切な発表のプラットフォーム
だったのです。
同じ様に二人で作った曲を
SoundCloudアップしてきた二人
二人で作った曲を
紹介してもらいました。
1曲目紹介
Microcarpa (Plus Mix)
Siguiente Tecnologia
もともとあったMicrocarpa
のなっている楽器(音源)を変えてPlus Mixとして
再発表された曲。
オリジナルも淡々として好きですが、
音源が変わったことで、淡々さの中に
すごいメリハリが聴いてて、グルーブ感が増している。
Mixですね。
9:00〜アーチスト名をちゃんと言えない
申し訳ないani
Siguiente Tecnologia
シグイエンテ テクノロジア
です。
10:00〜曲の長さの話。(point)
10:40〜歌がない
12:10〜サビに歌がないEDM
12:20〜クラップが頭のEDM
2曲目の紹介
二人のもう一つの活動のユニット
JSEの曲を紹介していただきました。
Sisters Bond / JSE
こちらはindie danceジャンルの曲。
リズムのグルーヴとミニマルなウワモノ
この2つがバラバラになったり、混ざったり
中毒性あってかなり好きな曲です。
14:20〜曲できたあとにタイトル決め
タイトルはDJ Esakiが決めることが多い。
15:00〜曲を作る中で、
発表する場にSNSやyoutubeが加わっていく
youtube
instagram(IGTV)
16:00〜海外のレーベルと契約して、
作った曲を発表、販売も始まっていく
Beatport
Traxsource
iTunes
spotify
17:00〜グラミー4部門
ビリー・アイリッシュ Bad Guyの話
ベッドルームミュージックの話
トラビス・スコットも
スタジオというか普通にリビングで
低音出しまくり反響しまくりで曲作ってますね。
18:40〜コロナ禍の話
one world together at homeの話
コロナ禍でライブができない現状で
自宅やスタジオからライブ配信をする
アーチストがどんどん出てきた。
これをきっかけに、更に自分のスタジオから
発信をしようと思い、音楽だけでなく
家をどう見せようかなど考え出した。
室内の緑化なども力を入れるなど。
いわゆるネットの向こう側の人たちに
どの様に移るか「映え」も意識するようになった。
20:50〜音楽だけでなく、映像発信にも
どんどん興味を持つようになった。
21:30〜コロナ禍の影響で、
リアルな場でのDJやライブが
ネットの中での音楽や映像の発信に変わっていく
22:00〜IGTVに上げたアンビエントの
音楽が、フォロワーさんのヨガインストラクター
の方に自分のヨガスタジオで流したい。
という声が上がったり。
23:00〜有名なプラットフォームに
有名なアーチストや著名人と同じと並ぶように
上げることができる。
23:40〜モーニングジャムの話
shoさんは毎朝15分間
演奏のライブ配信を
Insta Liveで行っている。
24:30〜幸せとは「自分の経験のDNA」
の受け渡しの話。
25:40〜DTMの講師として
曲作りを教えることの話。
26:10〜ソフトの勉強も
オンライン授業の時代
26:30〜ジモティなどにも上げて
生徒さんが集まる。
27:50〜
激しい状況の変化もあったが
考え方も変わり、自分の可能性が
広がった、この半年。
29:20〜1日や1週間の生活のルーティーンが
出来上がってくる。
30:00〜話すことが好きがコンテンツになる?
31:30〜コロナがなかったら海外に
行ってみたいと思ったが今は
インターネットでできることの可能性が広がり
あまりリアルの場じゃなくでも
できることがあると思っている。
33:00〜 リアルな場にいかなくても
体験できる時代、コーチェラの話。
上記のrealsoundより引用させていただきました。
34:00〜最後に一言
講師など引き続き教えていくが、
1アーチストとして、可能性を信じて
どんどん曲を作り発信、発表をしていきたい。
前後半に分けて
お届けしたShoさんの話
いかがでしたか?
DJや曲作りをされてる方はもちろん
何かを始めたい方や、
ものづくりをやってる方には
非常に刺激のある話だったのでは?
また機会があれば
次回はDJ Esakiと一緒に
お話聞かせていただきたいと
思います。お楽しみに。
ちゃってチックRadioに関する
ご意見ご感想、
ゲスト出演の希望などは、
twitterのDMや
instagramのメッセージ
またはメールアドレス
chattetic@gmail.comまで
お送りください。
このnoteでは
ちゃってチックRadioの話を元に
補足や備忘録として書いています。
補足内容に不備や正確ではないところが
あるやもしれませんが、大まかな概要と
いうことで「なんちゃって」で
「○○チック」な気持ちで
読んでいただければ幸いです。
EP016の後日談
とにかく「やる」そして「続ける」
そして時代の変化やニーズに
「あわせる」、しかも「すぐに」
それを話しの節々に感じる
刺激あるお話でした。
shoさんの音作りのDNAが
楽曲を購入した方々や生徒さんにも
広がっていくのが最高ですよね。
自分の「楽しい」が引き継がれていく
こんな幸せはありません。
Spotify版
Apple 版
Anchor 版
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EP011より
YoutubeやInstagramのIGTVでも
動画版をご覧いただけるように
なりました。
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ちゃってチックRadioはもともとPodcastの番組でしたが、EP011よりPodcastの収録をInsta Liveの生配信、もしくは動画撮影を同時に行い。編集後PodcastとYoutubeとIGTVにて公開しております。
見る方、聴く方の環境にあった
プラットフォームでお楽しみください。